AILIS インタビュー


AILIS(読み方 : アイリス)
メンバー(LtoR) : Sota(Ba) / フォレスト壮真(Dr) / Miyu(Vo) / necchi(Gt)
HP : http://www.ailis-official.com/
Twitter : https://twitter.com/AILIS_official
Instagram : https://www.instagram.com/ailis_official/

 

2016年6月、Twitter上にて、「We are AILIS」(https://twitter.com/AILIS_official/status/744832196838559744)とポストされ、謎多き4人組ロックバンドAILISの活動がスタートした。2017年1月に「solitary world」のMVを公開するやいなや、その反響は凄まじく、2017年2月には激ロックエンタテイメント運営のライブハウスLIVEHOLICのピックアップアーティストとしてAILISは紹介され、同年3月にはオーディション&育成プロジェクトMASH A&RのMONTHLY ARTISTとしても選出された過去を持つ。

幻想的世界観とハイブリッドなロックサウンドを併せ持つ彼ら。今回、TOPPA編集部はAILISメンバー4人に対し、バンド結成の経緯、音楽的ルーツや彼らの音楽に対する向き合い方など、その魅力について余すところなく迫った。

取材・文 / 宮久保 仁貴 編集 / Chisato 写真 / 山崎奏太郎 @kanader1


 

-TOPPA!!初登場という事で、AILIS結成のきっかけを教えて下さい。

 

necchi:元々Miyu(Vo)以外がネット伝いで知り合いで、特に壮真(Dr)は3、4年前くらいからの仲ですね。知り合った当初から、お互いプレイヤーとして惚れ込んでいる点がありました。

 

その後、お互いに上京して、神奈川からネット上で共通の知り合いのSota(Ba)を呼び、壮真の地元の後輩だったMiyu(Vo)を誘い、AILISを結成しました。

 

フォレスト: SotaとMiyuさんが入る前から、necchiさんと2人でデモを作ったりしていて、純粋に自分達の追求する音楽を目指していました。

 

Sota:このバンドは壮真とMiyu以外は生い立ちが繋がっていないと言うか……音楽を経由して繋がりました。

 

そうだったんですね。ちなみにnecchiさんは数々のアーティストに楽曲提供もされてますが、楽曲提供を始められたのはいつ頃からなんでしょうか?

 

necchi:大きい所だと、声優のキタエリこと喜多村英梨さんの『妄想帝国蓄音機』のカップリング曲「fairy∞world」の作曲/編曲と、高校3年生の時にコナミのポップンミュージックのコンペに自作曲「asteer」が当たって収録された事です。

 

 

 

それでは、各メンバー様の音楽的ルーツを教えて下さい。

 

necchi:ゲームのBGMミュージックが好きなんです。「星のカービィ」シリーズやFINAL FANTASYなどのスクウェア・エニックスからリリースされている作品等……自分の楽曲のシンセのメロディのルーツはここかなと思います。

作曲者として一番影響受けたのは東方Projectですね。あのゲームのBGMから転調の仕方等を学びました。

 

フォレスト壮真:中学生の時に色々ネット上で動画を漁っているうちに、LUNA SEAに出会いました。ドラムを始めた当初は、LUNA SEAの真矢(Dr)さんから始まり、ex.SLIPKNOTのJoey Jordison(Dr)、 X JAPANのYOSHIKI(Dr)の様なツーバスを多点キットを用いたドラミングに影響を受けました。

後に色々なジャンルの音楽を聴くようになり、Jojo Mayer(Dr)やMark Guiliana(Dr)といったジャズなどのジャンルに捉われないドラマーの存在を知りまして、近年の自分のプレイスタイルは彼らの影響が強いです。

 

Miyu:私は小学校からEXILEを中心としたR&Bを聴いて育ちました。高校に入り、軽音学部に入って、初めてロックバンドに出会いました。それがONE OK ROCKですね。ヴォーカリストとして影響を受けた方はONE OK ROCKのTaka(Vo)です。

 

Sota:自分は中学3年生の時にRADWIMPSのアルバム「アルトコロニーの定理」を聴いて、音楽の力を目の当たりにしました。音楽的ルーツと聞かれたら真っ先にRADWIMPSが出てきます。

 

確かにこうやって皆さんのお話を聞くと、メンバーのルーツがバラバラだからこそ、良い意味でAILISの楽曲は混じりあってる感覚はありますね。

 

Sota:勿論良い意味で各々リスペクトしている音楽やプレイヤーはいるんですが、あくまでAILISを特定のジャンルに似せる考えは無いんです。その意味で、自分達がオリジネイターとなる音楽を作ろうという感覚は、バンド全体としてはあります。

 

では、昨年リリースした2nd EPである「is」の聞きどころをメンバー視点で教えて下さい。

 

 

Sota:「is」はAILISを知るのには絶対必要な1枚だと思います。個々が影響を受けて来た色んなジャンルを昇華した結果、AILISのカラーを生み出す事が出来ました。

 

Miyu:自信作です。

 

フォレスト:制作前にメンバー同士で自分達の中で意識の統一を行い、本作のデモを作ったんです。

 

本作のレコーディング、ミックス・マスタリングはどちらで行われましたか?

 

Sota:音源に関しては今も昔も全てDIYですね。

 

Miyu:メンバーが各々レコーディングできる環境を持っているのも大きいですね。

 

フォレスト:今回のドラムに関しては、necchiさんとのレコーディングで録ったサンプリング音源を用いて、V-Drumを使用したMIDIでのやり取りのみで完結させました。

 

necchi:自分もエンジニア的な部分では全然未熟だと思っていて、メンバーもプレイヤーとしてもまだまだ未熟な部分は多いです。ただ、制作面もバンドが上に上がるごとにDIYでレベルアップしていきたいと考えています。

 

Sota:AILISは本当にデモの段階から世に出すまで、全部自分達だけで音楽を作っています。「自分たちの音楽にこだわり切るという事」を現在の自分たちなりに常に試行錯誤しています。

 

今作のアートワークはどなたが担当されましたか?

