FES☆TIVE インタビュー

FES☆TIVE インタビュー

-それこそ、「ゆらゆらゆらり恋心」は深く歌詞を読み込んで、更にMV映像を見ると理解が深まる感じがしましたね。

 

青葉ひなり : 今までのシングルと違う点として、FES☆TIVEが今まで出してきたシングルの歌詞は、お祭りをテーマに単語をいろいろバーッと並べる感じだったんですよ。意味がないわけではないですけど、ある意味破天荒な感じで、ごちゃっとした歌詞が多かったんです。ただ、今回は全体的に表題曲も含めて、歌詞に深い意味があるという点が今までと違うなと思っていて。新しいかなと思います。

 

-確かに。ちなみに、表題曲の「ゆらゆらゆらり恋心」は先んじてMVが公開されましたね!学生に扮して演技にも初挑戦されたとのこと、また、テーマとして「禁断の恋」を想像させる内容かと思います。こちらに関して実際役者として「演じた」際の感想を教えて下さい。

白石ぴあの : 私は青葉ちゃんとキスシーンに挑戦したんです。人生で女の子に恋するってことがないと思ってたんですけど、恋しなきゃいけないので……(汗)。その日は本当に青葉ちゃんと接するのが恥ずかしくなっちゃって。口数も少なくなっちゃったんですけど、ふたりでキスシーンとかの動画を見たりして勉強して、青葉ちゃんに本当に恋をする気持ちで、頑張ってやりました。

 

青葉ひなり : そうだね(笑)。私も、最初設定を見た時に、女の子を異性として好きになる事が、人生の中で無かったし、周りでもそういうことがないし、TVでもそんなに見たことがなかったので。最初はどうしようかと思ったんです。でも、初めてMVで演技をすることになったし、今回は主役もいただいたので、ちゃんとなりきってやろうと覚悟を決めて挑みました。

 

-テーマがテーマだけに演ずる事も難しかったと思います。

 

近藤沙瑛子 : 私も、瑠璃子ちゃんとチューをしそうでしないみたいなシーンがあるんですけど、距離感が難しかったです。ちょっと外す感じが(笑)。

 

-すごく寄られていましたよね。

 

真野彩里愛 : 私も普段そこまでリアクションが大きい方ではないので、表情とかを作れるか心配だったんです。ただ、すごく睨んだりするシーンは割とやりやすかったというか、役も役だったので、思ったよりすんなりできました。

 

青葉ひなり : 私はテレビとかで、女優さんがキスシーンや際どいシーンを演じたりするのを見てて、私は絶対こういうのテレビではできないって思ってたんです……。今回台本を読んで最初はどうしようと思ってたんですが、覚悟を決めれば意外とキスもカメラの前でできるし、泣くシーンもあったんですけど、15秒ぐらいで泣けて、意外と割り切ればできるなと思いました。

 

-女優さんですね!ちなみに、このMVを収録された際の裏話を教えて下さい。

 

一同 : 朝が早かった!

 

真野彩里愛 : 5時ぐらいとかから……。前の日も結構遅かったもんね。

 

青葉ひなり : 数時間にメイク始まりますって感じで(笑)。

 

真野彩里愛 : お風呂入って少ししたらまたすぐに始まるような感じで、夜まで撮影していたんです……(汗)。

 

個人的な話だと、映ってはいなかったんですけど、ぴあのちゃんと話すシーンがあって。MVの中で、ぴあのちゃんに話しかけるシーンがあって。私は必死に話しかける役なんですけど、ぴあのちゃんは全然聞かずにうんうんと言ってて、何回もそのシーンを撮ってたので話すネタが尽きてきちゃって(笑)。何を話してたらいいんだろうと(笑)。同じ話してた?

 

白石ぴあの : 全部違う話してたよ。

 

真野彩里愛 : 本当?よかった!

 

白石ぴあの : 映画の話とかね!

