瀬名航 インタビュー 第2弾

瀬名航 インタビュー 第2弾

瀬名航 : 月並みですが、全員個性的な歌声を持っていらっしゃって、改めて歌もの楽曲における「歌」の支配力は凄まじいのだなと感じました。全曲そのシンガーさんに当て書きで書き下ろした新曲なので、ある程度完成図は頭の中で描いておくのですが、その期待をはるかに超えたものを下さるので、その瞬間は毎回ガッツポーズものです!

 

-先んじて拝聴させていただいたのですが、5曲それぞれがメロディ・詩の表情を持った濃い作品が誕生しました。まずは瀬名さん視点での本作の聴きどころを教えてください。

 

瀬名航 : キャッチフレーズにも明記した「思い出×おもちゃ」という軸で、アルバムを通してわりかし統一感のあるサウンドには整えたつもりですが、「このシンガーさんにはこんな曲を歌ってみてほしい」という、ある意味ファンレター的に曲を書いているところもあるので、そのシンガーさんの過去の作品ではあまり無かったような曲調にも挑戦しています。そういう意味でもだいぶ趣味全開なので、瀬名航プレゼンツの世界観ということで楽しんでいただければ幸いです。

 

-ちなみに、今回の楽曲の作詞・作曲において、インスピレーションを受けた出来事などあれば教えてください。

 

瀬名航 : ちょうど声優ユニットDIALOGUE+さんの「夏の花火と君と青」や「花咲く僕らのアンサーを」の制作時期とも被っていて、そちらはサウンドP田淵智也さんとやり取りしながら進めていたのですが、そのディレクション内容や、実際の成果物の影響をガッツリ受けているなと思います。作品のクオリティーアップに向けてメロディー・アレンジ・展開などで意識するべきところがより明確になりましたし、自分に足りないものが何だったのかが以前より可視化されました。今の自分の視点で聴くとその時の悩みや発見の爪痕があちこちに見られて、結果的に「せなとうた2」は瀬名航の成長過渡期の作品になったな~と感じます。

 

 

-新たな成長へも繋がる作品となったのですね。さて、本作の制作時の制作環境や、印象深かった事を教えてください。

 

瀬名航 :幸か不幸か、コロナによって一時期楽曲提供のお仕事が極端に減って時間が空いた期間があって、ちょうどその頃にせなとうた2制作が間に合わなそうでどうしよう~~っていうタイミングだったので、せなとうた2制作に腰を据えてじっくり取り掛かれたのは良かったなと思います。こだわりだすと本当にキリがないので、少しでも多くその時間が確保できたのはある意味ラッキーでした。

 

-また、アートワークを担当されたASCANさんのイラストは楽曲内容を可視化した印象を受けます。今回ASCANさんに依頼されたきっかけを教えてください。

 

瀬名航 : アルバムのテーマでおもちゃを扱ったので、カラフルな色使いが活きるような人にお願いしたいという思いがあり、以前出したアルバム「とびら -2018edition-」でもご一緒させていただいたASCANさんにお願いしよう!とお声がけさせていただきました。ASCANさんはファンがニヤリするような小ネタをよく入れてくれる方で、今回も例に漏れずニヤニヤさせてきたのでとても嬉しいです。ぜひイラストの細かいところにも注目していただきたいです!

 

-今年はコロナウィルスの影響により、音楽業界全体で見た際のトランスフォーメーションが起こっているように思います。2020年12月現在、瀬名さん自身のご環境は如何でしょうか?

 

瀬名航 :僕自身がライブをするような活動スタイルではなかったので、相変わらず家で黙々と楽曲制作を続けていました。元々インドア気質だったので生活そのものは大きくは変わっていませんでしたが、週一の外出も一切なくなると流石に参ってくるのだなということに気付けました。インドアアウトドアのグラデーションがあるとするなら、そのどの点に自分が位置するのかが明確にわかったということで、自分のメンタルを安定させるための知識として持ててよかったなと思います。

 

-新たな気づきがあったのですね。続きまして、今年活動する中で、印象深かった事を教えてください。楽曲提供に関していえば、これまで数々の楽曲を提供されたtipToe.やAZKi、ときのそら楽曲は勿論の事、VUCCANEERやDIALOGUE+などの新しいアーティスト・取り組みもあったかと思います。

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