DIMLIM 聖(Vo) インタビュー

DIMLIM 聖(Vo) インタビュー

聖 : 歌詞にも書いているけど……例えば、歪なものほど、揶揄されるじゃないですか。反面、普通の感覚だと「ライブで音源通り歌う。」とか、そういう事が「美」だと捉えられるかと思うんですが……僕はそれを「美」じゃないと思っていて。感情的、歪になってこそ人間だし、それが全面で出ている瞬間に美を感じます。美を感じる瞬間は“人”が出ている瞬間、これだと思います。

 

共感覚とはよく言いますが、音楽ライブの場合、そういった感情の伝播が「美」を増幅させる一因ですもんね。ちなみに、この機会にお伺いさせてください。普段ステージに立たれている際、自身の挙動は自然と動くタイプですか?計画的に動作を考えられるタイプですか?

 

聖 : 完全に前者ですね。何も考えてないなので……ここはどうこうとか考えず。
全く、考えてないです。

 

わかりました。合わせて、自身の世界観を研ぎ澄ます上で、重要と考えている事を教えて下さい。

 

聖 : 何も考えない事。これが一番です。

 

また、普段目標設定はどのような考え方で進められますか?

 

聖 : 自分=バンドだし、バンド=自分なので、その芯がぶれないような広げ方をする事。活動を続けて。上に上がっていくに連れて、根幹が変化する人はいっぱいいらっしゃるかと思います。けど、自分は良い意味でそれを変えないようにする広げかたを心がけています。

 

ブレない事……なかなか実現できそうで実現できない事ではありますもんね。今後も自身の道を貫いて欲しいです。

続きましては、近年ヘヴィミュージックシーンアーティストの飽和状態が続く中、DIMLIM、そして本日の主催のSLOTHREAT(※取材時2019年5月11日SLOTHREAT企画)のように、独自の世界観・意思・力を持ったアーティストが現れ始めたように思います。こちらに関してはどう思われますか?

 

聖 : もっと増えて欲しいというか……今一緒にやっていきたいと思う人がいないので。本当に……本当にいないので。例えばそれは、ギターが上手いとかそういう事じゃなくて。「俺はこれが言いたくて、音楽をやっているんだよ。」という……そういう根幹を持たれている方と一緒にやっていきたいです。

 

関連 : SLOTHREATインタビュー前編・後編
https://toppamedia.com/interview-2019-5-slothreat-prequel/

https://toppamedia.com/interview-2019-5-slothreat-sequel/

 

その意味では、昨年開催の「オトノギ」は非常に興味深いイベントでしたね。

 

聖 : 対バンをやるからには、サウンドは違えど、根幹が一緒の方でないと意味が無いので。面白くないので……僕自身。

 

なるほど。さて、いよいよ自身最大規模の主催ワンマン「CHEDOARA」開催も着実に近づきつつありますね。発表時から今までの心境の変化はございますか?

 

聖 : 発表を考えていた時からも……いざライブ日程を発表してからも……心境の変化は全く無い。一ミリも、何も変わっていません。やるのみです。

 

わかりました。今回はご回答いただきましてありがとうございました。最後に、『離人』を手に取る予定・迷っている方へメッセージをどうぞ。

 

聖 : 聞かない理由が無い……正直無いと思っているから、聴いて下さいとしか言いようがない。強いていうなら……歌詞を読んでください、ちゃんと。歌詞を読みながら、聴いてもらえたら見えてくると思います。

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