もの久保 ( 蟻塚 ) インタビュー

もの久保 ( 蟻塚 ) インタビュー

もの久保 :自己満足でただ続けていたことが、他人にとっても価値のあるものだと認めていただけた証のようなものに感じています。大変光栄なことです。

それから、 進行具合によってあれこれ遡って変更を加えられていた「続き物」ですので、このように物理化することによって「ここからここまではこれで確定」という基準になったかと思います。後で困らないといいんですが。

 

-わかりました。さて、近年は宮本晶孝著『武商諜人』の表紙イラストを担当されましたね。こちらはどのような経緯で担当される事となったのでしょうか。普段の世界観とはまた違った「和」の要素のイラストですね。

 

 

もの久保 : 昨年の初め頃日本の田舎を描いた不穏なイラストをいくつかtwitterに投稿していたのですが、その中の一枚(「大将」)が中央公論新社様の編集者さんの目に留まるところとなり、まず『もののふの国』(天野純希先生)の装画を担当させていただくことになりました。そこから歴史小説の装画のご依頼をいただくようになり、今回『武商諜人』の装画も担当させていただけることになった、という形です。

もともと和風のイラストはあまり描かない方(実を言うと日本の兜を描いたのはあのイラストが初めて)でしたので、まさかこんなふうにご縁がつながっていくとは思わず驚いております。ありがとうございます。

 

-この他、昨年11月24日に開催されたおかずクラブ第七回単独ライブのポスターデザインを担当されました。こちらを担当されるに至っての経緯を教えてください。

 

もの久保 : おかずクラブのオカリナ様が私のイラストを気に入ってくださっていて、そこからのご縁と伺っております。まさか私を認知していただいていて、その上気に入っていただけているとは思わず大変驚きました。大変名誉なことと思います。

 

 

-何が起こるか今の世の中わかりませんね。話は脱線しまして、普段の生活サイクルを教えてください。

 

もの久保 :朝七時に起きて洗濯物を干し、仕事を進め、十三時頃お昼を食べ、洗濯物を取り込み、仕事を進め、十六時頃から十八時まで休憩し、夕食を食べ、仕事を進め、八時半ごろ風呂に入り、納期が近ければ仕事を進め、二日に一度お酒を飲み、二十四時までに眠ります。 

精神の状態が良くないときには「仕事を進め、」の部分がいくつか「布団をかぶって眠り、」になります。

 

-規則正しい生活を心がけていらっしゃるのですね。創作活動を行う上で、欠かせない物事や嗜好品はありますか?

 

もの久保 : 絵を描くときには、音楽があると進む気がします。平沢進が好きです。しかし最近は砂嵐をホワイトノイズ(砂嵐)をもっぱら聞いています。

お酒は好きですが、絵を描きながら飲むと集中できなくなるため最近は何もかも終わってから飲みます。

 

-ちなみに、近年飲酒を行う上で一番好きな銘柄はありますか?

 

もの久保 : 私の飲み方はとても上品とは言えず、これをいつも好んで飲むというものはありません。多くの場合9%チューハイを気分がよくなるまで飲みます。

ただ、ウイスキーではスキャパやグレンリベットが好きですし、日本酒では獺祭が好きです。ここ数年はいただいておりません。

 

-最近気になっている物事や人、ジャンルなどはありますか?

 

もの久保 : 最近コロナ絡みの悲惨なニュースに精神をやられてしまったのでネット上の関連情報を一時的に遮断しました。しばらくどこへもいかず引きこもります。

 

-普段、どのような音楽を聴かれるのでしょうか?

 

もの久保 :アーティストは 平沢進が一番好きです。ジャンルで言うとエレクトロスウィングもたまに聞きます。

 

-近年、WEB/SNSの発展・SNSのバズにより、作品が目につきやすい環境が構築されているように思います。こちらに関して、どのように思われますか?

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