INNOSENT in FORMAL インタビュー

INNOSENT in FORMAL インタビュー

INNOSENT in FORMAL(読み方 : イノセント・イン・フォーマル)
メンバー : ぽおるすみす a.k.a. STICKY(Vo) / TOY BOY(Dr) / CANDY MAN(Gt) / ​Kuni the ripper(Ba)
HP: http://innosent.net/
Twitter: https://twitter.com/innosent_info
Instagram : https://www.instagram.com/innosent_info/

INNOSENT in FORMAL、通称”イノセン”は突如音楽シーンに現れた稀代のニューカマー。その音楽性はガレージロックやヒップホップ、ブルース、ハードロック、シティポップ等……様々な表情を見せ、いわゆるステレオタイプ的な”ミクスチャー”とは異なる”新時代のミクスチャーサウンド”を鳴らしている。

非常に謎多きバンド、INNOSENT in FORMAL。彼らの風貌を表したアートワーク、背景・文脈を記したバイオグラフィー、Twitter上でアップされている物語からは、いずれもハードボイルドな匂いが立ち込めている。

今回、謎に包まれたINNOSENT in FORMALの事を紐解くべく、ぽおるすみす a.k.a. STICKY(Vo)に対し、物語の始まりや彼の音楽的ルーツ、思考等について話を伺った。

取材・文・編集 / 宮久保 仁貴


 

-TOPPA!!初登場ですので、改めて自己紹介、バンドの歴史のご紹介をお願いします。

 

ぽおるすみす :「えーっと…」何から話そうかな(笑)?実は対面でのインタビューは、今回が初めてなんだよね。

 

こちらもお顔を見るのが初めてなので、どういうテンションで進めようか迷いました(笑)。

 

ぽおるすみす : 俺らは元々サーカス小屋にいたんだけど、俺が空中ブランコから落ちて足が今のようになって小屋を出たのがバンドを始めたキッカケなんだよね。

それから、久しぶりに映画の世界から出てきてみたら、そこには昔のように俺を待ってる人がいなくなっていてね、以前のようにまた多くの人に知ってほしくてライブをスタートしたんだ。

詳しくは……Twitter上で俺達の物語の断片をポストしているので、そこを随時チェックしてみて欲しい。

 

ちなみに、このバンド名の意味を教えて頂けますか?

 

ぽおるすみす : このバンド名は”初心を忘れず、生きていこう”という意味が詰まってる。何かに迎合して物事を曲げず、自分達がシンプルにカッコいい音楽を目指す……そんな意味も込めたね。よく「何でINNOCENTじゃなくて、INNOSENTなの?」って聞かれるんだけど、これは字面的にSがカッコよかったからさ。あまり深い意味はない。

 

なるほど。それでは、音楽性の話について触れたいと思います。”イノセン”の音楽は、ガレージロックやヒップホップ、ブルース、ハードロック、シティポップ等々……様々な表情を見せますね!中核となるぽおるすみす様の音楽的ルーツをお聞きしても宜しいですか?

 

ぽおるすみす : 影響を受けた音楽か……実は、自分で音楽をやろうと思ったきかっけの話になるんだけど、元々世の中に自分の聴きたい音楽が見つからなかったのさ。だから、めちゃくちゃ影響を受けたバンドはそんなにいないな。ただ、自分の中で、ヒップホップの要素と、ロックの要素が合わさった音楽を聴きたいと思っていて。それが当時は世の中に無かったから、イノセンを組んだのさ。

そういえば、一時期BOB DYLANとTOM WAITSとかも好きだったね。ただ、それもある期間で好きだったり……でも、最近また好きになったり(笑)。要は、飽きっぽいのかもね(笑)。

 

-(笑)。さて、先日は1stアルバム『INNOSENT 0 The night late show~』をリリースされましたね。それでは、ぽおるすみす様視点で本作の聴きどころを語って下さい。


【リリース情報】

【タイトル名】
『INNOSENT 0 ~The night late show~』

【発売日】
販売中


【価格】
1,944円(※税込)

【収録曲】
1.Introduction
2.Footloose
3.I wanna…
4.Night cruising
5.One for you
6.日向が少ないこの街で
7.Sex, Drug & Rock’n’Roll
8.Slow dance


 

ぽおるすみす : 全体を通して言うなら……バンドサウンド、特にガレージロックの要素が演奏で出せた事、そしてクオリティの高いラップが乗せられた事。これらに尽きるね。

 

ちなみに、普段の作詞や作曲では、どのようなプロセスを取られる事が多いですか?

