ハシダカズマ インタビュー

ハシダカズマ インタビュー

ハシダカズマ:バンドとアイドルなので同列に語れることがあんまりないと思うのですが、箱庭の室内楽は全然需要がないけどこういう音楽がやりたいという思いだけで動いてるバンド。今動いてないですが。ゆるめるモ!はハードコア音楽オタクの素人プロデューサーの狂気じみた熱意にあんまりよくわからずふわっとついてきた女の子の成長物語と化学変化。身を削って人々をハッピーにさせててすごいなぁと思います。色々大変だと思いますが最終的にはみんな幸せになってもらいたい。

 

なるほど。では、それぞれのバンドとグループで楽曲を制作する上での意識の違いはいかがですか?

 

ハシダカズマ:箱庭の室内楽は自分の頭で鳴っている音楽を形にするだけで、売れようとか誰かに何かを届けようとか伝えようとかも皆無のただ趣味というかライフワークというかただの自己完結型の表現活動で、それを面白いと思ってくれる数少ない友達が一緒にバンドをやってくれているだけみたいな感じです。

アイドルさんとかに楽曲を作る場合、だいたいこういう曲ってオーダーがある時点で自分のバンドに曲を作る時とは気持ちも意識も全然違いますね。そのオーダーの枠の中でぎりぎり攻めて遊んで面白い曲にしようとは思っているので、できたものの結果としては枠が決まっているかどうかの違いかもしれないんですが、最近はファンやお客さんのことや自分なりに売れるとか盛り上がるとかってことを考える比重が大きくなってるような気がします。それがいいのか悪いのかわからないですが。

 

同じハシダさんが手がける音楽でもそれぞれの表現方法で制作されているっていうのはとても興味深いですね。より、ハシダさんの音楽性を知るためにRi Ri Riligionについても教えてください。後藤まりこさんも所属の大所帯バンドという肩書、紹介のされ方をされていますが実は箱庭の室内楽でのレコーディングの際は10人編成で望まれていますよね。

 

ハシダカズマ:諸事情で箱庭の室内楽が活動停止してたってこともあるんですが、アレハンドロ・ホドロフスキーの『エンドレス・ポエトリー』っていう映画の最後のパレードのシーンを見てこういうのやりたいと思って結成しました。

サウンドに関してはあんまり変なことをやらずにシンプルでノリが良く多幸感ある感じを目指しているんですが、やっているとちょっと変なことしたくなるので逸脱しないように気をつけています。

今回はちゃんと売れるバンドにしようと思って、言葉で説明できるキャッチーな要素入れようと自分以外全員女性って設定を設けました。で、基本飲んで楽しいミュージシャンの友達にすごい軽いノリで「こういうバンドやろうと思うんだけどやんない?」って声かけて、「やる!」って即決してくれた人たちの集まりって感じです。その後何人かやめたり僕の知らないところからも加入したりして現在20人強くらいいます。もうちょっと数の暴力で攻めたいのでメンバーは常に募集中です。

箱庭の室内楽が10人編成とかだった時は管楽器隊欲しかったりして増えていっただけで、Ri Ri Riligionが大人数なのとはあんまり関係ないです。

 

なるほど、箱庭の室内楽の時とは経緯が違っていたんですね。バンドとして初のMV「creature」では、赤装飾のハシダさんと白装飾の女性メンバーが総出演のオカルティックな演出が印象的でした。こちらの撮影あたり意識されたことやエピソードなどありましたら教えてください。

 

 

ハシダカズマ:僕だけ赤で他のメンバーが白というのがバンドの衣装で、普通にライブをやっているところにカメラを入れてMVにしただけなので特に何かを意識しているとかはないです。あれが通常のライブになります。赤の衣装は有りものを買っただけで、白の衣装はメンバーでもあるMIYANISHIYAMA作という贅沢品です。MVの監督はメンバーでグロッケン担当のみてぃふぉ、題字は鈴担当の中野ユノちゃんがやってます。

 

ありがとうございます。ちなみにですが、直近のリリース予定などありますか? 「creature」を拝聴して今後の活動がものすごい楽しみです。

 

ハシダカズマ:マスタリングまで終わっている曲があと2曲あるので、近々配信リリースすることになるとは思います。

そういう時代じゃないと思うんですが、1枚はあったほうが便利かなー思うので、近々アルバムをフィジカルでもリリースしようかなと思っています。特にレーベルとか決まっていないので、興味あるレーベルさん等おりましたらどこか出してくださいー! 切に連絡お待ちしております!

嬉しい情報ありがとうございます。私からもぜひお願いしたいです(笑)。ところで、6月2日に東京・青山 月見ル君想フで開催されたハシダさんの生誕イベント「Holy Mountain vol.2 ~ハシダカズマ生誕祭~」ではDOTAMAさんも出演されましたね。

 

ハシダカズマ:昼間からずっと飲んでたのでその日の詳細についてあんまり覚えてないんですが、DOTAMAはもう7,8年くらい付き合いがあり仲良くしてもらってて、今色々と忙しいと思うんですが、生誕イベントという節目に是非と思って出てもらいました。

そのちょっと前にマルマン株式会社のスケッチブック「図案」の60周年企画で一緒に曲作ったんですが、しれっとそれも生演奏でライブできて良かったです。

 

 

そんな長いお付き合いのDOTAMAさんとは去年に「木曜アティチュード」以来のコラボもあり、今年の11月開催の「秋のYOIMACHI 2019」ではどちらも参加を控えていて共演が多いですよね? 同じアーティストとしてどういう印象をお持ちですか?

 

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