Innocent Material インタビュー

Innocent Material インタビュー

Innocent Material(読み方 : イノセント・マテリアル)
メンバー(LtoR) : ZARY(Ba) / Manami(Vo) / MASUMI(Gt) / Act.(Ds)
HP: https://mah0w0.wixsite.com/innocentmaterial
Manami Twitter :  https://twitter.com/manami0w0
MASUMI Twitter :  https://twitter.com/CROSSVEIN_MSM
Act. Twitter :  https://twitter.com/Actrivia
ZARY Twitter :  https://twitter.com/zarygany 

Innocent Materialは2017年始動のメロディックメタルプロジェクト。Dragon EyesやDragon Guardian等の活動で知られるManami(Vo)を中心に、ギタリスト/コンポーザーとしてMASUMI(CROSS VEIN/Gt)、数々のライブサポートやレコーディングをこなすZARY(Ba)、Act.(Dr)が参加している。彼らの音楽性としては、ManamiとMASUMIの共通のルーツであるメロディックメタルを基盤に、テクニカル・J-POP・ラウドロック・ジャズ・アニメソングの要素等々、彼らが今まで培ってきた豊富な音楽経験を感じさせる。また、2018年2月には川崎CLUB CITTAにて妖精帝國、DENKARE Unpluged(電気式華憐音楽集団)と共演し、日本のメロディックメタルシーンにおいて、その存在は大きく光り輝いている。

この度、彼らは前作『everlasting』から約1年ぶりの新作『Fragments of Memories』をリリースする。本作は彼らの記念すべき1stフルアルバムとなり、前作収録の「everlasting rain」のアルバムverを除くと、新曲9曲が収録されている。彼らの持ち味であるメロディックスピードメタルチューンは勿論の事、新曲ではモダンな要素やラウドロック的アプローチも有り、音楽性の広がりを見せた一枚となっている。

今回TOPPA!!初登場となるInnocent Materialに対し、ユニットの成り立ちやメンバーの音楽的ルーツ、『Fragments of Memories』にまつわる逸話を伺うべく、メールインタビューを行った。

文 / Innocent Material   編集 / 宮久保 仁貴


 

 -TOPPA!!初登場という事で、改めて皆様の自己紹介をお願いします。

 

Manami:はじめまして!Innocent Material ボーカルのManamiです。私は現在Innocent Material以外に所属はしていませんが、以前はRakshasaというメタルバンドに所属していました。バンド以外ですと、Dragon GuardianのアーサーさんとTHOUSAND EYESのKOUTAさんによるDRAGON EYESというプロジェクトの2枚のアルバムにも参加してます。他にもゲストやサポート・ボーカルとして、ライブやレコーディングなどに呼んでいただく事もあります。

このプロジェクトの始まりは、以前サポートを務めたDragon GuardianのライブでCROSS VEINと対バンをした事があったのですが、その時の打ち上げでMASUMIさんと音楽の話で盛り上がって……と言ってもメタルじゃないんですけど(笑)。何か一緒にやれたらな~と思っていた矢先に私がゲームのエンディングを歌唱する事が決まり、楽曲はアニソン等が好きな事もあって彼に書いてほしいと思い、お願いしました。その時の曲が1st EPに入っている「My Little Stars」という曲なんですけど、この曲と同時にInnocent Materialが始動した感じですね。

 

MASUMI:コンポーザー&ギターのMASUMIです。いつもはCROSS VEINというバンドで活動しております、宜しくお願い致します。VoのManamiとはイベントで知り合って、「何かしら一緒にやりたいね」と話しているときにゲームのエンディングテーマを2人で担当することになり、それがいまの活動のキッカケですね。

 

 

Act.:はじめまして!イノマテことInnocent Materialにドラマーとして参加しております、Act.と申します。普段はゲームミュージックをメインにジャンル問わず色んな界隈のアーティスト、声優、アイドル、バンド等のライヴサポート、レコーディング等に参加しています。

ギターのMASUMIとは彼がCROSS VEINに所属する以前からの友人で、本プロジェクトを始動させる際のドラマーとして彼が推挙してくれたことが参加の主だった経緯です。

 

ZARY: Innocent Materialにベーシストとして参加しております、ZARYと申します!現在バンドには所属しておりませんが、最近までロック界隈にいました。普段はポップスからアングラ系まで様々なライブ、レコーディングに参加しております。BLINDMANのドラマーの實成峻さんに紹介頂き、今回Innocent Materialに途中から参加することになりました。

 

今回は初のフルアルバム『Fragments of Memories』リリースおめでとうございます!作品の話に入る前に、まずは皆さんの音楽的ルーツを教えて頂けますか?


