雄之助 / Yunosuke インタビュー

雄之助 / Yunosuke インタビュー

雄之助/Yunosuke(読み方 : ユウノスケ)
SoundCloud : https://soundcloud.com/bass_ynk
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Bandcamp:https://yunosuke-official.bandcamp.com
Spotify:https://open.spotify.com/artist/2JVKM
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トラックメイカー・作曲家・ボカロPの顔も持つ雄之助/Yunosukeは、2014年よりボカロPとして活動を開始。EDM×ボカロというユニークで、オリジナリティ溢れる作曲、編曲、リミックスで注目を浴びている。

2015年に作詞に牛肉を迎えての1stアルバム 『Unique Antique』をリリースし、翌年2016年にはニコニコ動画にて殿堂入りを果たしたオリジナル曲MV「Pathos」を収録した2ndアルバム『Pathos』をリリース。2017年にはEVO+とのコラボ作品「Black or White」の初音ミクver.やYouTubeで100万再生を達成した「PaⅢ.SENSATION」などを含む3rdアルバム 『Black or White』を発表。そして、2018年には「VocaNicoNight-ボカニコ-」 公式アンセム楽曲 「Feel My Heart」や Circus-P、tekaluなどのボカロPとのコラボ楽曲を収録した4thアルバム『Fiction』をリリースするなどコンスタントに活動を続けてきた。

ボカロとEDMの融合。それは一言にボカロの枠を超えたというだけではなく、日本独自のポップ・サブカルチャー文化と密接に関わりながら発展を続けてきたボカロと、主に海外のクラブカルチャーと共に進化をしてきたEDMの邂逅である。それをボカロPが出自である雄之助が手掛けたことで、ボカロの新たな可能性を見出したとともに日本のポップ/サブカルチャーシーンでもEDMが親しみやすいものへとさせたのではないだろうか?

今回、そんな雄之助自身のルーツから現在、さらにはトラックメイカー・作曲家・ボカロPとして活動する彼の楽曲制作のエピソードなどを掘り下げながら、その魅力をお届けしたいと思う。

文 / 雄之助    編集 /滝田優樹


 

-TOPPA!!初登場ですので、雄之助さんの自己紹介をお願いします。生い立ちや“雄之助”として活動を行う様になったきっかけなどお聞かせください。

 

雄之助 :  3歳からピアノを始め、小学校の頃は中古のCDを2000枚近く集めたり、中学校でサックスを吹いたり、とにかく音楽が大好きでした。中学校の卒業祝いで作曲ソフトを買ってもらい、楽曲制作を開始しました。

 

音楽的に早熟だったのですね。ちなみに、アーティスト名である雄之助を名乗られたのはいつからになるのでしょうか?

 

雄之助 : よく驚かれるんですが、初音ミクを勧めてくれたのは両親です。当時家にあったCDに収録されていた、銀サクさんの「いろは唄」にハマって、ボカロを使って楽曲投稿することを決意しました。そして、一切捻らずに本名である「雄之助」で活動を始めました。

 

わかりました。ちなみに、EDMに触れ始めたのはいつになりますか?

 

雄之助 : 僕は最初からEDMが大好きだったわけでもなかったんですが、高校生の頃に聴いたWolfgang Gartnerの「Love & War」が衝撃的で。色々な情景や気持ちが音から伝わってくる曲で、初めて聴き終えたときは何も手につきませんでした、凄すぎて。僕もこんな風に電子音を使って、盛り上げるだけでなく、音で人に気持ちを伝えるようなトラックを作りたいと思い、このジャンルをメインに制作することを決めました。

 

そうなんですね。

 

雄之助 : それから初音ミクを使ってEDMの楽曲をちまちま制作していたんですが、2014年当初はVOCALOEDMタグの動画が本当に少なくて、記憶が正しければ確か30-40本ほどで。そこから、このジャンルの良さをみんなに知ってほしくてボカロEDMプロデューサーとして楽曲制作を続けてきました。今気になって見てみたんですが1000件超えてるみたいです!凄い……!