 

Sota:アートワークは『isolation』に引き続いて、Oath of Allegiance等のアートワークを担当している上田奈々さんに手掛けて頂きました。

上田奈々 Twitter : https://twitter.com/n1a2n1a7t

 

 

先日MVが公開された「life burn」はThe Lunabell等のMVも手がけた新進気鋭のクリエイターのShin Ishiharaさんが担当されていらっしゃいますが、依頼されたきっかけがあれば教えてください。

 

 

 

 

Sota:それは前作の「solitary world」のMVと関係してきます。KRK PRODUCEに撮ってもらった「solitary world」のMVもそういった自分達のミステリアスな世界観とかコンセプト、伝えたい要素が全面に出ていて凄く気に入っています。

 

 

 

ただ、自分達が持ってるコンセプトや世界観を、一緒のクリエイターさんではなくて、他のクリエイターさんが試行錯誤して作り上げた、新しい見せ方で表現したいと考えました。なので、今回は前作とは違うクリエイターさんの、Shin Ishiharaさんにオファーした形になります。ミュージックビデオもライブと一緒で音楽と目と耳がリンクする要素が凄く強いと思うので、今作も耳だけじゃなくて体で感じてもらいたいです。

SHIN ISHIHARA WORKS – SHIN ISHIHARA photogallery URL : http://siw555.wixsite.com/shin-ishihara-works

 

今年で始動してから約2年を迎えられますが、今までバンドとして活動してきて一番印象的だった出来事はありますか。

 

Sota:SHIBUYA CYCLONE、ひいては店長のSEIKIさんとの出会いです。それまでは、良い作品を作ってきた自信もあるし、やりたいモチベーションも凄くあるのに、上手く活動のアウトプットが出来ていなかったんです。そんな時、SHIBUYA CYCLONEに出会って、色々な所に自分達も顔を出せるようになりました。そこから、やっと自分達が作ってきた作品を世に出していける感覚がわかりました。

SHIBUYA CYCLONE 店長 & COCOBAT Gt SEIKI インタビュー l TOPPA!! URL : https://toppamedia.com/interview-shibuyacyclone-garretudagawa-cocobatgt-seikiriffs/

 

最近聞いた中で感動したアーティストを教えて下さい。

 

necchi:どこかのお店のBGMで広瀬香美の「promise」が流れていました。それが、最近リリースされた2016年の新しいverで、そこから元verが入ってるアルバムを通して聴きました。過去の作品でも、今でも通じる曲の構成やシンセの作り込みがあって、凄く感動しました。

 

フォレスト:LOWER THAN ATLANTISというバンドがいて、そこのドラマーのEddy Thrower(Dr)の細かいゴスペル・チョップス的なプレイが本当に素晴らしいです。

 

 

 

あとは、Jojo Mayerが率いているNerveというバンドがありまして、そのバンドも昔から聴いているんですけど、また最近個人的に再燃しまして。今AILISをやっていて、シーケンス等の電子音を結構多用しているんですけど、このNerveもそういう要素がふんだんに詰まっています。あの方のドラムに対して、ハイブリッドなシンセサイザーが混じっていまして。本当に面白い音楽をやっているなと思いますし、特にライブでの空気感やプレイなんかはもう圧倒的な説得力がありすぎますね。

 

 

 

Miyu:私はRise RecordsからリリースされているPVRISにずっとハマっていますね。

 

 

 

-2016年ONE THOUSAND MILE TOURでONE OK ROCKとも共演しましたよね。

 

Miyu:そうです。昔、新木場コーストにONE OK ROCKを観に行ったんですが、当時はPVRISの事を全く知らなかったんです。ただ、そこで観たライブに感動して、そこからあの世界観にも憧れがあって、ずっと好きですね。国内だと、Aimerも凄く好きです。

 

Sota:最近聴いた中だと、ReNさんですね。地元の先輩が教えてくれて、そこから聴き始めました。歌声もそうですし、全体的な雰囲気がモダンで、最近はずっと彼の音楽を聴いています。

 

 

 

今後、どのような方向性にAILISは進みますか?

 

Sota:自分達は、「4人でこだわりをもって、何を作るか、どういう風に出していくか?」という事を考えながら音楽活動を行っています。そういうオリジナリティを自分達は強みにしたいし、それをこの先のシーンでもしっかり先駆者となるべく、活動を続けたいと考えています。

 

今後の予定を教えて下さい。

 

Sota:上半期の大きい予定としては、厚木のmildrageと春に「龍虎相搏つ」と題した東名阪ツアーを一緒に回ります。こちらのツアーに関しては、詳細は後日発表しますので、引き続きAILISのHPやSNSをチェック頂けますと幸いです。

 

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HP : http://www.ailis-official.com/
Twitter : https://twitter.com/AILIS_official
Instagram : https://www.instagram.com/ailis_official/

準備しているものも要期待と言うことで!AILISのこれからの目標を教えて下さい。

 

Sota:皆同じ認識を持って、上を目指しながらこだわりきった音楽活動を行っていきたいです。

 

最後にTOPPA!!読者へのメッセージをお願いします。

 

Miyu:私達の曲を好きで聴いてくれる人、私達の映像を好きで見てくれている人、それらで満足してくれている人こそライブに足を運んで頂きたいです。そこに、私達のこだわりが詰まってます。

 

フォレスト:是非今日の俺達と一緒に……!という感じですね。ライブに関してはその日その日の感情があって、毎度違って敏感だから。