Hibiki Shiraishi(白石響) インタビュー

Hibiki Shiraishi(白石響) インタビュー


Hibiki Shiraishi(白石響)
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バンドキッズがバンドマンとしてデビューする理由は様々だが、その中の一つとして、「夢を与えてくれた憧れのバンドマンと共演したい!」といった理由がある。今回ご紹介するHibikiもその中の一人だ。彼自身あるバンドとの出会いをきっかけに、バンド観が180度変わり、今や全国圏内で活躍し、名実共に日本ラウドシーンの若手ドラマーの中でも目覚ましい成長を遂げている!

今回TOPPA!!編集部は、彼に対し、ドラムを始めたきっかけや音楽的ルーツ、現在の活動などについて、余すところなくインタビューを試みた。

取材・文・編集 / 宮久保 仁貴   Photo by Yami


 

-Hibiki様がドラムを始めるきっかけ、そして現在に到るまでの経歴を教えて下さい。

 

Hibiki : 両親がプロミュージシャンということもあり、子どもの頃から音楽には慣れ親しんできました。その影響からピアノやパーカッションの演奏をやってはいたんですが、英才教育などを受けていたというわけではなく、いわゆる子どもの習い事といった感じでした。実際、中学では野球部、高校ではテニス部と、音楽とはほとんど関係ない学生生活を送っていて、特にテニスは高3の最後で全国大会に出たほど打ち込んでいました。

肝心のドラムはというと、高校の音楽の授業の自由発表で、「バンドやりたいからドラムやってよ!」クラスメイトに頼みこまれ、無理やらされたのがきっかけです(笑)。パーカッションが出来ることは周りに知られていたので、実はドラムは出来ないとも言い出せず、結局本番までの1ヶ月間で必死に練習して何とか乗り切りました(笑)。演奏した曲はBUMP OF CHICKENの”オンリーロンリーグローリー”という曲で、これが初めてドラムを叩いた思い出の曲ですね。それがドラムを始めたきっかけなんですが、先ほども話したように、あくまで生活の中心にテニスがあったので、ドラムは月に数回自宅で気晴らしに叩いていたくらいで、バンドなどは一切やっていませんでした。

大学に入ると、高校と同じくテニスがしたくて、テニスサークルに入りました。あとはドラムも少しだけ叩けるし、「まあ一応入っておくか」という感じで軽音サークルにも入りました。ただ、テニスサークルって飲み会ばかりというか、いわゆる世間のイメージ通りで、あまりにつまらなくてすぐに辞めちゃいましたね(笑)。ただその一方で、軽音サークルの方が本当に楽しくて、大学1年の夏には生活の中心がテニスからドラムに移りました。元々一つのことに打ち込みやすい性格なので、学校以外の時間は全てドラムに回し、大学生らしいことはほとんどせず、ひたすらドラムの練習をしていました。そしてその練習の成果を、月一回程度ある軽音サークルでのライブで披露する、このローテーションの生活を2年くらい送っていました。それ以降はSEVER BLACK PARANOIAへの加入に繋がりますが、それはこの後の項目で説明します。

 

ドラムを本格的に始められたのが大学生の頃からなんですね!意外ですね!では、Hibiki様の音楽的ルーツを教えて下さい。

 

Hibiki : J-POPやJ-ROCKなどの音楽に興味を持ち始めたきっかけが、中学時代にiPodを買ってもらったことなのですが、当時はEXILEとスピッツとBUMP OF CHICKENをひたすら聴いていて、メタルという言葉すら聴いたことが無いような中学生でした(笑)。では何をきっかけにメタラーになったのかというと、高校時代にドラムを始めて少し経った時に、X JAPANのYoshikiさんのドラム破壊パフォーマンスをテレビで見ました。その時に、「そういえばX JAPANってドラムがすごいってどこかで聞いたことあるぞ!」と思い出し、YouTubeで”Silent Jealousy”という曲のドラムカバーの映像を見ました。その時の衝撃は計り知れないもので、「これ本当に人間なの?」といった感じでした。

 

 

メタルを叩きたいと思った原点はまさにこの動画です。ちなみにツインペダルというものがあることもこの時に知り、すぐに楽器屋へ買いにいきました。それまでにBUMP OF CHICKENやスピッツの曲を何曲かコピーしてきていたので、「少し難しそうだけどX JAPANもすぐにコピー出来るでしょ!」という甘い考えのもとツインペダルの練習を始めました。しかし、1週間も経たないうちに、これは出来る気がしないと諦めて、大学で軽音サークルに入るまでツインペダルを封印してしまいました(笑)。ただそれをきっかけに、ひたすら高速ドラミングに惹かれるようになって、凛として時雨や9mm Parabellum Bulletなど、バンド的にはメタルとは違いますが、ドラムがメタルフレーズを取り入れているようなバンドを聴き漁りました。

大学に入ると友人の影響などもあり、Arch Enemy、Children of Bodomなどのメロディックデスメタルや、ExodusやTestamentなどのスラッシュメタルにドはまりしました。ただ、当時は海外ばかりに目を向けていて、Slipknotを見にOZZFEST JAPAN 2013に行った時も、国内アーティストでライブを観たのが、ももいろクローバーZのみという、今考えると本当に勿体ないことをしていたなと思います(笑)。そのような海外志向の強いリスナーだったんですが、ある日軽音部の先輩から、「メタルを叩きたいなら、田浦楽っていうドラマーを一度見といた方がいいよ」と言われ、当時楽くんがサポートしていたA Ghost of Flareの存在を教えてくれました。その一言がきっかけでA Ghost of Flareの自主企画”AGOF FEST Vol.2”を見に行ったんですが、当時はそもそもライブハウスという場所にも行ったことがなかったので、正直な所、日本の小さなライブハウスでやっているバンドだし…といった感じで斜に構えていましたね(笑)。

でもA Ghost of Flareを見終わった時には、その考えは180度変わっていて、まさにX JAPANを初めて聴いた時と同じような衝撃を受けました。楽くんのプレイを観て、彼が同い年であるという事実を突きつけられた時には、ドラムを辞めようかとも思いましたが(笑)。それをきっかけに、クオリティの高い演奏を間近で見ることが出来たり、終演後にメンバーと気軽に会話が出来たりする、ライブハウスでのライブというものに魅力を感じて、様々なバンドのライブを観に行くようになりました。その中でもA Ghost of FlareとHER NAME IN BLOODのライブに何度も通って、楽君やUmeboさんにドラムに関する質問をひたすら繰り返していました。これが現在の音楽性に至るまでの流れです。

現在の活動などもあり、周りの人たちからは、メタルコアからこの手の激しい音楽に興味を持ったイメージを持たれていることが多いんですが、入り自体は正統派なメタルでした。むしろ海外のメタルコアに関しては自分の中では本当に最後の方に知った方の音楽で、正直な所、今でも結構知識は薄いですね(笑)。

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