 

青葉ひなり : 聞こえた聞こえた(笑)。

 

白石ぴあの : でも、妙に興味がひかれるような話をしてくるから、うんうんって言いながらも「何なんだろう?」って思ってました(笑)。

 

真野彩里愛 : あと、今回の私の役だからこそなんですけど、話を聞いてくれないから笑わせたくて、青葉ちゃんに、「見て、あの子。」みたいに言って、笑わせようとしたこともありました。

 

青葉ひなり : 悪口言われてるみたいな感じ(笑)。

 

真野彩里愛 : でもちゃんと役を作ってて、全部流されました(笑)。

 

南茉莉花 : 私とさえちゃん、るりちゃん、ぴあのちゃんの4人で、廊下で戯れるみたいなシーンがあったんです。それで後半に、集中して戯れてたんですけど、スカートめくったりとか、胸触ったりとか……本当に台本に書いてあったんですよ(笑)。それでめくってたら、さえちゃんのパンツ見えちゃって(笑)。

 

近藤沙瑛子 : カメラに向かって(笑)。

 

南茉莉花 : そう、カメラに向かってバッとやって、「おわー!」みたいな。その瞬間さえちゃんが、それまでキャッキャしてたのに、「おわー!」みたいな顔になって(笑)。

 

近藤沙瑛子 :「オイ。」って(笑)。

 

南茉莉花 : 申し訳なかったです。

 

近藤沙瑛子 : びっくりした(笑)。下に何も履いてなかった訳ではなかったんですけど(笑)。

 

-(笑)。ちなみに、今回タイプA、B、C毎にカップリング曲が違いますね。「Landmark」は疾走感溢れる正統派アイドルソング、「ナデシコシンパシー」はEDM要素も取り入れられた新機軸の曲等、それぞれ違った表情を持っていると思います。これらについて、皆さんが思う事を教えて下さい。

 

白石ぴあの : 「Landmark」は歌詞が本当によくて、今のFES☆TIVEの歌という感じがして一番好きなんです。私は疾走感のある曲が好きなので曲調も好きなんですけど、今のFES☆TIVEにすごく重たくなった歌詞というか、レコーディングの時に一番気持ちが入りやすかったというか、歌ってるだけでちょっと泣きそうになる曲です。

 

土光瑠璃子 : 自然と心が入るよね。気持ちが入る感じの曲になっていて、私もレコーディングのときに一番歌いやすかったし、分かりやすく表現できる曲でした。

 

真野彩里愛 : 普通に一般で聴く人も、誰でも共感できる曲かなと思うし、気に入る人も多いんじゃないですかね。

 

青葉ひなり : この曲の背景を話すと、今までのFES☆TIVEはずっと同じメンバーでやってきていたんですけど、今年は体制が2回ほど変わりまして。最初はオリジナルメンバーで、ぴあのちゃんとさりあちゃんが去年加入したメンバーで、3人が新メンバーとして加入して……。グループ6人の中で、結構入った時期とかもバラバラじゃないですか。

その中で、「Landmark」はサビとか、原点というか気持ちは一緒という意味もあるんですよ。Aメロの歌詞でも、「それぞれの位置から巡り合った仲間達と」という箇所で、みんな別のところだったりとか、別のスタートだったりするけどみんな同じ場所に向かっている……そんな歌詞になっているので、「Landmark」は新体制の初シングルとして良い曲になっていると思います。

 

-確かに、「Landmark」からは今までにない様な強い意志・決意が感じ取れました。

 

南茉莉花 : あと、レコーディングの話だと、「ナデシコシンパシー」で歌パート以外にも囁く感じで歌ったんですよ。最後の方の「私を見つけて~」という台詞もいろんなパターンで録ったりして面白かったですね。今までのレコーディングでそういう風に何回も録ったりすることはなかったし、同じ単語でも高めに言ったり低めに言ったりで新鮮でした。結構機械的な曲でもあるので、あまり感情を込めないように歌うのが難しかったです。

 

青葉ひなり : 「ゆらゆらゆらり恋心」のレコーディングが一番苦戦して、サビのところで口が回転しなくて、「ふわふわふわりと~」とかが言えなかったりで(汗)。せっかく音程は合ってても、滑舌の問題で何回も録り直したりして、すごく時間がかかりました(汗)。

 

真野彩里愛 : 私は高い音が結構苦手で、今までの作品でも何回も録らせていただいたりしてたんです。ただ、今回は歌詞に沿って歌ったりしたので、今までよりすんなり歌えましたね。歌詞に感情を込めて歌うのが歌いやすかったです。早めにOKが出ました(笑)。

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