Suspended 4th インタビュー

Suspended 4th インタビュー

Suspended 4th(読み方 : サスペンデッドフォース)
メンバー(LtoR) : Seiya Sawada(Gt) / Kazuki Washiyama(Gt&Vo) /Dennis Lwabu(Dr/Vo) / Hiromu Fukuda(Ba)
HP : http://suspended-4th.com/
Twitter : https://twitter.com/sus4_official

Suspended 4th(通称 : サスフォー)は2014年に結成、名古屋は栄での路上ライブを中心に活動中の4人組ロックバンド。

Kazuki Washiyama(Gt&Vo)、Seiya Sawada(Gt)、Hiromu Fukuda(Ba)、Dennis Lwabu(Dr/Vo) の4人からなり、“嘘偽りの無い音楽”をテーマに掲げるSuspended 4th。オンボーカル・インスト両面の強みを持つ彼らの音楽性について触れると、ハードロック・ファンク・ジャズ・ガレージロック・ポップス等々……数々の音楽要素を感じつつ、それらを圧倒的な音数・テクニックで調和・表現している。また、何百もの路上ライブを経た彼らの音には、洗練された”野生味”が感じられる。彼らこそ、現代のサムライと言うべきか。

近年はYouTube上にアップロードしたMV「ストラトキャスター・シーサイド」が再生回数60万回を突破(※2019年2月現在)、主催イベント「STREET MUSICIAN SUMMIT」も大盛況に終え、オンラインオフライン共に活動の火が付き始めたSuspended 4th。本文中にて、「今俺らの音楽を聴いとかないと、大変だよ?」とコンポーザーのKazuki Washiyamaが語る様に、今後彼らが日本の音楽シーンに一石を投じる存在になる事、間違いないだろう。

今回、波に乗っているSuspended 4thの4人に対し、改めてバンド結成の経緯、彼らの音楽的ルーツ、昨年リリースされた『INVERSION』のあれこれ、路上ライブに対する想い等を伺うべく、初の単独インタビューを実施した。

取材・文・編集 / 宮久保仁貴  撮影 / ウエムラタカシ


 

-まずはTOPPA!!初登場ですので、バンドの歴史を教えて下さい。Suspended 4thの発起人はどなたになるのでしょうか?

 

Seiya Sawada : 発起人は僕とワシヤマですね。僕が20歳の時、初めて彼と出会ったんです。当時18歳だったワシヤマはライブハウスでバリバリのハードロックを披露していて……それに僕がシビれちゃったんですよね……!ライブ終わった後、たまたま彼と会う機会がありまして。当時、僕自身もバンドメンバーを探していて、話していく内に自然と意気投合しました。

 

-ありがとうございます。ちなみに、Hiromuさん、Dennisさんはどの様な経緯で加入されたのでしょうか?

 

Seiya Sawada : その後、何度かメンバーチェンジが続いて、途中で前任Baが抜けるタイミングがあったんですよ。メンバーを探している時、たまたま今は無き6秒動画のVINEで、むうくんが高速スラップを披露していて。「こいつ、面白いな〜!」と思い、声を掛けたんです。

 

Hiromu Fukuda : たまたま声を掛けてもらったタイミングが、自分のバンドがポシャるタイミングで。最初はサポートとして一緒にやっていたんですが、活動を続けるにつれて、ワシヤマの凄さを実感して。「こいつと一緒にバンドやりてぇな……!」と思い、僕から入れてくれとお願いしました。

 

Seiya Sawada : ちなみに、正式加入するかどうかは検討中です(笑)。

 

Hiromu Fukuda : だそうです(笑)。

 

Kazuki Washiyama : 「今日から正式加入しよう!」と毎回なるんですんけど。

 

Hiromu Fukuda : 毎回正式加入して、すぐサポートに戻る感じです(笑)。

 

一同 : (笑)。

 

Seiya Sawada : そんなこんなでむうくんが入り、白人の前任Dr含めて4人で活動していたんですが……彼が母国に帰らなきゃいけなくなりまして。そこからまた、メンバー探しを始めたんです。

ある時YouTubeを見ていたら、たまたまDennisのドラムソロ動画がヒットして。実際その時からめちゃくちゃ上手かったし、Dennisが撮った映像に映っているスタジオが、ワシヤマの家のすぐ近所のスタジオだったんですよ。めちゃくちゃ近い場所で活動しているし、気になってメールしたら二つ返事で「良いですよ!」と加入が決まりまして。そして今に至ります。

