–なんやかんやで良い出会いがあって良かったですね!そんな出会いの一つとして、GLAYのHISASHIさんからOPテーマソングを提供されましたよね!こちらが決まった際の気持ちを教えて下さい。
プー・ルイ : 最初、「え……いいの?!」って感じでした。WACK関連のお仕事でお会いした時に、「BYSに曲書いてくださいよ〜!」って言ったら、「いいよ。」って言われて(笑)。でも私は冗談で言ってたので、社交辞令でいいよって言ってくれたのかなと思ってて。
後日、ドキドキしながら「この間はお仕事ありがとうございました。BYSに曲書いてくれるって言ってたの楽しみにしてます!」って言ったら、「どんなのが良い?」とすごく具体的に言ってくださって、「これはもう書いてもらうしかないやろ!」と思って、「こんなのが良いです……!」って送ったら、想像の100倍ぐらい良いOPテーマを書いてくださって……正直泣きました。こんなおふざけに……本気でやってるんですけど、ふざけてるように見えるじゃないですか、YouTuberって。こんな私みたいなまだ有名でもない下々の民にも手を差し伸べてくださって優しいと思って…だから頑張ろうと思いましたね!書いてもらったからにはチャンネル登録者増やしたいし、それが恩返しに繋がるのかな、と思います。
–これからも良いOP、良い映像をリリースしたいものですね!では、普段動画を編集される中で苦労する点を教えて下さい。
プー・ルイ : 基本的に全て編集は苦労の連続なので……一番大変なのはなんだろうな……カットかな?ファンの人からしたらそのまま上げてほしかったりすると思いますけど。もちろんファンの人に楽しんで欲しくもありますが、何のためにBYSをやっているかというと、新しい人に知ってもらうためにやっている活動ではあるんですよね。どうしても再生されるためには5分から10分ぐらいの動画にしなきゃいけないので。だから、残したい部分を切らなくちゃいけなかったりすると「ああ……。」と思いますね。
あとはバランスも結構考えたりはしてますね。誰かが出すぎちゃったりとか、逆に全然喋らない子がいたりするのはよくないので、上手い具合にバランスが取れるようにしています。出来てるかは分からないけど……なるべく意識して編集するようにはしてます。何様だって感じなんですけど(笑)。
–戦略立てて進めていらっしゃるんですね!さて、4月から動画をアップされ、今やアップした動画が100本超え、登録者数も間も無く5万に到達しますね!今の心境を語って下さい。
プー・ルイ : 4月から始めて、もうすぐ5万人ぐらいなんですけど……このままやっていても、もう伸びないかなという感じはしているんですよね。数字もちゃんと見てるんですよ。あんまり語るとYouTube面白くなくなっちゃうから普段話したりとかはしてないんですけど……夏はみんなで時間とって集まれたりとかして、1ヶ月で1万人ぐらい登録者も増えたりしてたんですけど、9月・10月は登録者数の伸び率がそこまでだったんですよね。
なので、1ケ月で1万人近く伸ばせたのを考えると、YouTubeって本気でやれば伸びるコンテンツなんですよ。だけどやっぱり、みんなそれぞれの活動があるっていうのがすごく大きくて。他のYouTuberさんは専業でそれをやっていたりとか、グループとしてやってたりとか、そういうのがあるから一蓮托生みたいな感じがあるんですけど……どうしてもウチはそこが強さでもあり弱さでもある感じです。本当に友達として仲が良いから、そういうところは出るんですけど、私がYouTuberにハマったきっかけっていうのが、YouTuberの仲の良さの中に見える苦労だったり、みんなで辛いことして泣いて友情深めてる姿だったりしたので。みんなは他の活動あるからあんまり負荷はかけられないし、たとえ私がもっと過激な事をしようと言っても、「いや、やらんでしょ。」ってなると思うんですよね。
–チャンネルの方向性を考える必要性もあるわけですね。
プー・ルイ : そういうのを考えると、今後はもうちょっと頭使って、どういうチャンネルにしていくのかとかも考えて運営していかないと、1年で10万人とかは無理なのかなって思っています。今は丁度転換期という感じですね。例えば、マックスむらいさんのチャンネルは1度再生数が落ちちゃった時期があったんですけど、毎日ドッキリやるチャンネルにして再度成功してらっしゃるじゃないですか。「あのチャンネルはドッキリだよね!」とか、一言で言える代名詞とかウリみたいなものがある方がたぶん今後いいのかなと思います。ゼロから始めて、誰でも上に行ける時代はもう終わっていて。2010年とか2012年とかからやってれば話は違ったと思うんですけど、BYSは後から参入したので。自分がやりたい事と、それを伸ばしていくために必要な事との間で調整していかないといけないのかなと思って、いろいろ考えてます。まだその答えは出てないですけど。私はやるからには全部ちゃんとやりたいと思ってYouTuberを始めたので、やるからにはやっぱり100万人目指したい思いがあるんですよね。どう戦おうかなっていうのは結構顔川ちゃんと話しますね。
