難波 研 インタビュー

難波 研 インタビュー

難波 研 : 歌ってくださる方の想いや願いをしっかり曲に入れ込むことです。

あとは、曲を聴いてくださるファンの方の事を想像して書きました。コミケやM3等のイベントで様々なVTuberさんのファンの方が自分のスペースに遊びに来てくださったり、Twitterでリプライをくださったりするので、その交流の中で生まれた感情や想いも曲に込めています。特に、Re:AcTさんとは活動の初期からお付き合いをさせていただいているので、「メンバーの想いやファンの皆さんの想い、運営の方々の想いをとにかく可能な限り曲に込めたい!」と思って制作させていただきました。

 

また、VTuberに関連した話だと、「Twitterにアップロードできる時間内で聴けるおやすみソングを作っちゃおう!」企画で数々のVTuber様に楽曲提供を行われましたね。こちらの企画に挑戦しようと思ったきっかけを教えて下さい。

 

難波 研 : 歌声が素敵なVTuberさんが本当に多いので、その魅力を、「なるべくアクセスが簡単な方法で、可能な限り多くの方に伝える方法はないかな?」と思って考えついた企画です。この企画を通じて新しいVTuberさんを知って推してくださる方もいたりして、とても嬉しいです。今後も進行していきますので、どうぞご期待ください。あと10曲の制作が現在進行しています!

 

ちなみに、気になっているVTuberがいれば、是非教えて下さい。

 

難波 研 : そうですね……。

 

兎月るあさん

美蘭さん

葵よしのさん

花守すずらんさん

銀めくるさん

 

ですね!

グループでいえば、

 

ぴぐまりおん。さん

 

です。

ぴぐまりおん。さんはメンバー3人の個性が本当に豊かで、歌も上手だしすっごく気になっていて、よく配信に遊びに行ったりしてます(笑)。ファンであるぴぐ民。の皆さんも暖かくて素敵な方が多いんですよ! いつか何かでご一緒させていただけたらいいな……と思っています。

 

ここからコラボが実現するかもしれませんね。この他、自身の活動と並行して、イラスト担当にななかぐら様、Voにnazuna*様、そして音楽を難波様が担当されるMeteorglowとしても活動されていらっしゃいますね。こちらのユニット始動の経緯を教えて下さい。

 

 

難波 研 : ずっとイラスト×音楽の常設ユニットを組みたいと思っていたんです。そんな時に偶然ななかぐらさんと出会い、意気投合してユニットを結成しました。イラストと音楽が組み合わさることで、今まで誰も体感したことのない様々な可能性が切り拓けるのではないかな、と思っています! 常識にとらわれず、様々なことにチャレンジしていきたいです!

 

また、これまでの実績の中でも、『Fate/EXTRA Last Encore』劇伴作編曲、『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』劇伴編曲、『傷物語 I ~III』劇伴編曲は非常に大きな経験になったかと思います。これらを担当するに至ったきっかけ、制作中の心境、手がけた後の手応え・反響を教えて下さい。

 

難波 研 : 作曲家の神前 暁さん(MONACA)にお声掛けいただき、お手伝いをさせていただきました。やはり、日本の第一線のクリエイターの方が集まる作品は全てにおいて求められるクオリティが高いので、ものすごく緊張しますね。自分の出せる力の限りを尽くして、誠心誠意、心をこめて音楽制作に参加させていただきました。そうやって制作スタッフ一丸になって一生懸命作った作品を観てくださった方の楽しそうな表情や笑顔を見ると、「頑張ってよかったな!」と心から思います。

先日も、物語シリーズの10周年記念で開催された『〈物語〉フェス』のお手伝いをさせていただいたのですが、会場で楽しそうに音楽を楽しむお客様を見て、胸が熱くなったし音楽をやっていて本当に良かったなと思いました。

 

活動の成果が実ったんですね。それに関連して、これまで活動してきた中で、一番楽しかった・苦労した出来事を教えて下さい。

 

難波 研 : どの活動も楽しかったですが、中でも一番をあげるとすれば、堀江由衣さんのレコーディングに立ち会わせていただいた時ですね。自分の曲を堀江さんに歌っていただいている……という感動で泣いてしまったくらい嬉しかったです。

あとはやはり、アニメの音楽に携わることができたということです。ずっとそれを目標にして頑張ってきたので、映画館で自分が携わった音楽がアニメの中から聴こえてきた時は、震えるくらい感動して声が出せなくなりました。

苦労したこと……とはちょっと違うかもしれませんが、とある楽曲のレコーディング当日の朝、レコーディングが始まるギリギリまで家で楽譜を書いていたときは、「間に合わなかったらどうしよう!」という不安な気持ちでいっぱいでした。なんとか間に合って落とさずに済んだので、今ではいい思い出です。

 

ところで、初めて商業作品として手がけられたのは、どの楽曲になりますか?

 

難波 研 : 『月あかりランチ OZ sings, The last fairy tale.』という成人ゲームのBGMです。

リリース時期の関係で『月あかりランチ』のほうが先にリリースされましたが、同時期にヤマハさんのネットワーク機器の歴史を紹介するPVの音楽も制作していました。

 

それでは、活動を始めた当初よりリスペクトしている方はいらっしゃいますか?

 

難波 研 : 神前 暁さんと沖井礼二さん、ryoさん(supercell)です。

 

ここからは現在の話になりますが、近年気になっていたり、コラボしてみたいジャンルや方はいらっしゃいますか?

 

難波 研 : VTuberさんやイラストレーターさんとのコラボはぜひ今後も続けていきたいですし、様々な可能性を追求していけたら素敵だなと思っています。

VTuberさんだと、キズナアイさん、輝夜月さん、月ノ美兎さん、ときのそらさん、織田信姫さん、犬山たまきさん……等の大物の方と一緒に作品が作れたら嬉しいですね。個人の方や新人の方とのコラボももちろん続けていきたいですし、積極的に作品を発表していけたらいいなと思っています。

イラストレーターさんですと、藤ちょこさんや、さんた茉莉さん、CARNELIANさん、かみやまねきさん、ねむりねむさん……等です!

あとは、漫画や小説に読書BGMをつけるという事もやってみたいです。

もうひとつ、絶対実現しないとは思うんですが、沖井礼二さんやryoさんの音楽が好きなので、何かしらの形で共作できたらいいなぁ……と昔から思っています。

 

実現すれば面白そうなコラボばかりですね! 続いて、近年感銘を受けた出来事・物・者を教えて下さい。

 

難波 研 : 最近ですとアメリカの、主に西海岸の若いミュージシャンの楽曲の素晴らしさに感銘を受けました。楽器の演奏技術などもどんどん進化・拡張・発展しているし、「こんな音楽があったのか!!!」と純粋に感動しました。

あとは、Nintendo Switchにも本当に感動しました。「こんなに感動できるゲーム機に生きているうちに出会えるなんて、自分はなんて幸せなんだろう!」って心の底から思いましたね。

 

近年、インターネット・SNSの普及により、難波様のようにジャンルの壁を超えて活動を行われる方が増えた様に思います。こちらに関して、思う事を教えて下さい。

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