 

Dennis Lwabu : メールの中に”路上ライブをやっている”と書いてあった所に興味を持って。僕自身も路上ライブをするし、面白そうだなと思った次第です。

 

-なるほど!運命的な何かを感じますね。続きましては、バンド名の由来を教えて下さい。

 

Kazuki Washiyama : 音楽のコードにSuspended 4thというコードがあって、このコードを使えば、どんな展開でも何かしら解決する音に導かれるんですよ。誰が聴いても、「これでこの曲は終わりだろう。」と。その直前の状態をSuspended 4thっていうんです。ただ、この由来は正直今考えたんですけど(笑)。

でも、音楽をやっている瞬間、俺達のこの状態自体がSuspended 4th……人生的にSuspended 4thな生き方をしてきた奴らが集まっているのは間違いないです。音楽をやりきった先に見える解決コードを常に探しています。

 

-名が体を表すとは、正にこの事でしょうか……!?また、皆さんの音楽性・プレイスタイルからは、そんな力強さがひしひしと伝わってきます。それこそ、まるでジョジョの奇妙な冒険の近距離パワー型スタンドのように。改めて、そんな皆さんの音楽的ルーツを教えて下さい。

 

Seiya Sawada : 僕の始まりはBUMP OF CHICKENですね。「こういう音楽あるんだ!」と思い、そこからバンド音楽にのめり込みました。とはいえ、僕は雑食なので、そこから色々聴き始めて。その後、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTでガレージに出会いました。「何だこの汚い音は!」と感じると共に、アベフトシ(Gt)さんのカッティングに衝撃を受けたんですよね。いろんな人にプレイスタイルがバレてますけど、僕もアベさんの様に鬼カッティングをして、そしてギターで人に衝撃を与えたいです。

 

Hiromu Fukuda : 最初ベースを始めるきっかけが、中学生の時の友達にベースをやっているやつがいて。そいつから一瞬ベースを貸してもらったんですけど、それからすごくのめりこんじゃったんですよね。最初の頃は、マキシマムザホルモンの上ちゃん(Ba)を好きになり、そこからスラップの練習を始めました。ホルモンの事を調べていく中で、上ちゃんがRED HOT CHILI PEPPERSのFlea(Ba)が好きということを知り、僕もまんまとハマりました。その後、IKUO(BULL ZEICHEN 88/Ba)さん、Kei Nakamuraさんのプレイにも感動し……多分この4人からの影響が強いですね。特にKei Nakamuraさんの様なプレイを今でも目指しています。

 

Kazuki Washiyama : 元々ギターを始める前から、小学生の頃から津軽三味線をやっていたんですよ。俺の師匠が三橋美智也さんの一番弟子の三橋美智一師匠で、その方についていって、小学生の頃からステージには立っていたんです。ステージ的なルーツはここかな。

そして、今Suspended 4thでやっている音楽的なルーツは、高校の時に音楽の先生から教えてもらったハードロックですね。70年代〜80年代、それこそEXTREMEとかMR.BIGを聴き始めました。あと、今やっている路上ライブについては、インストバンドの柘植さん(doos,BUXUS/Gt)から影響受けましたね。あの人からは、路上もそうだし、いろんな面で影響を受けました。

 

Dennis Lwabu : 小学校の時にドラムを始めたんですよ。当時、ラジオからDEEP PURPLE流れていて、それを聴いた時「ドラムかっこいいじゃん!」って感じたんですよね。そこから、DEEP PURPLEとか、LED ZEPPELINとか、THE CREAMとかを聴き始めて。そして、聴いた曲がすんなり叩けたので、「俺ドラムやれるな!」と確信しましたね。これが僕がステージに立とうと思ったきっかけでしたね。それと並行して、ジャズも通りました。

 

-総じて、皆さんのルーツに良い意味で渋みを感じます……!さて、Suspended 4thが近年音楽リスナーに認知されている背景として、圧倒的な演奏力は勿論の事、一発録りを掲げられた「ストラトキャスター・シーサイド」のMVに始まるWEB/SNS上での活動、そして路上ライブが考えられるかと思います。こちらに関して、感じている事や意識していた事等教えて下さい。

 

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