今だと多分、「みんなを使って再生数増やしてるんでしょ?」とか見える人もいるかと思うんですけど、ちゃんと見てる人は分かると思いますが、別に1人の動画の方が再生数多いこととかもあるんですよ。YouTubeってやっぱり企画とタイミングと、という部分が大事になるので。ただ、そうなるとやっぱり機動力が大事になったりとか、これは今バズったからこの動画明日出した方がいいとか、そういうことに今のメンバーだと対応しきれないところもあって。もともと私1人のチャンネルっていう体にはなっている事、そしてみんな事務所入ってたりとかするので、研究した結果……単独の動画もいろいろ試さなくてはいけない時期かもと思っています。結果、それで登録者が増えた時に、またBYSのみんなと動画撮ることを増やしたりとか、そういうことが出来たら一番いいのかなと。
迷いや悩みはあるんですが、やるからには負けたくないので。1回迷走するかもしれないんですけど(笑)、迷走と分かった上でやる迷走なので。好きだから頑張れるだろうな!と自分で思って始めたから、今とは段階の違うレベルに伸ばしていかないといけないなと思います。
–プー・ルイさんのプロ意識を感じます……!続いては、これから動画内でやってみたい事を教えて下さい。
プー・ルイ : さっきも話に出ましたが、身体を張りたいです(笑)。人って限界迎えた時が面白いって思っていて。素が出ちゃうじゃないですか、性格の悪さだったりとか。YouTuberさんを見ててそこが面白いなって思ったんです。それが今あんまり出せてないから。ただ面白いとかエロいとかになっちゃってるんで、そういう部分が活かせる企画をやりたいなっていうのがあります。
あと単純に、私あんまり音楽が好きじゃないんですけど……好きじゃないっていうと語弊があるな(笑)。音楽自体には興味があんまり無くて、ただ歌うことは好きなので、自分の好きな歌を歌ってみた動画とかを上げたいなって思ってます。BYSではわざとやってなかったんですけど、もうそろそろやっても良いのかな、と。やるからにはレコーディングとかも自分でやれるところまでやって、編集も自分で出来るところまでやれれば、BILLIE IDLE®の活動にもプラスになるのかな、と思います。自分の歌がこういう風に聴こえるんだなって向き合うことが、まあボイトレとかではあるんですけど、録音として向き合う機会があまりないので。レコーディングの時もたぶん勉強になっていいかなと漠然と思ってます。ただ、その歌ってみたは基本1人になるかなと。いろいろなしがらみがあるので(笑)。ファンの人たちがみんなで歌ってるのを見たいのはよく分かるんですけど、そこはちょっと見守って下さい。
–今後動画の幅を広げていければ良いですね!お話は変わりますが、最近気になっていたり、コラボしたいYouTuberさんを教えて下さい。
プー・ルイ : 夢は大きく東海オンエアさん!ですけど、もはや好きすぎてコラボじゃない説もあります(笑)。東海さんに関してはただのファンなので。
あと、パオパオチャンネルの@小豆さんと友達になりたいです。本当か分からないんですけど、あーずーさんが踊り手時代にBiSの「nerve」を踊ってたという情報をTwitterで見たことがあって……淡い期待を持ってフォローしたんですが、まだ返ってきてないです(笑)。
–このインタビューを見られて、プー・ルイさんをフォローされたら面白いですね。
プー・ルイ : でも、実際YouTubeってそういう事がありえるので……!としみつさん(東海オンエア)もカリブラさんとのコラボがきっかけでフォロー返していただけたので。ラフで面白い世界だなと思います。若い子って本当にそれが普通になってるので。私も最初に顔川ちゃんにYouTuberがというものがあるって言われた時はちょっと煙たがっちゃったんですね、YouTuberを知る前だったので「よく問題とか起こしてるあれじゃないんですか?」みたいな。2017年とかだったのかな。だけど見たらすごく面白くて、まんまと始めてる自分がいるんで(笑)。
YouTubeは結構歳を取っていればいるほど、ハマるのに労力が必要なコンテンツだと思うんですけど、実際これが若い子たちの間で普通になってる事は認めなきゃいけないんだろうな、とは思っています。年取ると新しいもの嫌うじゃないですか。私結構昔から、若い時からその気があって、LINE流行った時にもLINEやらないトガった自分がいたりしたんですよ(笑)。芸能とか表に出る様な人がネタでやってるならいいですけど、普通に考えて得じゃないな……と気づきまして。最近はいろんなものを見たい欲が強いです。若い子の文化だから見ない、とかはやめた方が人生楽しく生きられるし、何なら自分が若くいられるんじゃないかな、と思います。そう思ってTikTokもダウンロードしました……さすがにハマれなかったんですけど(笑)。TikTokのネイティブ世代とは世代が10年違うんで。でもプー・ルイの心は21歳です(笑)。
Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.