【リリース情報】

【タイトル名】
『Fragments of Memories』

【発売日】
2018/10/24

【価格】
3,240円(※税込)

【収録曲】
1.Remember Me
2.眠れる森のロザリア
3.everlasting rain (Album Ver.)
4.Acid ~Until the End of Time~
5.With You
6.Fragments of Memories
7.EX-tatic Trap
8.The Final Count Down
9.Falling
10.UTSURO


 

Manami:学生の頃からメタル全般、ゲームミュージック、アニソンなどを聴く事が多かったです。ステージに立つ上でと言いますか主に歌唱についてなんですけど、陰陽座とSEX MACHINEGUNSからはとても影響を受けました。

 

MASUMI:音楽的ルーツはBON JOVI,水樹奈々, AMARANTHE、ステージに立つ上で影響を受けたのはJake E Lee,George Lynch,北島健二さんなどですね。

 

Act. :音楽的ルーツは、海外だとQUEEN、WHITESNAKE、AEROSMITH、HARDLINE、DANGER DANGER、NICKELBACK、ALTER BRIDGE、ROB ZOMBIE、SHINEDOWN、Fenix TX、P!NK、John P. Kee、Crush 40、Jeff Williams、日本ならI’ve、KOTOKO、locofrank、菅野よう子、林ゆうき、小林啓樹、星野康太(敬称略)等々です。

ステージに立つ上で影響を受けたのは、音楽ショウアップの要素を多く取り入れている音楽だと上記以外にSTORY OF THE YEAR、BLACK STONE CHERRYなどで、ドラマーだとVik Foxx、Blas Elias、Morgan Rose、Glen Sobelです。

 

ZARY:パッと浮かんだのだとSKID ROW, Yngwie Malmsteen,MSG , METALLICA ,Intervals ,SLY ,RIDER CHIPS , B’z ,LiSA,澤野弘之さんなどです。

ステージに立つ上で影響を受けたのは、ほぼ上と同じかと思います。プレイヤーで言うと寺沢功一さん、Robert Trujillo などですね。

 

本作は日本の数々のメロディックメタルをリリースしているWalküre Recordsからのリリースになりますね!本作のリリースの経緯を教えて下さい。

 

Manami:以前Walküre Recordsのディレクターの方を紹介していただいた事があり、今回アルバムを出すにあたって可能であれば「ワルキューレ・レコードから出して欲しい!」という考えがあったんです。ダメ元で売り込んでみた所、快諾していただけて現在に至ります。

 

なるほど。それでは、皆様視点での本作の聴きどころを教えて下さい。

 

Manami:大分バラエティに富んだ作品になったと思います!ボーカルに関しては今回色々な歌い方にチャレンジしてみたので、その辺りも楽しんでいただけるのではないでしょうか。

 

MASUMI:誰が聴いても1曲は好きな雰囲気の曲があるのでは?といった多様性ですかね。ただサウンドにはヘヴィさを持たせて統一しているので、痒い所に手が届くのが本作では無いでしょうか(笑)。

 

Act.:攻撃性とキャッチ―さの両立、楽曲ごとの歌唱表現の幅広さ、ギターアンサンブルなどかと。

 

ZARY:曲のバリエーションが多彩で、どれもカッコよく仕上がっているので聴き応えがあると思います。

 

事前に拝聴させて頂いたのですが、ピュアメタル・ラウドロック・エクストリーム・テクニカルメタル・メタルコア・Djent・ジャズ・アニメソング・J-POP等々……どの曲も様々な音楽要素を感じさせつつ、Innocent Materialの色に染め上げらていると感じました。隙の無い作品ですね!ちなみに、本作の制作はどのような形で進んだのでしょうか?

 

Manami:ベースはZARYさんに4曲、Tsui(ex.Galneryus)さんに6曲で弾いていただいているのですが、Tsuiさんは1st EP制作時にAct.さんからご紹介いただいたのをキッカケに、引き続き今作でも数曲弾いていただきました。ミックスおよびマスタリングはUnlucky Morpheus、UNDEAD CORPORATIONなどの仁耶さんにお願いしたのですが、こちらはWalküre Recordsのディレクターの方にご紹介いただきました。

仁耶 Twitter : https://twitter.com/jinya747

アルバムジャケットは今作2曲目に収録されている「眠れる森のロザリア」をイメージしたものなのですが、ラフを私が用意して、それを元にデザイナーの奈槻晃さんに作成していただいた感じです。こちらもディレクターの方からご紹介いただきました。

奈槻晃 Twitter : https://twitter.com/lakiakira

 

Act.:Tsuiさんとは僕が以前別の現場でご一緒したのをキッカケに連絡を取り合っていまして。1st EPの制作中「ベースは誰に弾いてもらおうか」という話になった時に、恐れながらも声を掛けさせていただきまして(笑)、二つ返事で快く弾いてくださいました。

 

MASUMI:TsuiとZARYという2人のベーシストが参加しているんですが、今作はもともとデモで僕が作ったベースフレーズを忠実に再現してくれつつ要所で“自身の色”を入れて頂く形でした。なので全曲1発OKでしたね。逆にドラムのAct.とはその場のノリで叩いたテイクを採用したりと、かなり自由なレコーディングでした。

 

レコーディングにはどれだけの期間をかけられたのでしょうか?

