END インタビュー

END インタビュー

END : そこに通じる話で、やっぱり一目見てその人の画風って分かるのが、アーティストにとっての一番のステータスというか喜びじゃないですかね。アーティストってそういう自分の「オリジナル」を探す旅を一生するわけじゃないですか、バンドもそうだけど。曲の出だしで、音とかリズムでこのバンドね、みたいな。この世界観、画風だとこの人だと一発で分かるのってやっぱり素晴らしいよね。やってきたことが実ったというか。もちろん最初はこの人の絵が好きだからそれっぽく描くとかそんなのは皆一緒で、でもそこから自分らしいものを作っていくことが大事だと思います。やっぱり、二番煎じ嫌じゃん○○っぽいよねって言われたら絶対嫌で。どんな仕事、業種でも一緒だと思いますけど、やっぱり自分らしいものを作る事に限ると思うんで。

 

オリジナリティは重要ですね!続く話で、ENDさんがアーティストとして活動する上で意識すべきだと考えている点を教えて下さい。

 

END : アーティストは常に努力したり、真面目にやってないとダメだと思います(本当の天才以外は)。適当に描いたり、やっぱり本気度が伝わらないと何とも言えないと思うんですよね。世界観の一言で片づけられない場合があって、やっぱりクオリティってバレちゃうから……一周回って抜きの美学、マイナスの美学を持ってる人と、技術が足りなくてマイナスの美学って言ってる人の差ってデカイというか一瞬でバレると思います。ちゃんと努力するところは努力して、絵を描く活動に繋がればと思ってます、勿論自分もそうだし。今はSNSで「いいね!」とかがあるから余計に悪いとも思います(笑)。やっぱり、アートに関しては、それが全てじゃないから。本質的に、どれだけ自分の作品に共感持てる人を増やすかを良い武器としてSNSを使って伝えてる人が増えたらなと。実際SNSの力は素晴らしいです。インスタとか自分のホームページの様になってるので本当にすごいですよね。その先をゲットしたい人はSNSと現場を自分でリンクさせてる人かな。現場とネットを駆使して表現する時代だからやることは多いけど表現者としてのクオリティも同時に出ちゃう時代、怖いけど露骨にそれが出始めてるよねSNSは。“2次元と3次元を自由に行き来出来てるアーティスト”が今の時代だなーって自分はそう思っています。

 

ありがとうございます。それでは最後に、これから画家やイラストレーター業を始めようと考えている方へのメッセージをどうぞ。

 

END : とにかく情熱を持って描いて、いっぱい作品を人に見せて、それを続けて楽しんでいくことが第一ですよね。自分は絵の話も好きだから、お店に持って来てもらったりしてもいいし、「こういうの描いたんです。」とか、相談とかも自分が経験した中で言える範囲だったら何でもOKだよ。そういう繋がりの場所としてGReeD TOKYOを使ってもらったら嬉しいね。

アドバイスするなら……なんだろ。アドバイスなんていらないよね?きっと今からそういうアートに関わっていきたいという人はすでに初期衝動に駆られて見た目アブナイ状態だから(笑)。言われなくても楽しんで描いてたり作品を作っているでしょう!自分自身も毎日描いてるんで、これから描こうとする人は本当いっぱい描いてね!って事ぐらいしか僕には言えないですね(笑)。10代、20代の絵が好きな人達がいたらいつでもお店に遊びにきてね(言うの二回目)。

日本がもっとアートに対して身近な存在になれば色んな業種が増えてってアートで生活も出来てくるし魅力ある業種の一つとしてもっと確立すると思います。自分がいるシーンでは中々それが難しいけど、こうやって人生楽しく周りの人と生活できるのも自分にとっては幸せだと思っているよ。毎日描いているんですけど、描き足りないんですよね、永遠にネタが尽きないので。描きたいのが100万個くらいあるんじゃないかな。それを1つずつ紐解いて、楽しい作品作れるように自分も頑張るんで、皆さんもいっぱい描いてください。フライヤーアーティスト、もっと増えてね!自称だけど(笑)。#あぶない

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