赤月ゆに インタビュー

赤月ゆに インタビュー

赤月ゆに : なるべく、語りかける、ってことかな。これは、高速で流れるコメントにうんうんって言うんじゃなくて、こう……大学の教授……みたいな。

……いや、大学の授業は教授も生徒もピンキリで話を聞いてたり聞いてなかったりだけど……その、眷族という生徒を相手に、教授のゆに先生としてやってるイメージ、のつもり……!

あと、私の話がきっかけで生活がなにか変わればいいなー、と思ったりする。

 

今の話で合点がいきました。だからこそ、赤月様の話に耳を傾ける眷属が多いのだと思います。そんなラジオにおいて、赤月様の中でもっとも印象深かった回を教えて下さい。

 

赤月ゆに : もっとも、っていうと難しいんだけど……

スーパーチャットと宗教の回なんかは印象深かったかな。

おたよりを見たときに、「YouTuberに投げ銭をして周りからナイススーパーチャットって言われるのと、贖宥状(免罪符)を買って教会から褒められるのって、似てない……?」とふと思いたって、話を組み立て始めたんだけど、キレイに着地してよかった。

あんな話よくやるね……とか一部では言われてるらしいけどね。

 

 

一部の人にとっては、禁断の話題ですね(汗)。ちなみに、現在はTwitterでの活動も盛んに行われていらっしゃいますね。特に、YouTubeでも展開・現在Twitterで展開されている「#ゆにの日」は、日々Twitterでも多くの眷族の目に触れられているかと思います。非常にタメになる内容を日々発信されていらっしゃいますが、どの様に情報を収集、そして話す内容を選ばれているのでしょうか。

 

 

赤月ゆに : 情報収集自体は日本記念日協会のホームページを流し見たり、カレンダーを見たり、10年前、20年前のゲームや映画のラインナップに目を走らせたり、色々。

話す内容の基準は「これを知って欲しい」とか「これを知ると人間は他人に話したがるだろうなぁ」とか思えるかどうか、っていうのが主な基準。

例えばなんだけど……。例えば、7月3日は通天閣の日、っていう情報があって、通天閣の日です、で完結すると、人間ってそれを他人に話しづらいんだよね。

もし話そうとしても、

「今日通天閣の日らしいぜ」

「え、なんで?」

「いや、わからないけど、通天閣の日らしいぜ」

で完結しちゃうと、なんか、すごく馬鹿っぽいから……。

ここに「初代通天閣ができた日だから」とか「初代ってついてるのは、実はいま大阪に建ってる通天閣は二代目だから」とか話を広げられると、役立つし、わかりやすく面白い、ってなる。

ということで、そういう知識を話せる題材にしたり……って感じかな。

 

タメになります。その中でも、赤月様の中で、もっとも大事にしている1日を教えて下さい。

 

赤月ゆに : え、難しい……。

長く生きると、毎日が大事、ってなってくる……。

個吸血鬼的に気に入ってるのは12月8日のタイムトラベラーのフリをする日。

 

 

わかりました。他の活動に触れますと、ユリイカでのエッセイ執筆等からは、赤月様の非常に高度な文才を感じられます。執筆活動における赤月様のルーツを教えて下さい。

 

 

赤月ゆに : ルーツは、特にない。

というか、時代によって文章を書くっていう概念、良い文章・悪い文章の基準自体が変わってきてるから、その時代時代に合わせた文章を書くように心がけてる。

ただ、話すように書く、歌うように書く、っていうのが最近の文章の理想だから、文学以外のところにルーツはあるかも。

 

 

ちなみに現代において、自身の言葉を文章及び動画で綴るにあたり、意識している事・注意している事を教えて下さい。

 

赤月ゆに : とにかく聞き取りやすさ重視。

テンポも崩さないように。

ビジュアルとかテロップはその補足で、耳から入って頭で染み込む映像を意識してる……つもり。

 

実際、赤月様の声は聞き取りやすさを感じると共に、このフォーマットやテロップで無いと違和感を感じてしまいそうです。
さて、話を戻すと、昨年に引き続き、今年も『ユリイカ』にエッセイを寄稿されましたね。今回は『ブギーポップ』シリーズをテーマに執筆されていらっしゃいましたが、執筆時に感じた事を教えて下さい。

 

 

赤月ゆに : 執筆時に感じた事は……ブギーポップでユリイカで、っていうお題は、難しい……ってことだよね……。ユリイカチックに批評性があることを書くのは、私以外もできる気がするし、かといって、完全に自分のことだけを書いて、ブギーポップと私、みたいな文章にしていいのかもわからないし。

結果として、ブギーポップと上遠野浩平作品の時系列の話と私ってテーマになったけど、果たして正解だったのかは未だによくわからない、かな。

 

う〜ん、独自性を出すという点において、確かにブギーポップとユリイカは中々難しい組み合わせかもしれません。ただ、読み物として、素晴らしいものが出来上がったように思いました。

再び昨年の出来事に触れますと、コミックマーケット94-95に出展されましたね。こちらに参加しようと思ったきっかけを教えて下さい。当日は日中の為、赤月様が足を運ばれることは叶いませんでしたが、グッズも完売し、非常に大盛況だったとお聞きしています。

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