ガッチマンV インタビュー

ガッチマンV インタビュー

ガッチマンV : これは言っても大丈夫だと思うのでこの際言いますけど、今ですね、ガッチマンはスーツに忍者っぽい格好をしてますけども、よく似てるんですよね、何かのお菓子に(笑)。

 

-(笑)?!

 

ガッチマンV : このまま活動するのもちょっとな、と。相手方の企業さんにもご迷惑をかけてしまう可能性があるので。みんなも似過ぎていてハラハラしていると(笑)。

そういうことで、ガッチマンVの方のデザインは、これをそんなに変えることなく、それでいてちょっとオリジナリティを出したい、とモゲラッタさんに注文を出したところ、前髪を出したりしてああいう感じになりました。私が指示をして、だからコンセプトは同じでスーツ忍者なんだけど、もう少し凛々しくしたりとか、目が出たりとか、マフラーとかも足したりして、別物として作ってもらったんですよ。

そして、ちょっとかっこよくなったのにはまた理由があって、実は今新しい3Dモデルを制作中なんですよ。今のものはもともとVTuberとして使う予定はなかったやつなので仮として使ってるんですけど、新モデルを作っている企業さんができればかっこよく作りたいと。企業さんにとってみても、代表的なVを自分たちが作ったという実績がほしい中で、ヘンテコなものよりはかっこよく作りたいという要望があったので、じゃあかっこよく作りましょうと。ヘンテコというのはあれですけど(笑)。そういう形で双方の話を聞いて、なんとなくかっこいい感じで作ってもらいました。

 

-こちらのお披露目も楽しみですね。

 

ガッチマンV : 夏頃までにできればいいかな、なんて考えております。かなり気合入れて作っておりますので。

 

-続きまして、近年、「VTuber」という概念の解釈が人それぞれ違うように思います。ガッチマンV様にとって、ズバリVTuberとはどのような存在、そしてこれからどのような成長を遂げると思われますか? 近年、いわゆるアバター的な用いられ方も増えているように思います。

 

ガッチマンV : たぶん、VTuberというのは、初期のキズナアイちゃんや電脳少女シロちゃんあたりもそうですけど、「電脳世界の存在」という感じのコンセプトがあったと思うんです。でも昨今の流れ、ライバーの方たちの登場で、リアルの人がアバターとして使っているのであって、設定はあくまで設定で、中の人ありきって感じになりつつあるじゃないですか。まあ設定がある人もいれば、全然関係なくアバターとして活動してる人もいて、どちらの世界も存在してますけど。

僕の勝手な判断では何とも言えないですけど、僕の中では、アバターはこの先みんなが持つ時代になると思うんですよね。そもそももう持ってるんですよ。例えばネットゲームとかやると、キャラクターメイキングをしますよね。大体みんな好きなキャラを作るじゃないですか、好きな外見にしたりして。その世界の中ではそれが自分になるわけですよ。だから、みんなアバターを作って活動してるんですよね。小学生だって『あつまれ どうぶつの森』をやってますけど、あれもある意味アバターですから。

 

-確かに。振り返れば、この手のゲームのオンラインアバターこそ正にはしりですもんね。

 

ガッチマンV : だからこそ……たぶんこの先、ネットとかバーチャルでの活動の時には、自分のアバターを前に出して活動していくと思うんですよ。それをVTuberと言うか、ただの仮想と言うかは分からない。でも普通にそうする人はどんどん増えると思うんですよ、だって日本人は基本的に顔出したくない人が多いですから。芸能人とかタレントになりたい人はそのまま顔出ししていくと思うんですよね、YouTuber路線で。そうじゃない人はたぶん、自分の分身をネットで作って活動していくと思いますね。

そして、そうやってアバターで活動する中で、タレント的な売り方をするのがVTuberになるのかなと思うんですよね。普通にやる分にはただのアイコンで、それを前面に押し出す人はVTuberとして活動する。だから完全な設定は、いつの間にか、無くなっちゃうというと悪いですけど、珍しくなっちゃうのかなと思いますね。

自分の名前や性別や生い立ちを偽ったりするのって、別にネット世界だと当たり前じゃないですか。ハンドルネームだって結局は自分の本名じゃないわけだし。自分が実際には女性であっても、女性扱いされるのが嫌なので男性キャラを演じてるという人もいると思うので。

だから、バーチャルな存在とは言わず、あくまで架空のキャラクター・人物をネットの世界に作り出して、それで活動していく人は増えると思いますね。

 

-アニメやゲームの中に思い描いてきた電脳世界はもう目の前ですね。この手のアバター談義だと、別軸では『Fortnite』でバーチャルライヴができた、とかそういう話もありますよね。

 

ガッチマンV : あれも、自分のキャラクターが『Fortnite』に出る時代がそのうち来ると思うんですよ。自分の専用アバターがいろいろなゲームにリンクするようになる感じ。家庭用ゲームでも自分のキャラでできます、とか。スポーツゲームとかも自分のアバターで選手としてプレイして、観客もそれぞれ自分のアバターで見に来るんですよ。『サマーウォーズ』は完全にそれをやってましたよね、アバターで観戦してたりして。あの作品は未来を先取りしていたと思いますね。買い物とかもアバターでするようになるかもしれないですね。アバターを使ってコンビニで買い物した後にUber Eatsが届けてくれるとか。

 

-そうなると最終的に脳にプラグを繋いだりしちゃって……。

 

ガッチマンV : 電脳化した方が早いですね(笑)。肉体を失って永遠の命が手に入りますね、怖い話ですけど。

昨今、コロナの影響でみんな外出できなくなって、リモートを始めたじゃないですか。あれでVR化に拍車がかかった感じがします。何でもネットの中で活動するようになったと思うので。

 

-そんな電子の海の中で、今後ガッチマンVとして挑戦したいことがあれば、ぜひ教えてください。

  

    Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.