ガッチマンV インタビュー

ガッチマンV インタビュー

ガッチマンV(読み方 : ガッチマンブイ)
YouTube(ガッチマンV) : https://www.youtube.com/channel/UCqTGCMjeKOclEEfW8Vs7sXQ/
YouTube(ガッチマン) : https://www.youtube.com/channel/UCWcEgYIOqq1BVr4Qm1sPuVg
Twitter : https://twitter.com/Gatchman666
Instagram : https://www.instagram.com/gatchman666/

2020年現在、ゲーム実況ないしはゲーム実況者の存在は最早アンダーグラウンドなものではなく、メジャーな存在として日々WEB動画配信サービスで確認する事が出来る。ここ日本でもまた、著名なゲーム実況者は数多く存在するが、日本のゲーム実況シーンを語る上ではガッチマンの存在を忘れる事は出来ない。

ニコニコ動画勃興期の2009年にニコニコ動画でゲーム実況を開始したガッチマン。彼の活動スタイルはホラーゲームを中心に実況を行うといったもので、確実なプレイと落ち着いた話し方が特徴的。実況者としての自分を見てもらうのではなく、ユーザーに対してゲーム自体を楽しんで欲しい、と語る視聴者ファーストの目線も彼ならでは。近年はYouTubeをメインに活動し、日本国内では珍しい金の盾(登録者100万以上のユーザーにYouTubeが付与するアイテム)を所有。今も尚、ゲーム実況者界隈の生き字引として、独自の存在感を放ち続けている。

そんなガッチマンだが、今年5月にとある重大発表を行なった。それは、メインチャンネルとは別にサブチャンネルを開設し、「ガッチマンV」として、VTuber活動を行う事だった。メインチャンネルの「ガッチマン」としての活動とはまた違った切り口やガッチマン自身の存在についてフォーカスした見せ方……インタビュー本編で彼が語る通り、そこには“11年経験済みの新人”が存在した。

今回、TOPPA!!編集部はガッチマン氏に対し、バーチャルな存在であるガッチマンVの活動内容にフォーカスしたインタビューを実施。彼がバーチャルを意識したきっかけや実際にVTuber活動を始めた手応え等のこれまでの活動の振り返りや、バーチャルな存在に対しての向き合い方・考え方等を1万字以上で紐解いた。

取材・文・編集 : 宮久保仁貴( https://twitter.com/hermanhalkemen )


 

-まずはTOPPA!!初登場となりますので、ガッチマンV様の自己紹介をお願いします。

 

ガッチマンV : ゲーム実況歴は11年なんですが、まだデビューしたての新人VTuber、ガッチマンVでございます。主にネットカルチャーに強く、ゲームなんかも詳しいのでそういったものを取り上げて、懐かしいネットスラングなんかも交えつつ、みなさんに楽しんでいただきたいと思っております。

 

-元々、ガッチマンV様はゲーム実況者/リアルYouTuber「ガッチマン」として活動されています。この度、サブチャンネルでガッチマンVとして活動されるに至ったきっかけを教えてください。昨今のVTuberシーンにおいて、本デビューはトップニュースだったように思います。

 

ガッチマンV : 今年のゴールデンウィークに、甲賀流忍者!ぽんぽこさんさん・オシャレになりたい!ピーナッツくんさん主催の24時間放送「ぽんぽこ24 Vol.4」に参加させていただいたんです。その時は普通に他の界隈のゲーム実況者として参加させていただいたんですが、VTuberさんたちのコメントや雰囲気が、私がガッチマンとして活動しているYouTubeとはだいぶ違って、なんとなく昔のニコニコを思い出すような感じだったんですよね。

あと、VTuber同士の繋がりで、コラボして協力してなにか物事を盛り上げていくというか、そういう姿勢なんかも昔僕らがニコニコ動画でやっていたことなので。懐かしく感じて、「こういう世界も良いんじゃないか……!」と思ったんです。

それと、自分でも新しい分野に挑戦してみたいと思い、サブチャンネルを開設したんです。今まではゲームをメインでやってきたんですけど別部門で、ガッチマンVというキャラクターを前面に出して自分を推していく、タレント的な活動もサブチャンネルではしていこうかなと思って。せっかくなのでアバターを使って、VTuberとして活動していこうと思いました。

 

-ちなみに、ガッチマンV様がVTuberという存在を知られたのはいつ頃になりますか? また、それはどのようなことがきっかけだったのでしょうか?

 

ガッチマンV : 確か2018年だったかの頃に、いわゆるVTuber四天王、キズナアイちゃんとかが有名になっていって。普通の活動は僕ら気付かないというかあまり気にしてなかったんですけど、ゲーム実況をやってたじゃないですか。ホラーゲームとかは僕らも気になるので、やっぱりYouTubeの中でどんなゲームが流行ってるのかとか調べたりするんですけど、そうするとアニメアイコンのキャラクターのゲーム実況動画とかが伸びたりしてるので、「これはなんなのかな?」という感じで。そういうきっかけで、バーチャルYouTuberというものがいるんだな、と知りました。

 

-それが今や、ガッチマン様もバーチャル化されたのですから、世の中何が起こるかわかりませんね。ちなみに、メインCHの「ガッチマン」、そしてVTuber「ガッチマンV」として活動する上で、意識的に分けていることはありますか?

