多様化するVTuber – オリジナル曲を歌う音楽VTuber 富士葵、キズナアイ、ときのそら

多様化するVTuber – オリジナル曲を歌う音楽VTuber 富士葵、キズナアイ、ときのそら

近年、カルチャーとして確立されつつあるバーチャルYouTuberこと”VTuber”。

現在、日本のTOP VTuberとして活動しているキズナアイが2016年に活動を始めてから早2年。彼女の登場をきっかけに、CH規模の大小・ジャンル・企業、個人プロデュース問わず、数多くのVTuberが誕生。現在もその勢いは衰える事を知らない。

そんな中、VTuberの中でも、2018年現在、音楽に特化したVTuber、あるいは音楽活動も並行して行うVTuberの存在を無視する事は出来ない。前者に関していえば、「歌ってみた」や「踊ってみた」、はたまた「弾いてみた」「叩いてみた」、トラックメイキングまで、非常にその幅は広い。後者に関して言えば、近年はキズナアイが2018年12月29日Zepp DiverCity(TOKYO)、12月30日Zepp Osaka Baysideにて、バーチャルYouTuberとして世界初・史上最大規模となる単独ライブイベント「Kizuna AI 1st Live “hello, world”」を開催。この他、富士葵やグループYouTuber”えのぐ”がユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たした事も記憶に新しい。

今回、このコラムでは、「多様化するVTuber – オリジナル曲を歌う音楽VTuber」として、音楽活動を行っている富士葵、キズナアイ、ときのそらの3組にフォーカスし、紹介を行った。

文・編集 宮久保仁貴


【富士葵】

富士葵は2017年より活動中の現役女子高生・バーチャルタレント・YouTuber。相棒のキクノジョーと共に、面白動画やゲーム実況、謎動画(?)等をアップロードしており、可憐である反面、謎動画(?)において時折不思議な一面も見せる彼女。2018年12月11日現在、YouTubeのCH登録者数は16万強であり、熱狂的なファンが富士葵の動画を日々視聴している。また、邦楽やアニメソング・ボーカロイド等、幅広く「歌ってみた」動画を頻繁にアップロードしている事も、大きな強みだ。いずれの歌も表情豊かであり、高度な歌唱力を確信させる。

そして、富士葵は2018年11月7日メジャーレコード会社ユニバーサルミュージックから『はじまりの音』をリリース、見事メジャーデビューを果たした。本作のプロデューサーとして、FUNKY MONKEY BABYSやflumpool等の作編曲・プロデュースを手がける田中隼人(agehasprings)氏を起用。タイトルトラック「はじまりの音」は、明るくポジティブな歌詞と共に、疾走感溢れるメロディ、富士葵の優しくも力強い歌唱が調和している。

2018年12月11日現在、活動1周年を迎え、オンラインもオフラインも非常に幅広く活動している富士葵。VTuberシーン及び現実世界でも活躍しつつ、音楽系VTuberとしても、大きな成長を見せた彼女のこれからの活動には、期待が高まるばかりだ。

関連/富士葵 インタビュー | TOPPA!!(トッパ・闇鍋的WEBメディア) : https://toppamedia.com/interview-fujiaoi/

富士葵 インタビュー


【キズナアイ(A.I.Channel)】

キズナアイは2016年より活動中のバーチャルYouTuber。2018年現在盛り上がりつつあるVTuberシーンにおいて、黎明期から現在までシーンを牽引するTOP VTuberとして活動している。所謂YouTuber的動画は勿論の事、ゲーム実況や、CHの大小規模問わず他VTuberとのコラボ動画、「キズナアイ裁判」や「スナック愛」等の名物コーナー等、その活動は多岐に渡る。

また、予てより「歌ってみた」「踊ってみた」動画をアップロードしていたキズナアイだが、2018年7月にオリジナル曲「Hello,Morning」を公開した。本楽曲は若手トラックメーカーNorによる作編曲プロデュース、キズナアイ自身の作詞によるものであり、フューチャーベースサウンドに、彼女自身の甘くて優しい歌声が見事に相乗効果を生み出している。

また、2018年10月より、キズナアイは9週連続オリジナル楽曲リリースを発表。2018年12月11日現在、YunomiやAvec Avec、Nor、Pa’s Lam System、TeddyLoid、MATZプロデュースの楽曲が発表されている。

そして、キズナアイは2018年12月29日Zepp DiverCity(TOKYO)、12月30日Zepp Osaka Baysideにて、バーチャルYouTuberとして世界初・史上最大規模となる単独ライブイベント「Kizuna AI 1st Live “hello, world”」を開催予定。尚、2018年12月11日現在、東京公演のチケットは完売しており、彼女のライブに対するファンの熱量が感じられる。VTuberシーン全体としても、そして音楽活動を行うVTuberシーンの両側面を最前線で走る続けるキズナアイ。今までも、そしてこれからの活動も目が離せない。

関連/ Kizuna AI 1st Live “hello, world” : https://2018hello.world/

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