【くじら】
歌い手のyamaとの楽曲「ねむるまち feat.yama」が2020年頭のSpotifyバイラルチャートにて9位にランクインしたことで、J-POPシーンからも注目を浴びるボカロPくじら。
自身のことを根っからのボカロオタクと語るくじらは、2019年4月から楽曲を投稿し始めたボカロPである。同じく歌い手のAdoとの「金木犀 feat.Ado」や、めいちゃんとの「夜桜 feat.めいちゃん」など、実力派の歌い手との共演が多い。
そのくじらが創りだす楽曲はローファイ・ヒップホップ的なチルでメロウなサウンドから煌びやかなシンセが彩るシティポップなど、抜け感のあるもの。そのままBGMとしても聴けてしまうフィーリングは世代を問わずリーチするに違いない。Spotifyバイラルチャートにて9位というのも頷ける次世代のボカロPだ。
【R Sound Design】
先に紹介させていただいたTHE BINARYの楽曲「LAZULI*」にて作詞作曲も手がけるR Sound Designは、バンド活動を経てボカロPとなった。
ギターのみならず、DJや動画制作までひとりで手がけるR Sound Design。シンガーソングライターのいゔどっとや元アイドルの田口淳之介にも楽曲提供を行う。
2015年ころから本格的にネット上での活動を開始し、2016年に自主レーベル“R Sound Design”を立ち上げる。2017年に1stボーカロイドアルバム『City Girl Syndrome』を全国流通となる。その後もボカロ曲のリリースや楽曲提供行いながら2020年の7月に多くのシンガー~クリエイターが一同に会した1stアルバム『ニュアンス』をリリース。
今まさに勢いに乗る彼の楽曲もシティポップをボカロに落とし込んだ垢抜けたサウンドメイクが特徴である。
ボカロ×シティポップという新感覚の幅広げつつ、マルチクリエイターとして多方面で活躍するR Sound Design。ぜひご一聴を。
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