SUGGESTIONS インタビュー 第二弾

SUGGESTIONS インタビュー 第二弾

Kato : SUGGESTIONSの中では自分が一番長くバンド活動をやっているんですが、最近が目立っているというよりも、周期的にこういうのがあって。バンドの解散・休止は人生の節目と重なるような気がしていて。

 

-割と関東でもそのように思います。

 

Kato : と言いつつ、自分たちのことで精一杯なのであまり気にしてないです。

 

Niik : 言うならば、盛り上げたいという気持ちもありつつ、まずは自分達が最高の作品を作る事。自分達の活動に集中する事で、周りもより良い感じになれば、とは思います。

 

Owen : とはいえ、SUGGESTIONSがいるから、自分達もバンドやりたいみたいな人が出るのは嬉しいですね。

 

Mariko : バンドが解散・休止するのは悲しい反面、でも私みたいにメンバーが散らばってSUGGESTIONSに入ったり、新バンドとしてTEMPLEも出来たし。良いメンバーが集まって新しい風が出来たな、とも思いますね。

 

 

-今は転換期を迎えているのかもしれません。続きまして、最近バンドとしてチャレンジしたい事や、気になっている事、はたまた嫉妬する出来事はありましたか?

 

Owen : SUGGESTIONSリスナーが国内で増えてきている反面、海外に出たいなと思っていて。自分達だけでは難しいと思うので、毎日英語でメール書いたり、海外アーティストおよびにそのマネージメント会社にも絡んでいければと思って行動しています。そして最終的にはそういう積み重ねが実って実際に海外ツアーへ行きたいな、と思っています。
悔しかったことはそれこそ毎日です。他のバンドが海外ツアー決まったとか、例えばそれがCrystal Lakeだったりしても。次元が違う大先輩でも、それを聞いて悔しい想いはしますね。

 

Kato : その為にも、やる事はやっていこうという気持ちです。

 

NiiK : 具体例を挙げるとすると、先日のLOATHE来日の3公演にSUGGESTIONSも出演させていただいた時ですね。今日OwenがLOATHEのパーカー着てるくらい皆好きなバンドなんですけど、いざ対バンしてみたら、本当に凄すぎて。最先端の音楽というか、グルーヴとは何か?という事をまざまざと見せつけられて。あと、国内だとFALLING ASLEEPが日本で一番やばいと思っていて。彼らの企画には事情で出られなかったんですが。

 

 

Owen : 変な話、出なくて良かったと思うくらい、流れてきた動画で見た彼らの仕上がりには悔しさを感じましたね(笑)。

 

Kato : ちょっとカウンターになってしまうんですけど、逆に俺はLOATHEやFALLING ASLEEP見れて良かったと思っていて。悔しさもありつつ、「ああ、これこれ、一緒にやりたいのはこういうバンドだよ。」と。勉強という言葉はあまり好きじゃないけど、彼らを見て得る物はすごく多いので。悔しさ反面、俺個人としては良かったね。

 

NiiK : 良い作用だよね。

 

Kato : 皆FALLING ASLEEPを聴きましょう。

 

-改めて、SUGGESTIONSの音楽をどのような人へ届けたいと思っていますか?また、2020年活動する中でSUGGESTIONSの活動を通して、人々に与えたい感情を教えてください。

 

NiiK : どこから話して行こうかな、結構僕話すと長くなっちゃいそうになりそうなんですけど。

 

Owen : じゃあまず僕から。僕って昔から楽曲においての拡張的な要素が好きで。例えば、今も尊敬しているマキシマム ザ ホルモンのマキシマムザ亮君が今ほどインターネットが普及してない時代に自分のコラムをWEBで書いて、その内容が実はちょっと曲の小ネタとして作用していたりしていて。10代から音楽のそういう部分に対して面白みを感じていて。それはSUGGESTIONSでも体現出来るなと思っているので、そこまでこちらの意図に気づいてくれるような人たちに音楽を届けたいですね。

 

NiiK : どういう感情を届けたいか、という所で改めてアルバムのタイトル・コンセプトを伝えます。タイトルの『Another Heaven, Our Catharsis』は直訳すれば「もう一つの天国、我々の浄化。」ですが、意訳をするならば、「悲劇は我々を浄化する。」といった意味合いを持っています。

 

-天国が悲劇に転じる……その意図は?

