八月二雪(読み方 : ハチガツニユキ)
official Site: https://hachigatsuniyuki.wixsite.com/hachiyuki
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCHV-tYWznbEMFWoT0_oKmLQ
Twitter(八月二雪):https://twitter.com/8gatsu2yuki
Twitter(john=hive): https://twitter.com/john_neoneet
Twitter(Qキキ): https://twitter.com/q_kiki_82
▼TOPPA!! 独占メッセージ動画
夜に寄り添う”をキーワードに楽曲制作を行うバーチャル音楽ユニット八月二雪。john=hiveが成すフューチャーベースを主体としたコズミックなトラックと繊細でノスタルジックに響くQキキのボーカルは、切なさと儚さを超え深遠な世界へと誘う。
今年4月にリリースされた2nd mini album 『ブランクリア』は、“ブランク”(空白)と“クリア”(透明)とを合わせた造語が冠された。そのタイトルから象徴されるようにダンスミュージックに接近したミニマルなサウンドメイクに仕上がり、軽やかで伸びやかなピュアボーカルは旋律と融和され、甘美に響くコセプチュアルな作品だ。
活動当初からVRchatでのバーチャルライブを行いながら、八月二雪は今年6月に同じくバーチャルアーティストであるエルセとさめのぽき、memexの3組で新曲をカバーし合うコラボ企画「新曲&カバー プレミア公開はしごツアー」開催。精力的に次々と新しいことへチャレンジをしてきた。
そして彼女たちは、来たる7月に初のVR音楽ライブ「八月二雪×ぼっちぼろまる VR LIVE~ぼくらの電脳パレード~ in cluster」をclusterにて開催することを発表した。VRを導入し、パーティクルシステムを活用した新感覚ライブは、八月二雪にとってもライブシーンにとっても有意義なものであるとともに新時代の幕開けとなることだろう。
今回のインタビューは、アルバムやライブの話はもちろん。八月二雪のルーツやこれからの活動について訊きながら、仲睦まじい2人の関係が確認できる内容となっている。
文 /八月二雪 編集 / 滝田優樹@takita_funky
-TOPPA!!初登場となりますので、john=hiveさんとQキキさんの自己紹介をお願いします。
john=hive : 作詞・作編曲担当のjohn=hiveです。十数年前ベースを買ったことをきっかけに音楽を始め、ここ4、5年で作曲にも手を出して今に至ります。
Qキキ : 八月二雪のボーカル、Qキキです!Qは飾りなので読みません。 小さいころから歌が好きです!
-ありがとうございます。Q、思わず読んでしまいそうですが読まないのですね。続いてVTuber八月二雪として活動を行うきっかけをお聞かせください。
john=hive : 一昨年末に僕がVtuberにはまっている時に……
(※2人による再現)
Qキキ:「最近どうよ?」
john=hive :「こんなのにはまってる!(シロちゃん)」
Qキキ:「面白いね! これやりたい! どうやったらできるの!?」
john=hive :「え!ちょっと調べてみる!!」
john=hive : で、数日後、機器をそろえて動画をUPしました(笑)。
Qキキ : ほんとに一瞬だったよね(笑)。
-再現をありがとうございます(笑)。最近、感銘を受けた出来事・物・者はありますか?
john=hive : VRChatっていう、たくさんのクリエイターが色々なものを創っている世界に感銘を受けました。今も受けてます。
Qキキ : 感銘?? 近年だったら、なみたさんのパーティクルライブかな~。
– なみたさんといえば先日開催されたVR音楽ライブでの制作を担当されていましたよね? こちらのお話も後ほどお伺いさせてください。john=hiveさんは作詞・作曲・編曲を、Qキキさんはボーカル・作詞をそれぞれ担当されていますが、ユニットとして活動するうえでそれぞれ意識されていることはありますか?
Qキキ : 絶対に解散しないこと。何があっても八月二雪を存続させること。
john=hive : 確かに(笑)。
辞めないという強い意志! たとえのんびりペースでも!
-確かにそうですね。ファンにとっても嬉しい宣言だと思います。「夜に寄り添う」をキーワードに楽曲制作を行っている八月二雪ですが、お二方の音楽的も気になります。
john=hive : 僕は元々バンドから始まり、アニソンにハマり麻枝准さんに影響を受けました。
Qキキ : 音楽的なルーツ……共通のものは特にないよね(笑)。それぞれ好きな音楽違うし。私はジャズが好きです!
-共通のものはないんですね! では、現在気になっている音楽はありますか?
john=hive : 気になっているジャンルならlo-fi Hip hopが少し気になっています。チルな雰囲気が好きなので。
Qキキ : 特にないなぁ……もともと音楽って、やるのは好きだけどあまり積極的には聴かないんです。 聴く曲も、「この曲歌いたい!」と思ったから聴く。みたいな。
-おふたりの対比が面白いですね。作曲とシンガーの特徴が見え隠れしているように感じます。ここからは直近のリリース作品についてお聞きします。今年の4月に2nd mini album 『ブランクリア』をリリースされましたね。今回のテーマやタイトルの由来をお聞かせください。
john=hive : テーマは、空白感と透明感です。一応全曲、計算機上の世界であるVR空間に関連する内容の歌詞になっています。
Qキキ : 由来は、「モンブランは栗である」の略!……ではなく、「ブランク」と「クリア」からきてます。
-(笑)。一瞬信じてしまいましたよ! VR空間といえば「フロム」のOfficial VideoはまさにVR空間を意識されたような映像でしたね。また、今作ではダンスミュージックに接近した重低音が映えるサウンドが印象的でした。昨年リリースのRemix album『Valuable Rooms』からの影響を強く感じますが、そちらについてはいかがですか?
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