瀬名航 インタビュー 第2弾

瀬名航 インタビュー 第2弾

瀬名航(せな わたる)
HP : http://www.senawataru.com/
Twitter : https://twitter.com/wataru_sena
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCG6ZjHSETmlhT4lQG6B4CEw
ニコニコ動画 : http://www.nicovideo.jp/user/26688082
SoundCloud : https://soundcloud.com/wataru_sena
BOOTH : https://senawataru.booth.pm/

作曲家”瀬名航”が2020年12月30日に2nd Vocal Album『せなとうた2』を通販&配信限定リリースする。

過去、TOPPA!!でもフィーチャーし、”人の心に彩りを”与える楽曲を生み出してきた瀬名航。
2020年に入ってからは、これまでも楽曲提供を行ってきたVTuberときのそら(ホロライブ/ホロライブプロダクション)への王道アイドル・ポップソング「空祭り」「ゆっくり走れば風は吹く」、AZKi(INNK MUSIC/ホロライブプロダクション)の「青い夢」のようなテーマ性の濃いバラード楽曲、この他瀬名氏が楽曲メインコンポーザーを務めるアイドルグループtipToe.の数々の楽曲や、声優ユニットDIALOGUE+の楽曲提供等を行ってきた。

これまで以上に楽曲・活動の幅・深度を深めてきた瀬名航が満を持してリリースする『せなとうた2』。本作はこゑだ、ダズビー、やぎぬまかな、美郷あき、ぱなまんの5名のシンガーを迎え、“忘れかけていた思い出、おもちゃに宿る”と題した珠玉の5曲が収録されている。ポップでユニークできらびやか、まるでおもちゃ箱のようなサウンドが奏でられつつ、本文中で瀬名氏が語るように、「必ずしもノスタルジックな良い思い出だけでなく、あまり思い出したくないような思い出も含めて表現してみたいという気持ちもありました。」と一筋縄で行かない本作品。

今回、瀬名氏に対し、『せなとうた2』を中心に伺う為にメールインタビューを実施。作品に対して込めた想いや、彼自身の近況などを伺った。

文 : 瀬名航 / 編集 : 宮久保仁貴( https://twitter.com/hermanhalkemen )


▼関連 : 瀬名航 インタビュー(2019年3月掲載)
https://toppamedia.com/interview-2019-3-sena-wataru/


 

-前回インタビューから早1年と約9ヶ月が経ちました。改めて、『せなとうた2』リリースおめでとうございます!ゲストシンガーが歌唱するシリーズ『せなとうた』の第2弾という事ですが、今このタイミングでのリリース経緯を教えてください。

 


【リリース情報】

タイトル : 『せなとうた2』
作品キャッチフレーズ : 「忘れかけていた思い出、おもちゃに宿る」
リリース日:2020年12月30日
価格:  ¥2,000(税込)
特設サイト:https://senatouta2.tumblr.com/
各種配信サイト:https://linkco.re/G7FVrdhV
CD通販(BOOTH):https://senawataru.booth.pm/items/2539057
※CD購入特典として、参加アーティストサイン入り特典ペーパーが付属(なくなり次第終了)

▼収録曲
1.好きだった、ピアノ/瀬名航 feat.こゑだ
2.らくがき黒歴史探訪/瀬名航 feat.ダズビー
3.ジグソーパズルと僕/瀬名航 feat.やぎぬまかな
4.咳、ぱたぱたと/瀬名航 feat.美郷あき
5.最後のセーブデータ/瀬名航 feat.ぱなまん


 

瀬名航 : ありがとうございます!『せなとうた2』の制作自体は今年の1~2月頃からずっと水面下で進めていました。制作期間中に情勢が目まぐるしく変わっていったので少々戸惑いましたが、通販と配信という形でリリースできてとても嬉しく思います。

 

-ちなみに、本作の公式キャッチフレーズとして、「忘れかけていた思い出、おもちゃに宿る」を掲げられています。こちらを掲げられた意図を教えてください。

 

瀬名航 : 例えば部屋の大掃除の時に、卒業アルバムが掘り出されてうっかり読みふけってしまう経験はあるあるだと思うのですが、そういうモノと思い出がリンクした瞬間の感情の動きを作品に残してみたいな、という思いでこのテーマを決めました。必ずしもノスタルジックな良い思い出だけでなく、あまり思い出したくないような思い出も含めて表現してみたいという気持ちもありました。

 

-思い出したくないような思い出で行くと、3曲目「ジグソーパズルと君と僕」の歌詞が当てはまるのかな、と。外部提供曲「リアルメランコリー」「いのち」「青い夢」(*いずれもAZKi 楽曲)にも繋がる”瀬名流リリック”という言うべきか。

 

瀬名航 : あとは自分のサウンドの特徴として「おもちゃ箱をひっくり返したような音」と挙げていただくことが度々あったので、その良さも活きたらいいな~という期待もありました。特に一曲目「好きだった、ピアノ」は書き始めた最初の楽曲だったので、顕著にその色が現れていると思います。

 

-おもちゃ箱……これの言葉こそが、これまでの”瀬名流ポップ”を言い表しているように思います。
改めて、楽曲編曲をされたこゑださんを含め、ダズビーさん、やぎぬまかなさん、美郷あきさん、ぱなまんさんの5名が参加されました。各楽曲を歌っていただいたシンガーの皆さんとの馴れ初めを教えてください。

 

 

瀬名航 : まず、こゑださん、やぎぬまかなさんとは他案件にて元々関わりのあるシンガーさんで、ダズビーさん、美郷あきさん、ぱなまんさんとは今回がほぼ初めましてでお声がけさせていただきました。

こゑださんとは、彼女の自主制作アルバムで編曲の依頼を僕に下さったところからのご縁です。境遇は違えど、同い年で技術もあって前のめりに活躍されている音楽家・シンガーとしてとても尊敬しているので、お声がけしたら即ご快諾頂けて嬉しかったです。

 

 

やぎぬまかなさんとは、僕がメインコンポーザーとして関わっているアイドルグループtipToe.きっかけのご縁です。カラスは真っ白時代からやぎぬまさんのウィスパーボイスがたまらなく好きで、チャンスと思いお声がけさせていただきました。

 

 

ダズビーさんは「いつも何度でも」のカバー動画を偶然YouTubeで見かけて、圧倒的な歌声の説得力に度肝を抜かれました。二週間に一度ペースで動画を上げられているのですが、その新作を聴くたびに、いつか何かでご一緒出来たらいいのにな…と日々妄想していました(笑)。

 

 

美郷あきさんの歌声は僕が学生時代プレイしていた美少女ゲーム「ましろ色シンフォニー」の挿入歌「さよなら君の声」で散々聴いていて大好きだったのですが、別件でお世話になっている方の伝手で特別に繋いでいただきました。微細なニュアンスにまでコントロールされた表現力がすばらしくて、REC後に頂いた音声パラデータを聴きながら惚れ惚れしてしまいました。

 

 

ぱなまんさんも僕が中学生の頃から聴きまくっていて、特に初めて聴いて圧倒されたのが「Strangers」の歌ってみたでした。しょっぱなからのロングトーンが最高に気持ち良くて、当時何度聞いたらわからないほど聴き込んでました。実は「せなとうた」の時もお誘いしようか迷ったものの、この声を活かしきる技術がまだ無かったため、技術も上がった今ならいけるかも…!と今回お声がけさせていただいた次第です。

 

 

-瀬名さんが求める5人が集まったのですね。そんな各シンガーの皆さんとやり取りを進める中で感じた事を教えてください。

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