 

ガッチマンV : 改めて、ガッチマンの方は11年間続けている初期から、僕がどうこうというのではなくて、ゲームを多くの人に知ってほしいし楽しんでほしい、ゲーム実況で完結しないで自分でもやってみようと思ってほしくてゲームをしてるんですね。特にホラーゲームって勇気が無くてなかなかできなかったりするんですけど、こんな感じでやると怖いのは怖いんだけど遊べると思うよ、という感じでやってます。ホラーゲームって怖い側面だけでもう中にあるストーリーを見ないって人も多いと思うので、そうじゃないんだと、ホラーゲームにもストーリーがあって、それを楽しんでやってほしいという気持ちがあって。だから、あくまでも僕はおまけで、動画がメインなんですね。それはメインCHの方ではずっと推してるわけです。なので、僕はゲーム実況の中では基本的に名乗らないんです。「みなさんこんにちは、ガッチマンです!」とか。

だけど、ガッチマンVの方は、今までやってこなかった自分を推すこと、いわゆるYouTuber活動ですよね。「ガッチマンがやっている」ゲーム実況という形で。ガッチマンVというキャラクターを立てて、それがやっているゲーム実況やコンテンツを推していこうと。完全に逆転しているというか、ガッチマンが送るコンテンツですね。そういう風に運営していこうかなと思ってます。

 

-先日公開されたガッチマンVキーヴィジュアルもそうですし、確かにガッチマンVの方になってからは、自身の押し出しを強く感じます。

 

ガッチマンV : 今までは基本的に自己主張してこなかったので……。インタビューとかもあまり受けてこなかったので、こういう活動でも大々的に自分を出していこうかなと思っています。

 

-心機一転、といった感じですね。続きまして、自宅でフルトラッキング、環境が凄いです……! 設備導入において、意識したことや苦労したことはありますか? また、設備の価格もさることながら、サブチャンネルの収益で設備投資費を回収されたこと、大変驚きました。

 

 

ガッチマンV : いわゆる3D VTuberの場合、スタジオに行って機材を貸してもらって動かすのが主流らしいんですね、企業勢でも個人勢でも。僕は住まいが埼玉県で、しかもかなり山の方なので、都内に行くのが結構大変なんですよ。実況とかもそうなんですけど、自分ひとりでできないんじゃ手間になっちゃうな、と思ってるんですね。基本的に自分ひとりで何でもできるからゲーム実況は楽なんですけど、誰かの手を借りなきゃいけない状況があまり得意じゃないんですよね。だったら家にトラッキングできるものを買っちゃおうかなと思って、思い切って購入しましたね。

ただ大変なのは……使えるんだけど、何か困った時に全く操作方法が分からないというか、誰に聞いていいか分からないんですよ、設定とか。だから今は、分からないことがたくさんあるけど我流で何とかやってる感じですね。

 

-専門性が高い分野ですもんね。

 

ガッチマンV : そうですね。今までのゲーム実況は、エンコードや配信、編集の仕方なんかも全部ひとり、我流でやってきたので、自分で完結しちゃってるんですね。だから、やっぱり癖で、今回も自分で何とか解決しようと思っちゃってるんですね。かなり苦労しております(笑)。

 

-でも、ガッチマンVの方を開始してから2ヶ月ほどになると思いますが、毎回の動画の進歩がすごいですよね。

 

ガッチマンV : 今は少しずつ環境を整えているところですね、メインの活動もありますので。だから確かに、基本的には個人でやってますね。

 

-個人勢でここまでのムーブをされる方はなかなかいらっしゃらないなと思います。

 

ガッチマンV : 今まで培ってきた人脈とかコネとかをね、全部フル動員させてもらってる感じですかね。ありがたい話です、本当に。

 

-続きまして、自身の3Dモデルのこだわりを教えてください。ガッチマンV始動以前よりお持ちとのことですが、いつから制作を始められたのでしょうか?

 

 

ガッチマンV : もともとこれはVTuberとして活動するために作ったものではなくて、実は去年の夏くらいまでニコニコ動画で、有料会員限定の顔出し配信をしてたんですよ。その放送が8月で終わったんですけど、YouTubeの方でもやってほしいというたくさんの要望があって。でも実は僕、基本的にあまり顔出ししたくないんですよ。まあたまにやってますけど。そうなった時に、じゃあアバターが動けばいいんじゃないか、と思ったんです。

それで去年の夏くらいに話が出て、第三者というか私がちょっとお世話になっている企業がありまして、そこにVTuberのガワとかどうしたらいいかなと相談したら、注文してくれるということだったので依頼を出したところ、いろいろあってすごく時間かかっちゃったんですけど、今年の2月頃に今の3Dモデルが出来上がってきたという感じですね。

 

-満を時してのデビューだったのですね。さて、VTuber活動を行われてから、実質2ヶ月になります。実際VTuber活動を行ってみた感想はいかがですか? VTuberであることで感じたメリット・デメリットがございましたら、ぜひご教示ください。

 

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