Non Stop Rabbit ( ノンストップラビット )インタビュー

Non Stop Rabbit ( ノンストップラビット )インタビュー

田口達也 : これらも俺達ならではと言いますか。例えば、映像会社を入れるとなると、がっつり打ち合わせして、絵コンテ描いて、タイムテーブル決めて……みたいな工程が重なるんですけど、それが全く無い2本なんですよね。バラエティCHの動画を撮る時と一緒で、自然な感じを意識していて。どう撮るかは決めないで、場所に行ってから決めるんですよ。このやり方が、YouTube活動をやりながら音楽を作っている人達のPVっぽいな、とも思っています。

 

田口さんのクリエイター精神を感じました……!また、昨年9月にはプラチナムプロダクションとの業務提携を発表されましたね。敏腕マネージャー金丸さんとの出会いのきっかけ、そして実際事務所に入る前と後で変わった事を教えて下さい。より活動の幅が広まった様に思いました。

 

田口達也 : 最初の出会いは本当に謎で(笑)。事務所じゃなくて、謎の雑居ビルに呼ばれたんですよ(笑)。

 

太我 : 最初、「俺達ハメられた?!」と思いました(笑)。

 

田口達也 : でも、入って変わった事は沢山ありますね。事務所に入るまでは、YouTubeも本格的にやるかどうか決まっていなくて。所属してから、週4投稿守ろうという話になり、今まで一回も休んでないんですよ。

あと、規模の大きい話が凄いスピード感で決まっていって。「半年後はここですね!」とか、そんなスパンで決まっていくし、それが予想に反してちゃんと成功して。良い意味で違和感を感じています。

 

矢野晴人 : 今までだと、自分達で埋まると思ってないから踏み込めなかったんですよ。それが、第三者目線で見て決めてくれて。

 

太我 : この前のO-WESTのワンマンも、気がついたら2ヶ月前に決まって(笑)。

 

田口達也 : もし自主のままだったら、今頃チキって200キャパぐらいでワンマンしていたと思います。

 

良い出会いに恵まれたのですね。また、そんな出会いの一つとして、昨年11月は「シイナナルミ生誕祭2018~努力は必ず報われない~」に出演、コラボ楽曲「優しい彼氏」がライブ初披露されましたよね。昨年8月にリリースされた本楽曲ですが、そもそもこの楽曲はどの様な経緯でコラボが決まったのでしょうか?

 

 

田口達也 : 元々なるみんとは2018年の頭頃から普通に仲が良くて。なるみんが将来的に歌をやりたいと言っていたので、「じゃあ一緒にやろうよ!」となり、話が進んだんですよ。

 

関連 : シイナナルミ生誕祭2018~努力は必ず報われない~ / 2018.11.24@ HOLIDAY SHINJUKU イベントレポート | TOPPA!!(トッパ・闇鍋的WEBメディア)
https://toppamedia.com/report-2018-11-24-shiina-narumi-birthday-2018-doryoku-ha-kanarazu-mukuwarenai/

 

ちなみに、来たる3月の東京のワンマンでは、「優しい彼氏」が披露される予定はありますか?

 

太我 : たまたまその日なるみんが観に来てて、やる可能性も……あるかも……?

 

田口達也 : ただ、俺達の節目のワンマン、大事な日になるからこそ俺達だけで成し遂げたい気持ちもあるので。勿論なるみんの事は好きなんですけどね。う〜ん……これに関しては正直わからないですね。

 

なるほど。また、12月には同じくプラチナム所属のなんきんペッパーの楽曲兼MV『好奇燦然』をプロデュースされましたよね。こちらの制作の裏話を教えて下さい。

 

 

田口達也 : 曲を作るにあたって、メッセージ・爪痕を残そうとは思っていて。変な話、噛みつきたいんですよ。ただ、俺が丸ごと書いたらアイドルが歌うにはキツくなり過ぎるな、とも思ったんですよ。なので、イメージだけ晴人に伝えて、歌詞を書いてもらった結果、バランスが良くなったんですよ。あと、音楽面に触れると、ドラムは太我にフレーズをお願いして。人の曲ではありますけど、ノンラビらしい曲に仕上がったと思います。

あと、収録日当日なんペッの皆がめっちゃ緊張していたので……緊張を解く事を意識しました。笑わせようとしたり、無駄にジャンプしてもらったり(笑)。

 

矢野晴人 : それ、変な癖出ちゃってるから(笑)!

 

一同 : (笑)。

 

この他、同じく12月にはHAN-KUN(湘南乃風)さん、サッカー選手の那須大亮さんとのコラボを行われましたよね。異色のコラボだと感じたのですが、こちらはどの様なきっかけから始まったのでしょうか?

 

 

田口達也 : まず、HAN-KUNさんと那須さんがコラボする事になって、そこに「オケが必要だ!」という話になったそうなんですよ。「じゃあ、演奏出来るのって誰だ?」となった際、俺達を紹介してもらったんですよね。

 

矢野晴人 : 最初、変な汗出たよね(笑)。特に、HAN-KUNさんは音楽的にも大先輩だし、メジャー感が凄くて。

 

太我 : めちゃくちゃ怖いと思ったら、凄く優しくて。かつ、自分は元々浦和レッズの大ファンで、那須さんが居た頃から応援していたんですよ。まさか、こんな形でコラボするとも思っていなかったです(笑)!

 

良い機会に恵まれたのですね。そして、直近ではVAZ主催のライブイベント「VAZRIDE」に出演されましたよね。数多くの著名YouTuberさんが出演、当日のオーディエンスも超満員だったとお聞きしています。こちらの手応えは如何でしたか?

 

田口達也 : 最初、思ったよりアウェイだな……!と感じたんですよ。アウェイの中、開始30秒ぐらいでどうひっくり返すか考えましたね。お客さんにライブの習慣が無いからこそ、俺達も積極的動いて。お客さんを最大限動かす事を考えて動いた結果、最終的に会場全体の手が上がりました。

 

太我 : あの作戦会議をする感じ、懐かしかったよね。

 

田口達也 : 本当に。それまでワンマンライブばっかりだったので、ある意味どう戦うか……スリルと隣り合わせで面白かったです。

 

ありがとうございます。さて、バンド始動から2周年が経過しましたね。所謂通常のバンド活動を行なっている他のバンドと比べて、ノンラビは圧倒的スピードで駆け上がってきたと思われます。現在の心境を教えて下さい。

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