 

NiiK : 一般的にポジティブな応援歌は響くけど、その一方でホラー映画とかグロテスクなものも需要があるわけですし、不祥事を探せばうじゃうじゃ湧いてくるじゃないですか。
そして、ネガティブな物を見た時って、自覚していなくても快感のような物を感じている事が少なくないと思うんです。ことわざで言えば、人の不幸は蜜の味。そういう体験を音楽を通して表現したいんです
そしてそれは、「何故惹きつけられてしまうのか」という疑問を自分なりに究明していくための行為なのです。Another Heavenは悲劇を表していて、その悲劇を通して精神の浄化を体現したいと思っています。

 

-ちなみに、Another Heavenの箇所、映画『アナザヘヴン』から取られています……?!

 

NiiK : ええ、そうです。よくご存知で。

 

-重ねて、今後の目標を教えてください。その目標に対して、どのようなアプローチを行う予定ですか?

 

Owen : SUGGESTIONSは今こうして会議室で取材を受けているように、バンド活動に関して時間をちゃんと取って話し合うことが多くて。そういう積み重ねでようやく今回1stアルバムをリリース出来たので、次は今回得たノウハウを武器に1年ごとに新作が出せるような効率的な活動をして行きたいと思っています。
2020年も『Another Heaven, Our Catharsis』と同じくらいの衝撃をリスナー全員に伝えられたら、と思います。

 

NiiK : 具体的には、国内では昨年自主企画を開催して、それが良い感触を得たんですよ。『Another Heaven, Our Catharsis』を冠して、企画をどんどん大きくして行きたいですね。普段MCをしないので、僕達がどういうものを広めたいとか、示す場が必要と思っていて。ここからどんどん大きくして行きたいな、と思います。その中の目標の一つとして、味園ユニバースで企画を行う事があります。

 

Owen : 2〜3年後の内に叶えられたらな、と思います。味園にこだわっている理由としては、僕とNiiKがCrossfaith主催の「NITROPOLIS vol.2」でVEINを見た時、自分達もここで表現したいと思ったんです。

 

 

-あの味園の独特のステージでSUGGESTIONSが観られるのであれば、非常に今後が楽しみです。そんな目標への布石となるべく、今後の活動の指針を教えてください。

 

NiiK : 直近では1月後半に「VMO presents.世紀末 vol.35」でVMOとPALEDUSKのスリーマン、「BLOODAXE TOUR 2020 KNOCKED LOOSE SANCTION JAPAN TOUR」にも出演しました。大きいカテゴリではメタルコアに括られつつも、ジャンルを超えてメジャー・ディープ問わずいろんな所と一緒にやりたいですね。早速、2ndアルバム制作に向けても進んでおります。

 

-それは頼もしいです。最後に、TOPPA!!読者へメッセージをどうぞ。

 

NiiK :『Another Heaven, Our Catharsisは1.2周しただけで理解できる作品だとは思っていません。これからずっと語られていく作品になるので、じっくり聴きこんでいってください。

 

Owen : 前回僕達のTOPPA!!インタビューを読んでくださった方で、今回改めてこのインタビューを読んでくださった方もいると思います。今回の作品に対しての感想をお持ちだと思うので、何かしらの形で発表いただければ常にチェックしています。感想お待ちしております。

 

Kato : あったかくして寝ろよ、と。

 

一同 : (笑)。

 

Owen : あと最後に一つだけ。僕はメタルという音楽に関しては自身が10代の頃にかなり遡って聴き漁っていてNWOBHMと呼ばれる頃のメタルミュージック以降の音楽なんかも本当に大好きで。ただ、まだまだヘヴィーメタルのリスナーとこういった僕らの次世代メタルコアリスナーとの間には壁がある気がしていて。
そんな中で、メタラーの人にもこれは良いと思ってもらえるくらいに、『Another Heaven, Our Catharsis』はヘヴィーメタルの要素も詰め込みました。なので、僕らが壁を壊してメタルリスナーの耳にも届けば幸いです。

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