ぼっちぼろまる
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCzmKiZrrf3-F6TBV0MRw88g
Twitter : https://twitter.com/borotchi
BOOTH : https://borotchi.booth.pm/
ヲタきち
Twitter : https://twitter.com/wotakichii00
先日インタビュー後編を公開したぼっちぼろまる & ヲタきち。前回は彼らの経緯やお互いに対して思う事、制作活動における思考法等を中心に紐解いたインタビューだが、今回後編はVTuberとしての活動の反響、近年感銘を受けた物事、彼らが考えるネット発のアーティストに関して触れた内容となっている。
前編と合わせて合計1万字強となった本インタビュー、必見である!
取材・文・編集 / 宮久保仁貴
関連 : ぼっちぼろまる & ヲタきち インタビュー 前編
https://toppamedia.com/interview-2019-5-bocchi-boromaru-wotakichi-prequel/
–改めて、お二人がバーチャルYouTuberとして活動するようになってから、1年が経過しましたね! 現在のCH登録者数は15,000を目前、この1年でCH登録者数も1万以上増え、大きく認知が広まったように思います。現在の心境を語って下さい。
ぼっちぼろまる : 本当に1年前、VTuberを始める前に比べると、単純に登録者数とかすごいと思うし……本当にありがとうございます。VTuberになってよかったと本当に思ってます。でも、やっぱりまだまだですよね。数字としてもそうだし。
ただ、もっといろんなことにチャレンジできるようになってきたんじゃないかなというところはあります。やっぱり、僕らふたりだけじゃできないようなことがたくさんできるようになってきたかなと。これからもみんなから「○○をやってほしい。」とかあればそれを取り入れていったりして、いろんなことにチャレンジしたいと思っています。
ヲタきち : 人数が少ない時は、人が増えた時に、ひとりひとりの声が聞こえなくなってくるんじゃないかという不安もあったんですよね。でも、少しずつ人が増えてきて、逆に大きな声でぼろまるが好きと言い易くなってきた気がします。そういうところが追い風になりそうだなと感じますね。
–また、今のタイミングでお互いに思う事を教えて下さい。
ヲタきち : ぼろまるはすごく純粋なんですよ。やりたいと思ったときにやるし、やりたいと思ったものがそのまま表現されるんです。僕はそのバイタリティを買っているところがあるので。それこそ、最近ぼろまる日記を更新したり、この前まで曲を月に2曲書いたりとか。現状3歳児のぼろまるとして、今後よりアクティブになってほしいと思うので。ヘタレないように頑張ってほしいと思います(笑)。
みんな暗い曲が続いてもしんどいだろうし。みんながぼろまるから無限の元気をもらえるようにサポートしたいなと思います。
ぼっちぼろまる : 僕からは……時にはヘタレることもあるから優しくして(笑)。波がありますからね(笑)。
ヲタきち : (笑)。
-(笑)。合わせて、お二人がこれまで活動してきた中で、一番印象深かった事や苦労した事を教えて下さい。
ぼっちぼろまる : イベント的に大きかったのは、V紅白歌合戦かなと思います。年末のあの日に何千人もチャンネル登録者数が増えて、一気に登録者数1万を超えたりとか。あの日にはすごく感謝していますね。
ヲタきち : 僕らは、VTuberとしてもロックバンドとしても逆境系にいるかなと思うんです。
ぼっちぼろまる : 逆境系(笑)。
ヲタきち : どちらの界隈からしてもアウトローというか。常に新しいことを研究してないといけないような状態なので。他者を真似できないんですよね。自分たちの立ち位置を考え続けてます。他の人たちは、これって決めたらそのキャラクターを突き通したりすると思うので。
ぼっちぼろまる : ずっと「模索なう。」みたいな(笑)。
ヲタきち : でも、そういうところがロックだな!と思っています。
ぼっちぼろまる : 苦労していることでもあるし、楽しい部分かもしれないですね。最初にこっちに来たときは、僕らもVTuberとして活動していたわけではなかったので。どういう風に生きていくのかはそこからずっと考えています。でもまあ、逆にいろんなところに縛りなく行けるから良いのかもしれないですね。
ヲタきち : ふたりとも「無ければ作ろう精神」があるんです。一時期、Instagramとかで、ファッション系でいこうかと模索したりもしました。すぐやっては違う方法に変えてという感じで。本当は苦しいと思うようなことでも結構楽しんでやっています。だから、そんなに……。
ぼっちぼろまる : そんなに苦労してない(笑)。
ヲタきち : でも、ぼろまるという存在がみんなの中で大事になってきているので、応え続けなきゃいけないのは良い意味で大変なんだろうな、と。
–その点で、YouTuberしかりアーティストしかり、走り続けないといけないですもんね。続いては、お二人がVTuberとして活動を始めた当初より、リスペクトしている方を教えて下さい。
ぼっちぼろまる : ピーナッツくん……ピーナッツくんさん(笑)。ネットで前から見ているので。バイタリティじゃないですけど、すごくいろんなことをやっている人なので、見習おうと思っています。
音楽的には、岡崎体育さんとか。あと、米津玄師さんや星野源さんもそうですけど、ソロでも曲はバンドチックみたいな人は、昔からいるとは思うんですけど。だから、それこそ無理にバンドじゃなくても、やり方によって、僕はひとりでできるなと。
ヲタきち : ミソシタさんですね。気持ちがダダ漏れな所が好きです。オリジナル的な活動をしているVTuberが今もまだ少ない中で、1番ガイドラインのないところで音楽をやっている人かなという気がします。ピーナッツくんにもそういうイメージがあります。こうしておけばいい、が無い点で彼らは常に人を驚かせることをしていると思います。
ぼっちぼろまる : トラックも良いし、ラップに寄せた曲とかも。
ヲタきち : ミソシタさんはやっていること以上に、音楽的にかっこいいのが説得力ある。
ぼっちぼろまる : 歌詞も、熱いことだけだったりすると敬遠されそうだけど、ちゃんとユーモアもあって、熱いところとのバランスが絶妙だなと思います。思えば……異形のものたちにリスペクトしてる(笑)。
ヲタきち : 多様性があるよね。7~8頭身のVTuberさんができることと、それこそ僕たちのようなキャラクターができることって別にあると思うんです。僕らからすると、何やっても新鮮に思ってもらえるところがまだまだあるので。こちらからリスペクトしてるのと同じように、リスペクトされる存在になりたいと思いますね。僕たち自身も新しい部分を見出していきたいです。
–こう考えると、まだまだVTuberシーンは未開拓の事が多いですね……!ちなみに、最近お二人が気になっていたり、コラボしてみたい方や物はありますか?
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