キノシタ インタビュー

キノシタ インタビュー

キノシタ
Twitter : https://twitter.com/k1n0shita
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCvy_1uRgNNu-h3JJCJOGfpw
ニコニコ動画 : https://www.nicovideo.jp/mylist/56280325

キノシタは、2016年にニコニコ動画へ楽曲「そんな君が嫌いだ」を投稿してから、ポップなキラキラチューンをメインに活動しているボカロP。主な使用VOCALOIDは音街ウナ、鏡音リン、初音ミクなど。また、楽曲のプロデュースだけではなく、イラスト、動画制作に至るまでを全てこなす多才な実力者・マルチクリエイターなのだ。

過去、「ポジティブ☆ダンスタイム」や「はやくそれになりたい!」に代表される自身のボカロ曲は勿論のこと、スマホアプリ『テクテクテクテク』や『アルテイルクロニクル』への楽曲提供、またバーチャルYouTuber「ときのそら」「さくらみこ」への楽曲・ミュージックビデオを提供。今をときめくヒットソングメーカーなのだ。

今回、そんなキノシタを構成する生い立ちやVOCALOIDとの出会い、苦悩について、メール形式にてインタビューを実施。アーティストとしてのキノシタ、そしてポジティブな楽曲を創り出すその素顔に迫る!

文 / キノシタ 編集 / 夏野夕樹


 

-TOPPA!!初登場ですので、まずはキノシタさんの自己紹介をお願いします!

 

キノシタ : はじめまして、キノシタと申します。普段はニコニコ動画、YouTubeでボカロ動画を公開しています。

フィクションに登場する人物など、いわゆる「キャラクター」と呼ばれるものが大好きで。そういったものに関する曲、そしてイラストをよく描いています。

もともと自分は小さい頃からずっとゲームや音楽、アニメ、漫画など、「インドア」なものが好きでその気持ちは今でも変わりません。

 

私も家でインターネットをしつつ、アニメや漫画のカルチャーに触れるのが好きだったのでよくわかります!その中で本格的に音楽の道へ進んだのは、何かきっかけがあったんでしょうか?

 

キノシタ : 音楽を始めたきっかけは小学生の頃です。ピアノを習っており、その先生がとてもユニークな方で、「音楽は楽しい」ということを教えてもらったのを覚えています。VOCALOIDは友達から勧められてから知り、この頃には既に聴いていました。

作曲は、中学生の頃に親に買ってもらった「大合奏!バンドブラザーズ」というDSのゲームで、好きなゲームの耳コピや自分のオリジナルBGMを作ったりなど、初めて曲を作るということに触れました。

 

バンブラ!私も大好きでした(笑)今思うとあのゲームは作曲アプリとしてもクオリティが高いのに、ゲームとしてもしっかり成り立っていて素晴らしかったですよね。

 

キノシタ :ゲームのBGMがとにかく好きで。あの頃は自分で思い描いた「空想のゲームのボス戦のBGM」みたいな曲を作り続けていたな……と覚えています(笑)。

ちゃんとしたPCの作曲ソフトを買ったのは高校生の頃でしたが、当時は漫画家になりたいという気持ちが強くなり、指で数えられる程度しか曲は作っていなかったと思います。

大学生になって一人暮らしを始め、環境が変わったこともあり、当初は勉強やバイトが忙しくなかなか創作自体をすることができていなかったです。

ただ、少しずつ趣味で作っていたBGMを、当時同じ大学の友達だったボカロPの歩く人君がめちゃくちゃ褒めてくれて。もともと人前に作品を出すことをあまりしてこなかったのもあり、嬉しかったのを覚えています。

 

関連 : 歩く人 / Pedestrian インタビュー
https://toppamedia.com/interview-2019-4-arukuhito-pedestrian/

 

そこで彼に「ボカロとかやらないの?」とも誘われて。「よっしゃ作るか~!」みたいな感じで時間をみつけては、ボカロの楽曲を作り始めるようになりました。

中高の頃はボカロを聴いていて好きだったのですが、いざ自分が作るとなると歌詞を考えたり、動画を用意しないといけなくて大変で。最初は色々苦労したのを覚えています。

 

いざ自分で一から作り上げるとなるとプレッシャーも相まって大変ですよね。
さて、「キノシタさんと言えば音街ウナ(CV:田中あいみ)!」のパブリックイメージがあると思いますが、どうして起用されることになったのでしょうか?

 

キノシタ : 音街ウナちゃんを初めて知ったのはツイッターです。ボカロPのカルロス袴田(サイゼP)さんのRTで回ってきた音街ウナ公式アカウントで(笑)。「謎に可愛いツイートをするこのアカウントは一体なんだ…!!」みたいな衝撃があって、調べていくうちにこれがVOCALOIDであること、歌声がすごいことなどを知って……!次第に「自分も歌わせたいな……!」と思うようになり、使い始めました。

 

ありがとうございます。また、キノシタさんは作品の楽曲はもちろん、歌詞や映像、イラストまでを一から全てご自身の手で創りあげていますよね。作品の一体感がより一層深まっている理由だと感じています。作品創りの中で、「ここは外せない」というこだわりはありますか?

 

キノシタ : キャラクターであれ、自分の感情であれ、魅せたいものを自分らしく作るようにしています。魅せたいものをイラストだけでなく、音楽や動画と合わせて一つのものとして作れることは自分の強みだと思います。

一人で全部作れることが一番!というわけではないと思いますが、色々作れることは自分の頭の中のものを全て一人でアウトプットできるので。自分が作りたいものを表現する為の良い手段の一つではないかと考えています。

特に、キャラクターを魅せる作品を制作する場合は、本を読んだりお話を伺ったりして、自分がそのキャラになりきれるくらい調べています。

既に性格を理解していたり、セリフなどがある場合は自分で喋ったり動いてみたり……そのキャラを演じてみたりもします(笑)。

 

かなりこだわって作品を創り上げられているんですね。まるで役者さんのようです。感情移入する事でリアリティが増す気がします……。そんなキノシタPさんの音楽的なルーツについて深く教えてください。主にどのような音楽を聴かれてきましたか?

 

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