リョウマツモト (Ryo Matsumoto)インタビュー

リョウマツモト (Ryo Matsumoto)インタビュー

リョウマツモト(Ryo Matsumoto)
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UC-ZROlMVRmO-NNN53wSBUaQ
Twitter : https://twitter.com/ryomatsumoto628
Instagram : https://www.instagram.com/ryo_matsumoto_jochi_sotsu/

リョウマツモト(Ryo Matsumoto)氏は2017年1月に活動を開始、長野在住のファッション系YouTuber・インフルエンサー。過去、新卒でファーストリテイリング(UNIQLO)に入社、現在は長野のセレクトショップHOWDAYの店長を務めるリョウ氏。豊富な知識・バイヤー視点から語られる彼の言動・動画内容に賛同するユーザーは非常に多く、現在YouTube CH登録者数は約3万2千、Instagramのフォロワー数は1万4千人超えを記録。また、”情報を発信する”ファッション系インフルエンサーは現在増えつつあるものの、リョウ氏の様に”自身の意見を発信する”インフルエンサーの存在は珍しい事から、独自の地位を確立しつつある。

今回、リョウマツモト氏の生い立ちから、YouTuberとして活動を始めたきっかけ、彼のファッション観にまつわるあれこれ、現在の心境等を伺うべく、インタビューを試みた。

取材・文・編集 / 宮久保仁貴


 

まずはTOPPA!!初登場ですので、リョウ様の自己紹介をお願いします。

 

リョウマツモト : はじめまして、リョウマツモトと申します。僕は長野県出身で、大学進学までを長野県内で過ごした田舎者です。

 

いきなり自虐的ですね(汗)。どの様な学生生活を過ごされたのでしょうか?

 

リョウマツモト : 小学校~中学校まではひたすらサッカーにのめり込んでました。常にチームの中心選手で、中学時代につけられたあだ名は「二中の本田」。もちろん背番号は10番です。「目の前に10番をつけるチャンスがあって、違う番号を選びますか?」と顧問に言ったのは良い思い出です。その後、高校生の時はサッカーに飽きて、ひたすら勉強していました。その甲斐もあってか上智大学に合格し、ロシア語を専攻しておりました。今でもアンチに馬鹿にされると、「上智大卒」を印籠のように誇示し、人々をひれ伏せさせています(笑)。

 

-(笑)。そこから前職である株式会社ファーストリテイリング(UNIQLO)に就職されたかと思います。

 

リョウマツモト : 卒業後は新卒で就職し、兵庫県の店舗に配属されるも11ヶ月で退社しました。単純に仕事が面白くなく、「自分には合っていない、俺の居場所はここじゃない。」と直感したからです。その場から逃げるように退社を決め、さてどうしたものかと考えた末にとりあえず実家に帰ることにしました。それと同時に、この期間が自身のキャリアを見つめ直すきっかけにもなりました。「俺は好きなことじゃないと続かないかも。好きなことってなんだ?……ファッションだ!」と結論し、長野×ファッションで仕事を探したところ、出会ったのが今の会社であり、運良く拾って頂いたという形になります。2017年3月から働いています。

 

なるほど。ちなみに、HOWDAYから働かれている前からYouTuber活動をスタートされたかと思います。

 

リョウマツモト : YouTubeで活動し始めたきっかけは、ある考えが前提にあって。それは何かというと、「これからの時代、将来どうなるかは誰にもわからないほど変化が激しくなるだろう。」ということです。そして、その上で何を拠り所にして生き抜いていくか、リスクヘッジしていくかを考えたんですよ。合わせて、極端な状況でシミュレーションしてみたんです。例えば、災害などの非常事態の場合などです。そういった極限の非常事態で人が頼るのって、結局家族や友人などの「人」だなと思ったんです。そんな状況では、お金とか資産とか名誉とか社会的ステータスとかそんな事は何の頼りにもならないじゃないですか。だったら、お金稼ぐより先に、人を稼いだ方が遠回りかもしれないけど結果的には賢いかもしれないという結論に至りました。

まぁ、これらは極端な例えですが、最早”この企業にいれば、大企業に就職すれば一生安泰”みたいな考えは幻想にしか過ぎないな、ということは強く感じていました。これからは一個体として、自分の看板で生きていく覚悟が無いと、露頭に迷うことになる可能性が高いな、と。

 

それこそ、サラリーマンはよっぽど特殊な職種で無い限り、替えが効いてしまいますもんね。

 

リョウマツモト : そして、その上で選んだのがYouTubeという手段でした。何故かと言うと、単純に自分に合っていると思ったからです。楽なんですよね。録画ボタン押して、話して、アップするだけなので(笑)。ブログとかだと、書いてる途中で挫折しちゃうんです。性格の問題かもしれませんが、とにかくストレス無く、続けることが大切だと考えたのでYouTubeにしました。

そして、仕事を辞めたことを周囲の人にいちいち報告するのが面倒だったので、一発目の動画として2017年2月頃にあげたのが「仕事辞めた」という動画です。よろしければ観ていただきたいですね(笑)。この時の顔は死んでます(笑)。

 

 

そこからは、服屋としての仕事とYouTubeの活動がリンクしはじめ、モノではなくコトを売るという考えの元、新商品を紹介する「デリバリー動画」というコンテンツを編み出し、セレクトショップの新たなモデルを提示するに至ります。

 

リョウさんの様なスタイルの方は、消費者目線としても、企業目線としても非常に有難い存在かと思います。思い返せば、YouTuber活動当初はファッションについて語りつつも、所謂VLOG、日常系投稿が多かった様に思います。そこから、ファッションを語るYouTuberとしてシフトしようと思ったきっかけを教えて下さい。

 

リョウマツモト : これは、単純に反応が良かったから、ですかね。今もですけど”情報”ではなく、”意見”を発信する方ってほとんどいないんですよ。正解もなく、賛否が別れるような”答え”ではなく、”問い”を投げかけるような。トピック・コンテンツを求めていたクレバーな方が一定数いらっしゃったんだと思います。自分が今までに服を着た中で、感じたことや考えたことを意見として語り、コメント欄でもそれについての議論が巻き起こり、それに対してまた僕がアンサーするみたいなスタイルは他に類を見ないですし、刺さる人には刺さるのではないかなと思います。僕自身も面白いんですよ。実際コメント欄を見る事で、「そんな考えもあるんだ!」という発見の連続なので。

あとは、先述の通り、自分の動画スタイルにも合っていたというのもあります。僕は編集が嫌いなので、自然にこうなったのかもしれません。実際、僕の動画の8割ほどは僕がカメラの前に立って話すだけの動画です。

 

確かに情報を発信する方は存在しますが、自身の意見として発信される方は少ないですよね。合わせて、リョウ様が動画を撮る上で、意識している事を教えて下さい。

 

リョウマツモト : これに関しては一点。盛れているかどうかを、強烈に意識しています。

 

なるほど。続きましては、ファッション系の質問に移ります。リョウ様が自身の衣服を選ぶ中で、一番重要視している事を教えて下さい。

 

リョウマツモト : ビビッとくるかどうか。欲しい!着たい!と思うかどうかですね。シンプルです。

買い物という行為は、脳みそでするものではなく、心でするものだと思ってます。頭で考えれば賢い買い物は出来るかもしれませんが、それが必ずしも良い買い物かはまた別の話です。着まわしは効かせるものですし、帳尻は合わせるものです。だからこそ、くよくよ考えずにHOWDAYでいっぱい買ってください(笑)。

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