クリムゾン
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCh8HNjk3pFqgGS5DGJRW56Q
Twitter : https://twitter.com/crimson_3
HP(※18禁) : https://userweb.alles.or.jp/uir/
YouTuberという言葉・存在が日常的な物となったのは、もう何年前だろうか。年々YouTuberシーンは隆盛を極めると共に、YouTuberの母数自体も確実に増えつつある。また、近年では芸能人・タレント・クリエイターのYouTube参戦も活発となっており、一括りにYouTuberという単語だけで全体を括る事は最早難しい。
そんな中、漫画家・イラストレーターのYouTube参戦も見逃せない。今回ご紹介するクリムゾンも正にその一人だ。今年2020年には活動22周年を迎えたクリムゾン。主に成人漫画を描き、携帯コミックや商業媒体・アニメ・同人と幅広く活動を行なっており、クリムゾンが描いた作品にお世話になったユーザーも多いのではないだろうか。
これまで自身の事を語らず、謎多き存在であったクリムゾンだが、2020年5月27日「クリムゾンチャンネル」としてYouTuber活動を開始した。自身のアバターを自作で作るハイスペックな部分を見せつけると共に、「コメント返し動画」では、ユーザーから寄せられたクリムゾン自身の謎にユーモアたっぷりに回答したり、イラストメイキング・作業風景動画では自身のテクニック・思考法を丁寧に解説したり、はたまた所謂YouTuberらしくASMR動画に挑戦する一面も。
自身の特性・キャラクターを、動画という新たな手法で表したクリムゾンのYouTube Channel登録者数は活動開始から約2ヶ月にして現在9万人以上。活動22周年目の“新人”によって、新たな風が漫画家・イラストレーターYouTuberシーンに巻き起こらんとしている。
今回、TOPPA!!編集部はクリムゾンに対し、YouTuber目線でのインタビューをメール形式にて実施。YouTuber活動を始めるにあたり参考にしたもの、YouTuberとして振る舞う上で意識している事、実際の活動の手応え等を伺った。
文 :クリムゾン / 編集 : 宮久保仁貴( https://twitter.com/hermanhalkemen )
-まずはTOPPA!!初登場となりますので、改めてクリムゾン様の自己紹介をお願いします。
クリムゾン : はじめまして、漫画家のクリムゾンです。
主に成人向け漫画を描いています。
今年で活動22周年目になりました。
-今回は、YouTube活動にフォーカスしてお話をお聞きできればと考えております。
活動20周年を記念して、2020年5月末よりYouTuber活動を開始されたとの事ですが、参考にした活動スタイルやYouTuber、動画等はございますか?初動画から、立ち居振る舞いが場数を踏んだ往年のYouTuberのように感じられました。
クリムゾン : 一応、活動を開始するにあたっていろいろなYouTuberさまの動画は拝見させていただきました。
ただ、私は普段からあまりテンションが高めではないので、なかなか人気のYouTuberさまのようなスタイルでやるのは 難しいかな?と思いました。
一番参考にしたのはキティちゃんのチャンネルかもしれません。
-ご自身のバーチャル体を作成、配信環境を整える上で、意識した事を教えてください。所謂3次元で活動するYouTuberとは違い、初期投資の費用がそれなりにかかり、また専門知識も必要かと思います。
クリムゾン : 私は漫画家ですが、もともとはプログラマーでもあるし、そのあたり得意なのでまったく問題ありませんでした。
バーチャル体もVroidスタジオを触り始めて2時間くらいで作りましたので。
-元々はプログラマーだったとの事、初耳です……!
さて、バーチャル漫画家として活動する上で、意識的に行なっている・見せようとしている事はあございますか?コメント返し動画では、これまで語られる事のなかったクリムゾン様の側面が沢山知れるように思います。
クリムゾン : なるべく批判的なことやネガティブなことは言わないようにしています。なんとなく見ている人も自分も含めて全体的に平和になるように意識しています。
クリムゾン自身の側面に関しては 今までもTwitterで少しずつ言ってはいたのですが、YouTubeで動画で言うとやはりインパクトが違うのか、反響が大きいですね。
-バーチャル漫画家としてYouTube上で活動を始めた事で感じたメリット、大変だった事を教えてください。
クリムゾン : メリットは新しいファンが増えたことですね。
あと、やはり何と言っても、動画という新しい表現方法、手段が増えたことですね。クリエイターとしては、ここはとても嬉しいことです。
大変なのは、やはり普通に編集に時間がかかることですね。
–動画の投稿スペースが非常に早いと共に、そのいずれもが非常に魅力的な内容に感じられます。これらの制作や編集において、意識している事はございますか?
クリムゾン : なるべく漫画制作で培ってきた「盛り上げるポイントづくり」「印象的なセリフまわし」みたいなものは常に意識していますね。
-YouTuber / バーチャルの存在になる以前、いつ頃からYouTuberや、YouTube上で活動するバーチャルキャラクターの存在を認識されていたのでしょうか?
クリムゾン : 一応、常に新しいものは追いかけようという意識はありますので もちろん初期から認識はしていました。バーチャル漫画家になるタイミングも虎視眈々と狙っていましたよ。
–また、ご自身がYouTube上で・かつバーチャルな存在として活動を行う上で影響を受けた方・考え方はございますか?
クリムゾン : 上記でも名前をあげてますけど、やはりキティちゃんとかでしょうか?あとは叶姉妹さんとかですかね。
-初の動画投稿から早2ヶ月が経過しました。初期の動画では、「多く見積もっても1年で3,000人」と仰られていましたが、今やチャンネル登録者数は9万人を突破しています。実際にYouTuber活動を行なった際の手応えや、周りの反響は如何ですか?近年、数多くの漫画家・イラストレーター様がYouTube活動を開始されていますが、クリムゾン様のチャンネル成長速度は異常な速さのように思います。
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