「ラウドロック今昔 – 若手エクストリームドラマー 日本編」Allen(アレン)、Julien、田浦楽

「ラウドロック今昔 – 若手エクストリームドラマー 日本編」Allen(アレン)、Julien、田浦楽

ラウドロック、ひいては音数が多く、高いBPM値のエクストリーム系音楽を演奏するにおいて、数々の重要なポイントが考えられる。機材、音作り、プレイヤー自身の力量等々……人によって思う所は様々だろう。

その中でも、速さしかり、精密性然り、高度なスキルが求められるドラマーポジションは非常に重宝される。速さに着目すれば、古くはメロディックスピードメタルやスラッシュメタル等の楽曲から始まり、近年はブルータルデスメタル等のBPM200強〜300超えの曲も現れているヘヴィメタルシーン。ブラストビート等を用いて、この様な圧倒的速度への対応はエクストリームドラマーとして、必須だと言えよう。また、近年のメタルコアやポストハードコアにおいて、ドラマーは複雑なブレイクダウン・Djent・Chugパートに合わせてキックを合わせる必要性がある。

上記の様に、高度なスキルが要される為、エクストリームドラマーとして名を確立する事は至難の技に違いない。ただ、2018年12月現在、これらのスキルを体得し、音楽シーンで活躍している若手ドラマーがいる事も事実。

今回、このコラムでは、「ラウドロック今昔 – 若手エクストリームドラマー 日本編 Vol.1」として、Allen(アレン)、Julien、田浦楽の3人にフォーカスし、紹介を行う。

文・編集 / 宮久保仁貴


【Allen/アレン】

Allen(アレン)は日本人とアメリカ人のハーフであり、TYRANT OF MARY、Necrolust、茗荷谷BOYS、スリップノット杉並、BBイコール、Serenity In Murder、数々のメタル・ハードコアバンドに所属しているエクストリームドラマー。メタルをルーツに持つ彼の特筆すべき点として、圧倒的なブラストビートとツインペダル活用によるツーバスの速さが挙げられる。その力量は、Serenity In MurderやTYRANT OF MARY等のメタルバンドで感じ取る事が出来る。

かつ、近年はキリト(Angelo/Vo)のソロ公演のサポートDrを務めたり、有名YouTuber”MasuoTV”にも近年出演しており、これらの出来事から彼の事を知った読者も多いのではないだろうか。確実なスキルを持ち、容姿端麗、かつ活動のフィールドを広げる彼の姿を、今後貴方が見かける可能性は低くないはず。

関連 : Allen(アレン) インタビュー | TOPPA!!(トッパ・闇鍋的WEBメディア) / https://toppamedia.com/allen-interview/


【Julien】

Julienは東京都を中心に活動するメタルコアバンドGraupelのドラマー。また、彼はGraupelの活動を進めつつ、過去、ポストハードコアバンドDayfalls.のドラマーとして活動していた。この他、YouTube及びTwitterに自身のDrプレイ動画をアップしており、初期の 動画ではAS BLOOD RUNS BLACK(USA)やBRING ME THE HORIZON(UK)、VEIL OF MAYA(USA)等のエクストリームバンドをカバー。現在のスキルの片鱗がここでも見られる。

また、Julienのドラムプレイを語る上で、多用されるグラヴィティブラスト、複雑なブレイクダウン・Djentパートに対する精確なプレイが挙げられる。Graupelの楽曲自体が非常に高度なエクストリームメタルであるからこそ、彼のスキルが最大限に生かされているのだろう。また、2018年12月12日現在、Julien自身のTwitter上にアップロードされた「Bereavement」のドラムプレイスルー動画(※一部尺抜粋ver)の再生回数4万6千を突破。これからの活躍に更に期待がかかる。

関連/ Graupel(グラウペル) インタビュー | TOPPA!!(トッパ・闇鍋的WEBメディア) : https://toppamedia.com/interview-graupel/

次ページへ

Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.