TEMPLIME インタビュー

TEMPLIME インタビュー

tempura : 星宮さんとの出会いは完全に僕からですね。もともと僕自身が、個人でクリエイター系のVTuberさんを見ていた時期があったんです。ちょうど去年の10月くらいにいろいろチェックしていて、そこで出会ったのが星宮さんでした。単純に言えば、僕は1ファンとして見ていて、その後にTEMPLIMEを結成したんですよね。もともとKABOSが「女性Voでやってみたい。」と言っていたので、そういう人たちとやってみるのは面白いんじゃないかなと思って、僕の方から星宮さんに連絡して、OKが返ってきたので、そこから一緒に制作を始めました。

 

ちなみに、制作時の印象深かった事を教えてください。メロディ等、インスピレーションが湧いたタイミングはどのような時だったのでしょうか?

 

KABOSNIKKI : うーん、あんまり覚えてない(笑)。確か2人で焼き肉に行って……。

 

tempura : 僕らいつも何かしらの節目の時には、必ず大学近くの焼肉屋に行って打ち合わせしてるんですよ。

 

KABOSNIKKI : 確か3曲あって、3曲目に「ネオンライト」が出来たんですけど、食べ終わった後に満腹感で作ったら……。

 

tempura : クロスフェードが来るまで「ネオンライト」は聴いたことなかったので、3曲目にヤバいのが入ってきたな、と思ってましたね。

 

KABOSNIKKI : オリジナルバージョンはまた違っていて。あれは80年代っぽかったので、自分でも星宮さんの声に合うのか不安になったんですけど、歌ってもらったら、星宮さん側も「いいんじゃない?」となって。予想外の感じはありましたね。意外とハマりました。

 

きっかけはどこに転がっているかわかりませんね。ちなみに、作曲される際はどのように作られていますか?

 

KABOSNIKKI : 弾き語りとかで、主にサビだけなんですけど、歌とかコードとか歌詞を大体決めちゃって、その後に全体の歌を決めるみたいな。

 

やはりそこでも、トラックが先というよりは歌が先なんですね。

 

KABOSNIKKI : そうですね。歌がメインになるというか、そういう意識はしてますね。

 

個人的には、TEMPLIMEは歌が強いところが特徴だと感じていて、Neko Hackerなどと並んで、そこが個性になっていると思います。
そして、「ネオンライト」はFuture Bass/VTuber DJシーンを中心に、数々のRemixが生まれたり、プレイされる事も多いアンセムになりつつありますね。現場での口上は、一体いつから出来たのでしょうか?

 

tempura : あれは明確で、今年の5月にGenickさんが主催された「RIP」というガラージがメインのイベントがあって。そこでほぼ初めてライブセットで呼んでいただいたんです。全体としてはゴリゴリのクラブパーティーなんですけど、僕らの時はポップ枠というか、「ガラージとポップの枠」みたいな感じでいったら、そういうのを求めている人がすごく集まって盛り上がったんですよね。

その中で、勢いに任せてああいう言葉を発した方々がいて、いろんな声が映像の中に入っていて、それを面白半分で文字起こしした方がいて……。それが面白かったので映像を音源化して、SoundCloudに投稿して、みたいなことをやっていたら……あの……あれができちゃいました(笑)。

あれも本当に予想外でしたね。あのパーティーが、クラブミュージックの中で、僕らの立ち位置が受け入れられるのかとわりと不安ではあったんですけど、結構客層もマッチして、すごく面白い勢いが生まれたなと思います。

 

いわゆるクラブミュージックな現場は勿論、VTuberの現場でもしっかり根付いたというか……?!

 

tempura : VTuberの現場の人って、たぶんちゃんとしたリワインドとか知らないはずなんですけど、声が飛び交うみたいな(笑)。僕らがいない現場でかかっていてもそれが言われてたりして、インターネットのミームみたいになってるなと(笑)。いろんな意味で、「ネオンライト」は面白い広がり方をしたなと感じますね。

 

-確かに。また、そこから『Sphere』『Watertank』と、非常に早いペースでリリースを重ねられましたね。制作中におけるTEMPLIME故の拘りはありますか?

 

 

 

tempura : これまでの制作で、このリリース早さはちょっと無理させてるなという部分もあったんですけど……この2人でやってるからこそ、みたいなところはあります。制作するタイプと、その次のステップを考えて進めるタイプ……性格的にというか、そういう部分がきっぱりと分かれているので。KABOSNIKKIが制作に没頭してもらっている間に、次とか次の次くらいまでの大まかな流れを考えて、終わってからちょっと休憩しつつ、また次のものがあるみたいな流れになってるので。ここ最近は本当に無理させているので、少し考えものな部分もありますが。でもリリースの早さはそこにあると思います。

 

KABOSNIKKI : 自分としても、ひとりでやってたら完全に納得できるまでやっちゃいそうで。それって果てしないし、永遠に完成しないものになってしまうので。このスピード感で出せるのはtempura君がいるからこそというか、2人でいるからだと思いますね。

 

そういった意味では、この2人のユニット結成は必然的だったというか。ちなみに、今回M3にてリリースされる『pureness』は制作が進んでいますか?

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