黒瀬浩介 インタビュー

黒瀬浩介 インタビュー

黒瀬浩介(読み方 : くろせ こうすけ)
Twitter https://twitter.com/kuroseP
Pixiv https://www.pixiv.net/member.php?id=2481243

漫画家・黒瀬浩介。

主にゲームや小説を原作とした作品のコミカライズを得意とし、直近では『ゴブリンスレイヤー』のコミカライズを手がけている。「内容もキャラデザインも一目惚れして、是非描きたいとすぐにお受けしました。」というインタビュー内での言葉通り、彼の作品からは原作へのリスペクトを感じる。既存の作品のイメージを壊さずに漫画という形で再構築して創り上げられた作品は、作品を新たな視点で楽しめるスイッチとなっている。

自らを『プリキュア&アイカツおじさん』とも称し、TwitterやPixivへ数々のファンアートを投稿。

また、TwitterではVTuberについて「最適な人と配信を薦めることができるソムリエになりたい。」とも発信する程で、幾多のファンアートで彼の名前を知ったファンも多いのではないか。

2019年にはスイスやドイツのアニメイベントにも出演し、その人気は日本に留まることを知らず、国境を越えて多くのファンに愛されている。

今回、漫画家として活躍する引き金となった出来事や、そのルーツについて、そして彼自身がオタクを公言する、日常に新たに取り入れられた『VTuber』というコンテンツについてインタビューを行った。

文 / 黒瀬浩介 編集 / 夏野夕樹( https://twitter.com/Ukinatsuno )


 

-TOPPA!!初登場ですので、自己紹介をお願いします。

 

黒瀬浩介:はじめまして、黒瀬浩介と申します。漫画家をやっています。主にコミカライズのお仕事を得意としています。シンプルオタクなので早口になりがちですがよろしくお願いします。

 

-黒瀬さんが漫画家となったきっかけや、経歴などを教えてください。

 

黒瀬浩介:漫画家への入り口はウルトラジャンプへ持ち込みに行ったことですね。それをきっかけに編集さんからアシスタント先を紹介してもらい、他会社のアンソロジー仕事をしたり同人活動をしながら経験を積んで、コミックREXで『てとてトライオン!』のコミカライズで雑誌連載がはじまりました。

そのあと同紙で『アイドルマスターNeue Green for ディアリースターズ』、電撃マ王でオリジナル『ななほし天道』、コンプエースで『異能バトルは日常系のなかで』を経て、今はビッグガンガンで『ゴブリンスレイヤー』の連載をさせていただいています。

 

-『てとてトライオン!』のコミカライズは2009年の作品ですが、この10年の間で多岐に渡る作品を手がけられていますね。絵を描くことについてのきっかけはありましたか?

 

黒瀬浩介:絵は物心ついた時から描いていて。マリオやドラクエ、ゲゲゲの鬼太郎、SDガンダムなんかの落書きをしていましたね。

はじめて漫画の描き方を意識したのは、多分小さい頃。当時児童向け学習誌で連載していた『あさりちゃん』を見て、コマ割りの線がすごくきれいなことに気づいて、「どう描いているんだろう?」「こういう紙が売ってるのかな?」みたいな疑問を抱いたのが最初だと覚えてます。その回の内容も覚えているんですよ。

 

 

-素敵なエピソードですね。私も『あさりちゃん』読んでいました。シンプルで読みやすくて面白くて、大人は勿論年齢が幼くても楽しめる作品ですよね。黒瀬さんが初めて描いた漫画はどのような内容でしょうか?差し支えなければ是非教えてください。

 

黒瀬浩介:『真・女神転生』ベースのオリジナルの漫画だったと思います。誰にも見せてないやつ。

 

-秘蔵!読んでみたいです(笑)。漫画を意識することとなったエピソードについてお伺いしましたが、実際に漫画を描かれる中で影響を受けた人物や作品はありますか?

 

黒瀬浩介:伊藤悠先生、中平正彦先生、村田雄介先生など、最近はAshley Woodさんの画集を買ってからちょっと影響されています。あと、TVゲームが好きでドラクエ、FF、女神転生などから最新のゲームまで、ストーリーや世界観が幅広く土台になっていると思います。

伊藤悠先生には皇国の守護者の時に長くアシスタントをさせてもらっていたこともあって特に影響を受けています。

 

-他にも、好きな作品やコンテンツや日ごろの趣味はありますか?

 

黒瀬浩介:漫画ではジョジョの奇妙な冒険や衛府の七忍、シグルイ、エアマスターなどキリが無いです。アニメはアイカツ!、プリキュア。ソシャゲはFate/Grand Order。FGOは仕事でも漫画を描いたりしていますね。描きおろしをまとめた単行本も出させていただいています。

ゲームはFPSやアクションゲーム、RPG、シミュレーションなど色々やります。オープンワールド系大好きです。一度やり始めると12時間くらい続けてやってしまいます。

ガンプラもよく作ります。ヘキサギア、3MMも良き。フィギュアも好き。

映画はアクション、ホラーをよく観ます。あとカラオケも好きです。ほぼヒトカラです。

 

-普段ツイートをされていたりしますよね。では、黒瀬さんが漫画を仕事としてはじめたきっかけについて教えてください。

 

黒瀬浩介:ウルトラジャンプが月刊になったタイミングで定期購読するようになって、そこで持ち込みなどをしてみたのがきっかけです。

なんとなく漫画家になると思っていたので、持ち込みをしたのは自然な流れではありました。当然すぐには芽が出なくてつら~い時期も長くありましたけど。直接そこからはお仕事には繋がらなかったですが、そこで紹介いただいたアシスタント経験で漫画製作に必要なものを多く学びました。

これは自慢なんですが、JOJOの現場にも少しだけお手伝いをさせていただきました。思わぬ事態に震えましたが本当に良い経験をさせていただけました。

 

-なんだか運命的なきっかけですね。ご自身の好きな作品に携われていたのもすごく羨ましいです。商業では直近で『ゴブリンスレイヤー』のコミカライズを手がけられていますが、こちらをご担当されることとなったきっかけは何でしたか?

 

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