 

それは雄之助さんの貢献も大きいのではないでしょうか?近年は上京を果たされましたね。上京されてから、感じることを教えて下さい。

 

雄之助 : 変わらず曲を作っているだけなので凄く変化したことはないですね。ただ、たまに仲の良いクリエイターとご飯に行って制作の話をしたりするのがとても楽しくて、最近の制作のモチベーションに繋がっています。

 

では、ボカロPとして活動を始めてからは4年が経過しましたが、現在の心境を教えて下さい。

 

雄之助 : まさかボカロPになって、クリエイターの友達と旅行したり、制作について相談に乗ってもらったり、沢山の人に楽曲を聴いていただけるようになったり、イベントで海外に行ったり。始めた当初は考えられなかったような出来事ばかりで正直今でも驚いています。とても楽しいです。

 

いいですね。これまで活動してきた中で、一番楽しかった・苦労したことは何ですか?。

 

雄之助 : 昔から好きだった音楽を続けられている今が一番楽しいです。ただ制作が上手く進まないとき、当然締め切りもあるので今でも苦労しています。

 

大変ですよね。合わせて、近年感銘を受けた出来事・物・者はありますか?

 

雄之助 : Tokyo Machineという僕の大好きな海外のクリエイターがいるんですが、以前友人のUjico*とTokyo Machineが共演するということで歩く人と一緒に観に行きました。最後に運良くお話しできる機会があって、英語で「自分もコンプレクストロ(ジャンル)の制作を主にやっていて、Tokyo Machineのスタイルに物凄く影響を受けている。」ということを本人に伝えました。世界規模のアーティストに気持ちを直接伝えられる機会は全くと言っていい程ないことだと思うので今でも凄く印象に残っています。最後に「Yunosuke!フォローしてくれてるの知ってるよ!」と言ってくれて、本当にクリエイターになって良かったと思いました。

 

 

-大変素敵なお話をありがとうございます。ちなみにですが、雄之助さんの座右の銘は何ですか?

 

雄之助 :座右の銘は孔子の「これを知る者はこれを好む者に如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」です!何事もまず楽しんでやることが大事だと思っています。

 

わかりました。さて、ここからは更に深く音楽的ルーツを教えて下さい。これまでに聴いてきた音楽やコンポーザーとして影響を受けた音楽についてはいかがでしょうか?

 

雄之助 : 本当になんでも聴いていました。洋楽や日本の80’sだったりゲーム音楽も。特にロシアの歌手であるNyushaの楽曲や、今年解散した韓国のグループNine Musesの楽曲は今でもずっと聴いています。

今の自分の音楽の基盤となっているのは先ほど挙げたWolfgang Gartnerや、ボカロPでもあり、音楽ゲームシーンなどで活躍されているかめりあさん、そして広瀬香美さんです。音楽の道に進もうと思ったのも、楽曲制作を始めようと思ったのも全て広瀬香美さんの影響です。覚えやすいメロディーの楽曲なんですが、スパイスみたいなものが曲の色んな所にに散りばめられていて、展開やコードなど沢山影響を受けていると思います。小学生の頃から欠かすことの出来ない大きな存在です。

 

中でも、活動を始めた当初よりリスペクトしている人はいますか?

 

雄之助 : これは先程も触れさせていただいたかめりあさんです。僕がボカロ×EDMの制作をするきっかけになった方です。『EXIT TUNES PRESENTS Entrance Dream Music』に収録されている「朝色の紙飛行機」という楽曲がボカロの楽曲の中で一番好きです。

 

なるほど。では、アーティスト・クリエイターとして活動を行う中で、意識していることはありますか?

 

雄之助 : 目標やこれからやりたいことは絶対になくさないようにしています。後はとにかく楽しんで楽曲制作することを意識しています。モニターとにらめっこしている時間が長くても、本当にアイデアが浮かばない時はどう頑張っても浮かばないので。少しでも詰まったり浮かばなかったりしたら必ず休憩をしたり、出掛けたりしています。

 

まさに先ほど伺った座右銘通りですね。ちなみに日々生活をする上で欠かせない嗜好品などはありますか?

 

雄之助 : マウントレーニアのカフェラテです!これがあれば作業が捗ります。

 

わかりました。続いては、近年のリリース作品について触れさせて下さい。昨年は4thアルバム『Fiction』をリリースされましたね。本作のリリースのきっかけ、タイトルの由来を教えて下さい。


作品タイトル
『Fiction』

配信日・価格
配信中
CD : ¥2,000円(税込)

収録曲
1.Feel My Heart (feat. 初音ミク)
2.Look at Me Now (feat. 初音ミク)
3.Catalyst (feat. 初音ミク)
4.Alexis (feat. 初音ミク)
5.Cybernetic (feat. 初音ミク)
6.SCALE BLASTER (feat. 初音ミク)
7.Existed (feat. 初音ミク)
8.illusion (feat. 初音ミク)
9.Ice Cream (feat. 初音ミク)
10.エル・ドラド (2018 Remix) (feat. 初音ミク)


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