 

ぽおるすみす : 作詞に関しては、一人で街を歩いてる時によく思い浮かぶかな。歩けば歩くほど……そこら中に言葉は落ちているからね。体験した事が軸になっているかな。

そして曲に関しては、自分が「こういう感じの曲やりたいんだけど。」とメンンバーに説明し、セッションしていく内に出来上がって来るんだ。イノセンの曲は、そんな瞬発力の積み重ねで出来上がっているよ。

 

なるほど。ちなみに、本作からはMV「Footloose」「One for you」が公開されましたよね。こちらに関しての裏話を教えて下さい。

 

ぽおるすみす : この2つの作品はクリエイターのKota Yamajiが担当してくれていて。まず、「Footloose」はバリバリにCGやプログラミングを駆使して作ってくれて。めちゃくちゃ良いものだけあって、めちゃくちゃ大変だったらしい……(汗)。

そして、「One for you」はストップモーションを使ったりしてギミックに凝っていて……いざ上がってきた作品を一緒に見た時……思わずハグしたよ(笑)。

Kota Yamaji HP : http://kotayamaji.com/

 

ありがとうございます。それでは、近年活動されてきた中で、印象深かった出来事を教えて下さい。

 

ぽおるすみす : ちょっと前に、Amazonとのタイアップ企画で渋谷のスクランブル交差点のビジョンで、イノセンの曲「I wanna…」が流れるタイミングがあって。ふと隣の人の声を聴くと、「これカッコいい〜!」とか嬉しい意見があったね。ただ、俺の事をその場にいる誰もが知らなくて……これはウケたね(笑)。

あと、最近ライブを行う中で感じる事として、遠くから観に来てくれる人もいて。嬉しくもあり、凄いと感じているよ。

 

嬉しい話ですね!ちなみに、普段ライブされている時、意識している事はありますか?

 

ぽおるすみす : バンド活動していく上で、いろんな人からいろんな意見を受けるんだけど……常にその言葉達を後ろに感じている。言い換えるなら、背負っている、の方が正しいかな。例えば、音源で聴いて「イノセン超良かった!」って言ってくれた人がいたとして。いざイノセンのライブを観たら「あぁ……こんなもんか……。」と思われたくないんだよ。その人が最初に放った言葉は裏切りたくないね。その言葉背負って、更に「イノセン……やべぇ!」と思わせるのが自分達の仕事だと思うから。昔に比べて、色々踏ん張れるようになったのさ。イラストレーターKC、小説書く人も、そして、言ってしまえば純粋に音楽で表現する承認欲求といろんな人の思いが重なって、今のイノセンが出来ているんだと思う。思いに関して言えば、自分達自身もそうだし、イノセンのイラストや小説を書いている人もそうだし、いつも観て聴いてくれているオーディエンス……沢山の思いが詰まってる。そして、自分が良いと思ったものを表現する事……それがぶれる事は今後無いと思う。

 

続いては、今後の目標を教えて下さい。

 

ぽおるすみす :  これは昔から言っていたんだが、”概念”そのものになりたいんだ。最近、友人と話していて、「ドアノブを見たときに何が思い浮かぶ?」と言いあっていたんだけど。そこで、友人はドアノブを見て、猫という存在を紐づけたんだよ。

そんな感じで、イノセン、そして自分自身も音楽のシーンの中でそうなりたいと常々思っているんだよね。例えば、一つのアーティストを語る上で、ジャンルの垣根を飛び越えて、絶対外せない存在としてイノセンが出てきたりとか……!面白いことがあったら、ジャンルとか体裁とかシカトして飛び込んでいきたい。もしイノセンと、そして自分と何かやりたい人がいれば、声を掛けて欲しい。待ってます。

 

このインタビューを機会に、その様な事が巻き起これば良いですね!ちなみに、先日のリリースに続き、今後のリリース予定はありますか?

 

ぽおるすみす : 今まさに制作中だね。早い段階で、何らかの形でアクションを取るので、楽しみに待っていて欲しい。

 

続報期待しています!それでは最後に、TOPPA!!読者へのメッセージをどうぞ。

 

ぽおるすみす : 自分の物差しを大切にして欲しい。今の時代、いろんな情報発信源があるし、価値観も色々あるけど……自分が良いと思ったものを見て欲しい。そして、その良いものに出会うきっかけとして、TOPPA!!みたいなメディアをチェックする事は良いと思う。

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