clocknote. インタビュー

clocknote. インタビュー

clocknote. (読み方 :クロックノート)
Twitter : https://twitter.com/clocknote
HP: https://clocknote.net/
note: https://note.mu/clocknote

clocknote.はグラフィックデザインを中心としたクリエイティブチームBALCOLONY.でグラフィックデザイナーとして勤めながら、トラックメーカーとして活動するマルチクリエイターである。

グラフィックデザイナーとしては、『やがて君になる』の装丁やTVアニメ『冴えない彼女の育てかた』のWebサイトやDVD/BRDパッケージデザインからバーチャルライバーグループ「にじさんじ」、VTuber銀河アリスや名取さなのロゴデザインまでその仕事は幅広い。

トラックメーカー・作曲家としては、にじさんじJK組の「dream triangle」や11月にリリースを控えるバーチャルシンガーAZKiの1st Album『without U』収録曲「フロンティアローカス」(※クリエイター「ハム」との共同プロデュース)など、次々に仕事を重ねている。

また、上記からもわかるようにVTuberとの関わりも強く、造詣も深い。TwitterやnoteではVTuberシーンと真摯に向き合い、溢れんばかりの愛をぶつけている。

そんなエンタメを中心にマルチな才能で活躍を果たすclocknote.にグラフィックデザイナー、トラックメーカーとしての活動やルーツについてはもちろん、VTuber界についても伺いした。

文 / clocknote.  編集 / 滝田優樹(@takita_funky


 

-はじめまして、こんにちは! TOPPA!!初登場ですので、clocknote.さんの自己紹介をお願いします。 

 

clocknote.:クロックノートと申します。平日はBALCOLONY.所属のグラフィックデザイナーとして働き、隙間の時間で音楽を作ったり、趣味のデザイン制作をしたり、好きなことを自由にやっています。

 

-ありがとうございます。生い立ちはいかがですか?

 

clocknote.:静岡県出身で、幼少期の頃から電気の通ったものが大好きで、父親のMacintoshでキッドピクスをよく触らせてもらっていました。小学5年生の頃Windows機を買ってもらったのですが、付属ソフトが何もついていないタイプでして。出来ることを増やすために、必死にフリーソフトの情報を集めて、テレホタイムにダウンロードするみたいなことをやっていましたね……。とにかくその頃たくさんのことを調べたので、基本的なITスキルはそのときに取得しました。今はmacOSユーザーですけどね。

 

-なるほど。子供のころの遊び道具はパソコンだったんですね。clocknote.さんは主にグラフィックデザイナーとトラックメーカーとして活動されておりますよね? まずはグラフィックデザイナーについてお聞きしたいのですが、興味を持ったきっかけは何だったのですか? そのルーツについて教えてください。

 

clocknote.:先ほど「付属ソフトが何もついていない」とお話したのですが、唯一MS Wordだけは追加で買ってもらったんです。中学生の頃、クラスで新聞を作る係みたいなものがあって、それをWordを使って作っていたのですが、これが思ったよりも楽しくて。最終的に、新聞係を自分で進化させて雑誌係にして、クラス雑誌みたいなものを作って配っていました。「線がきれいに引けない」とか、「文字がきたない」とか、そういうのが嫌で美術的なことは苦手だったんですけど、PCで作ると全部きれいに出来るので、なんか嬉しかったんですよね。最終的にPhotoshop Elementsを買ったりして、Tip集の本とかを買ったりしているうちに、「どうやらこれはグラフィックデザインと言うらしい」ということに気づきまして、高校生になる頃には、デザイナーいいかも……みたいなことをぼんやり考えていました。

 

-その行動力に関心します。目覚めもかなり早かったんですね。

 

clocknote.:ちなみに、新聞係以外に、デザインで影響を受けたものというか、目覚めみたいな瞬間があったんですけれど……昔num1000っていうFlash作品があったのですが、それを見て、なんか文字とか画面とか「めっちゃかっこよく見えるーー!! 」って思いまして……。 妙な話ではあるんですが、あれを見ていなかったら、何がカッコイイとか何が気持ちよく見えるとか、そういう意識は持たなかったかもしれません。あの頃のFlashとかインターネットのグラフィックの雰囲気って、当時スター的存在だったデザイナーズ・リパブリックの影響があったんでしょうけれど、それに気づいたのは大学生以降ですね……。あとは、結構写真も撮ったりするんですけれど、写真面白いなっていうのは、『僕の見た秩序。』っていう昔からある日記サイトから影響を受けまして……。これ完全にインターネット老人会ですね……。わかる人はニヤニヤしてください。

 

-かなり具体的なルーツが聞けたところで、お聞きしたいのですがclocknote.さんといえば『やがて君になる』の装丁やTVアニメ『冴えない彼女の育てかた』のWebサイトやDVD/BRDパッケージデザインなどありますが、グラフィックデザイナーを仕事としてはじめるようになったきっかけは何だったのですか?

©Nakatani Nio 2019


©2015 丸戸史明・深崎暮人・KADOKAWA 富士見書房/冴えない製作委員会
©2017 丸戸史明・深崎暮人・KADOKAWA ファンタジア文庫刊/冴えない♭な製作委員会

 

clocknote.:先ほどお話した通りグラフィックデザイナーという職業自体は、高校生の頃から目指してはいたのですが、本格的にスキルが身に付いたのは同人界隈のおかげです。私は元々、東方同人界隈にいまして、大学生の頃から、その周辺のお手伝いをさせてもらっていました。東方同人界隈は、同人誌も出すし、小説も出すし、CDだって出すし、何ならプロも驚くレベルのびっくりなパッケージ作品も作ったりするし。とにかく色々なものを作っている人が多くて、たくさんの媒体の制作に携わる機会を偶然もらっていたんですよね。で、その場には既に商業分野で活躍されている方もいたり「これから商業活動をはじめるよ! 」って方もいたりで、自然と仕事に繋がる出会いが多かったように思います。実は、『やがて君になる』の仲谷鳰さんも『冴えない彼女の育てかた』の深崎暮人さんも同人繋がりで知りあった方なんですよね。

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