ぼっちぼろまる & ヲタきち インタビュー 前編

ぼっちぼろまる & ヲタきち インタビュー 前編

ぼっちぼろまる : 僕の曲って、聴き様によっては結構ネタ曲に聴こえるというか、曲名とかもそうだし、取り扱うテーマもショボイものなんですよ(笑)。担々麺や眠いってことについてだったりとか。そういう部分と、曲としてのかっこよさ、良いメロディを両立させたいという思いがあって。どちらかに振りすぎるのではなく、ただ担々麺について歌うんじゃなくてかっこいい感じで担々麺を歌いたい、みたいな。目の覚める良い感じの曲だけど、でも眠いみたいな気持ちを歌ったり。そのバランスをとってきたのが僕の曲なのかなと思ってます。どちらかに振る人が多いのかなと思んですけど、岡崎体育さんとかはそこのバランスのとり方がうまいなと思います。一見ネタに聴こえるけど音楽的にはすごくかっこよかったり。だから影響を受けてる気はしますね。うーん……これ、真面目に喋りすぎ(笑)?

 

ヲタきち : いいよ、今日はちゃんと喋れてるインタビューだなって思った(笑)。

 

ぼっちぼろまる : 徐々にインタビュー慣れしてきたのかな(笑)。

 

ヲタきち : 僕はヲタきちという名前通り、ぼっち星ではアニメと特撮に溺れていました……そういうものばっかり聴いていたので、ロックシーンとかはまったく知らなかったんです。けど、今はぼろまるや周りの音楽家たちに触れて、楽器ができない分、わりと新鮮に音楽知っているところがあります。普段作るものも、結構可愛いデザインが好きなんですけど。僕なりの解釈で、ぼろまるのかっこよさやエモさを表現できる方法を他のジャンルからも探したりしますね。でも、好きなのはゴリゴリな特撮ソング。あとK-POPも好きです。

 

-K-POPといえば、先日のCoachella FestivalでのBLACKPINKはすごかったですね。

 

ぼっちぼろまる : 僕も最近まで全然知らなかったんですけど、かっこいいすね(笑)。

 

ヲタきち : ちょこちょこ日本でフーチャーされてはいるんだけどね。

 

ぼっちぼろまる : 1曲しか聴いてないけど、可愛い系ではないでしょ?

 

ヲタきち : 可愛い系ではない。特に、MVがどれも素晴らしくて、参考にしています。最近は映像から音楽を聴くというか、音楽が良くても映像が良くないと聞き入ってくれない事もあるので。K-POPは特に見た目重視で好きです

 

ぼっちぼろまる : 確かに。

 

ヲタきち : 映像が良いと、スッと入ってくるんだよね。

 

ぼっちぼろまる : 確かに。ヲタきちは「このMVええんやで!」みたいに覚える感じがあるよね。思い出すときも「あれなんだっけあの黄色いやつみたいな。

 

ヲタきち : 正直、映像でしか覚えてない(笑)。でもこの見方って活かせるところがあって。アーティスト単体では追えなくても、MVごとに自分の中で再燃したりするからさ。

 

ぼっちぼろまる : MVが持っている力ってそう考えるとすごい。

 

-こう、おふたりが喋ってると良い感じにバランスが取れていますね(笑)。さて、続きまして、こちらはぼろまるさんに対してお聞きしたいと思います。普段作曲・作詞を行う際、どのようなタイミングでアイディアが湧いてきますか?非常に速筆かと思います。

 

ぼっちぼろまる : テーマありきで考えることが結構多いですね。普段、普通に生きていて、これをテーマに曲を書きたいなってことがポロポロあったりします。まあ、題材はなんでもいいので(笑)。

そこからどう作ろうかなみたいな、具体的なアイディアにする時には散歩しかないですね(笑)。ひたすら歩いて、頭の中でモチーフやテーマに対して考えて。サビの頭とかから思いつくことが多いです。ずっと散歩して、ポンと浮かんだらそこから広げて作っていく感じで、頑張って考えてます(笑)。

 

-なるほど。また、直近の音楽活動について触れますと、先日は初のMV「うたうぼっちのテーマ」を公開されましたね! これまでオリジナル曲のリリックビデオを公開されていた反面、MVは初の経験だったと思います。こちらの映像を作った際に意識した事を教えて下さい。

 

 

ぼっちぼろまる : 曲に関しては、1年前に作った曲なんです。メッセージソングみたいな感じで、僕の中でも結構思い出深い曲ですね。自分の気持ちをダイレクトに書いた曲が、多少入ってるのは以前にもあったんですけど、ここまでストレートに書いたものは1曲もなかったので、自分的には大切な曲です。タイミング的にも、VTuberを始めて聴いてくれる人たちが増えたという状況があって、みんなに伝わったんじゃないかな、という実感がありましたね。実際は分からないですけど(笑)。

曲調的にも、こういうのをやりたい、というのを1番ダイレクトに出せたかなと。そういう意味で、この曲を最初のMVで出せたのは嬉しかったです。

 

ヲタきち :ぼろまるの音楽は、「マイノリティでもいいよ」っていう歌詞が多いと思うんですけど、それを歌う人間がみんなとの距離を感じるようなMVにしたくなかったんです。街だったりとか、顔以外の部分をすべて実写にしたのも、ぼろまるが等身大で歌っていること、みんなと同じ世界で同じことを思っているということを直接表現したかったのもありました。僕の中では、ぼろまるは仮想空間の存在というよりは、みんなに置き換えられる代名詞的な存在ということで、今後もイメージできたらいいなと思っています。

 

ぼっちぼろまる : 哲学。

 

ヲタきち : いや正直、後付け(笑)。

 

ぼっちぼろまる : 後付けなの? がっかりしたわ(笑)。

 

ヲタきち : いやいや(笑)。KMNZさんのMVを編集した時も、バーチャルについては基本的にそういう解釈をしてます。バーチャルとか仮想空間といっても、みんなそれぞれに思い浮かぶ定義があるんですよね

 

 

ぼっちぼろまる : 哲学(笑)。

 

-所謂バーチャルとはまた違った考え方ですよね。続いては、この曲・MVを制作時の心境・裏話を教えて下さい。

 

ぼっちぼろまる : MVは速攻で作ったよね。すごい勢いで撮った。

 

ヲタきち : どの曲にするか決まってから、実際にMVをアップする予定日を1週間くらいの期間で考えていました。結果的に公開は諸々あって遅くなってしまったんですけど(笑)。ただ、普段から、何か作ろうとなったら、なるべく短い時間で考えたり作ったりするんですよね。

 

ぼっちぼろまる : 「やろう!」って言って、「じゃあこういう感じで撮るで、明日行くで。」みたいな。それくらいのスピード感(笑)。

 

ヲタきち : 僕がワーッと書いたメモ書きの構成を1日考えて、その翌日にぼろまるをマリオネットにさせて作っていくみたいな。

 

ぼっちぼろまる : 「今日、ぼろまるはマリオネットやで。」って言われました(笑)。

 

ヲタきち : 映像を作る時は、ぼろまるは何も考えてないですね。言われるがまま(笑)。

 

ぼっちぼろまる : お任せというか、信頼しているので。良いものが出来るんだろうと思って、渋谷の交差点で突っ立ったりしましたね。交差点の真ん中で撮らなくてよかった(笑)。

 

-交差点の真ん中だと、リアルのYouTuber的なそれですよね(笑)。

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