 

Manami:ボーカルRECには当初の予定より時間がかかってしまったのですが、実際の日数で言うと一週間に満たない位ですね。

 

MASUMI:色々と活動が重なってしまって僕の作業が遅れてしまったので、全体的な期間的には4カ月程度でしょうか……ギターは1週間ぐらいで全て集中して録りました。

 

Act.:ドラム録りはMASUMIにディレクションをしてもらいながら二人で一気に録りました。トータル日数なら一週間も掛からないぐらいで。基本的にフレーズのアイディアは投げてもらって僕の方で用意する形でしたが、彼は打ち込みをすごく細かく作り込んでくるのでやり易かったです。ただ、どの曲もひたすらに難しいので準備期間も含めてドラマーとしては非常にチャレンジャブルな時間だったと思います。

 

ZARY:僕は今回 4曲弾かせてもらってます。打ち込みの段階でいいフレーズが沢山あったので、ほぼ踏襲する形で臨んだのですが、これがなかなか難しくてちょっぴり大変でした(笑)。仕込みつつ作業したので1日1曲 くらいの時間配分だったかと思います。

 

それでは、MASUMI様とManami様にお話をお伺い出来ればと思います。普段の作曲・作詞に関してはどの様なフローで進められるのでしょうか?また、普段どんな時にインスピレーションを受ける事が多いですか?

 

Manami:以前は作詞をする際に好きなゲームや漫画などから考える事が多かったのですが、イノマテの作詞に関してはデモが上がって来た時点での仮タイトルから内容を考えたり、デモを聴き込んで浮かんだイメージで書く事が多いですね。MASUMIさんから「この曲はこんな感じで」と言われて作詞したものもあります。

普段行かない場所に行った時などにインスピレーションを受ける事が多いかもしれません。あと、歩くのが趣味のひとつなんですけど(笑)、お散歩中にも結構あります。

 

MASUMI:「そろそろ曲作らなきゃな~」って時に締め切りに間に合うように作ります(笑)。インスピレーションはお酒飲みながらアニメ観てる時と寝起きが多いです。

 

なるほど。話は変わりまして、活動の話に触れたいと思います。今まで活動されてきた中で、一番印象深かった出来事を教えて下さい。

 

Manami:今年の2月にCLUB CITTA’で妖精帝國のオープニングアクトを務めさせていただいた事ですね。実はこのライブがInnocent Materialでの2回目のライブでして、しかも結構急に決まった出演だったので色々とバタバタした記憶があるのですが……今となっては良い思い出です!学生の頃、妖精帝國のコピーバンドでライブをした事もあったので感慨深かったですね。

 

MASUMI:この短い活動期間でフルアルバム、そして全曲作編曲で出すのは人生で初なのでこのアルバムのリリースですね!

 

それでは、皆さんが最近聴いたり、触れた中で感銘を受けた人や物を教えて下さい。

 

Manami:ALHAMBRAの世良純子(Vo)さんです。私の歌い方は純子さんのような声楽的な歌い方とは全く異なるのですが、あんな風に突き抜けるような抑揚深いハイトーンが出せるようになりたいです。

 

 

MASUMI:レンジでチンするだけで外はカリカリ中はジューシーに出来る冷凍食品の餃子ですかね、美味しかったです。

 

-(笑)。続いては、近年のピュアメタルシーンについて思う所を語って下さい。

 

Manami:ボーカルについての事になってしまうのですが、私が元々メタルボーカリストは声の太い人が好きなので、もっとそういうタイプのボーカリストが増えてくれると嬉しいです!

 

MASUMI:色んなジャンルを越えて作られてる作品が多いと思うので刺激的ですよね。その中で、イノマテの楽曲達も少なからずジャンルを横断出来ているのでは無いかな……と思います!

 

今後の予定としては、12/2に渋谷RUIDO K2にてMAHATMAとの2マンライブ「Fragments of Memories Release Live” Innocent Material&MAHATMA 2 Man Live!” 」を開催されますね。こちらに対しての意気込みをどうぞ。

 

 

Manami:12/2は今までのライブより曲数がぐっと増えるので、今から少し緊張しています。ただ、MAHATMAに引けを取らないような良いパフォーマンス、ステージにしたいです!

 

MASUMI:この作品をいち早くバンド演奏で観れる機会かと思うので、楽しみにしてくださる皆様のためにも気合い入れようと思います!

 

当日、無事成功に終わると良いですね!続いては、今後の目標を教えて下さい。

 

Manami:まずは2ndアルバムを出す事ですね!その為にも、まずは続ける事が大事かな、と思います。

 

MASUMI:継続して活動を続けていけたら幸いでしょうか!

 

継続は力なりですね!今回は諸々ご回答ありがとうございました!それでは最後に、TOPPA!!読者へのメッセージをどうぞ。

 

Manami:最後までお読み頂きありがとうございました!今後も音源制作やライブ等、コンスタントに頑張っていきたいと考えていますので、応援していただけたら嬉しいです!

 

MASUMI:今後ともInnocent Materialを宜しくお願い致します!ありがとうございました!

 

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