キツネDJ
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Twitter : https://twitter.com/DJ_FOX_JAPAN
▼TOPPA!! 独占メッセージ動画
近年、バーチャルYouTuberシーンを軸に新たなクリエイターのストリームが出来つつある。元々イラストや映像、音楽等に携わっていたアーティスト達が、仮想世界に依代を得て転生を行なっている。依代の見た目は様々存在するものの、彼らが創造したクリエイティブにバイアスはかからず、正当に作品として評価される風潮がある様に感じられる。
そんな流れの中から、ある時よりキツネDJが現れた。彼は、自身の事をバーチャル界No.1のDJと称し、仮想空間を活動の中心に置くVTuber・バーチャルDJ。これまでに、2枚のEP、そしてShun(Sxun /ex. Fear, and Loathing in Las Vegas)との共作EP『狐人時代』をリリース。また、人間の姿に化けて、リアルライブ「エビバデ KON! KON! vol.1」も開催。オンライン・オフラインの壁を越え、次世代アーティストとして自由自在な活動を見せている。
今回、仮想空間上を拠点に活動するキツネDJに対し、改めて仮想空間に転生して活動を始めたきっかけ、アーティストとしての姿勢、これまでにリリースした『EVERYBODY KON! KON! vol.1・2』に関する逸話、近年の活動を伺うべく、メールインタビュー形式にて初の単独インタビューを実施した。
文 / キツネDJ 編集 / 宮久保仁貴
–まずは、キツネDJさんの自己紹介をお願い致します。
キツネDJ : KONにちわ!
バーチャル界No.1 DJのキツネDJです!
–ありがとうございます。改めて、TOPPA!!初登場ですので、キツネDJさんがバーチャルYouTuberとして活動を始められた経緯を教えて下さい。
キツネDJ : 以前、ボクの動画でもまとめたのですが、一度音楽の道を挫折してサラリーマンになったんです。ただ、仕事と自分が目指していたアーティストになる夢とのギャップで、鬱になってしまったんです。そのタイミングで、「やりたくない事で倒れるなら、やりたい事でぶっ壊れたい!」と思ったのが、キッカケです。
–先日公開された「i,mpossible」の「アニミュ(アニメ×音楽)」動画ですよね!非常にユニークな試みだと感じたのですが、こちらの制作時にまつわるエピソードを教えて下さい。
キツネDJ : 友達と、「アニメ声優の人気は凄いよね!」って話してた中で、登場人物の過去や背景に共感しているファンの熱量が凄い事に気づいたんです。
友達は、ボクの過去や背景を知っているからこそ、「絶対アニメで共有すれば、共感してくれる人が増えるよ」と後押ししてくれたんです。
–ご友人に恵まれたのですね!続きまして、キツネDJさんは普段動画を収録される際、意識している事を教えて下さい。
キツネDJ : 動画によって目的を明確にしてます。
新規ファンを獲得する動画か、既存ファンを楽しませる動画か、とかですね!
–マーケター的視点を持たれて活動されているのですね。ここからは、キツネDJさんの音楽的側面・活動を掘り下げようと思います。まずは、音楽的ルーツを教えて下さい。
キツネDJ : 一番影響を受けたのは、アイスランドのSigur RósとイギリスのMUSEです。あと、最近作曲犬のSXOOPXことShun(Sxun / ex.Fear, and Loathing in Las Vegas)君とコラボする中で、プロって凄いと改めて思いました(笑)。
–なるほど!ShunさんとのWaMiLA(Words and Music in LA)で先日はEP『狐人時代』もリリース、現在6曲のコラボ曲を発表されていますよね。キツネDJさんが人間に化けてLAに行った際に出会われたとの事ですが、初めての出会いのきっかけ・状況は一体どのようなものだったのでしょうか。
キツネDJ : これは詳しく話せなくて申し訳ないんですけど、共通の知人を介して知り合ったんです。
最初は気付かなかったんですけど、「Shunです。」って言われて「えーっ!」ってなって!ボクはずっと彼のファンだったので、興奮しました。
そこから、皆日本に帰る中、ボクとShunだけLAに残っていて。最初、彼は嫌がってましたけど……2人きりで、仲良くなりました(笑)。
-(笑)。素晴らしい巡り合わせがあったのですね!さて、Shunさんと共同作業を進めた中で、同じクリエイターとしてShunさんに感じた事を教えて下さい。
キツネDJ : 彼は物凄く頭が良いですね。そして、誠実で優しい。「第一線で活躍している人は、人間性が秀でているな。」と思ったのが、第一印象です。
そして、メロディの秀逸さ、作業スピードの早さ、展開やアレンジの発想力等、プロのアウトプットのクオリティに驚かされました。
そして、一番勉強になった事として、「GOOD BYE」という楽曲の本人出演MVが、Shunの意向でお蔵入りになったんです。ただ、これにもちゃんと理由があって、「自分のブランド価値の基準を持って、それに満たない作品は出さない。」という彼らのスタンスがあって。アーティストとしての姿勢を学びました。
–わかりました。続いては、キツネDJさん単体の音楽作品の話をさせて下さい。昨年は1st EP『EVERYBODY KON! KON! vol.1』をリリースされましたね!まずは、本作のリリースのきっかけ、キツネDJさん視点での聴きどころを教えて下さい。
【リリース情報】
▼タイトル
『EVERYBODY KON! KON! vol.1』
▼販売情報
全4曲\1,000(単曲\250)
iTunes:http://ur0.work/Nb8j
Amazon:http://ur0.work/Nb8k
Google : http://ur0.work/Nb8h
パーソナル版(\5,000) : http://ur0.work/Nb8n
▼収録曲
1.EVERYBODY KON! KON!
2.i,mpossible
3.Took Me Higher
4.Frightened Believer
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