Broken By The Scream インタビュー

Broken By The Scream(読み方 : ブロークン・バイ・ザ・スクリーム)
メンバー(LtoR) : 野月平イオ / 熊埜御堂ヤエ / 雲林院カグラ / 流鏑馬アヤメ
HP : https://www.brokenbythescream.jp/
Twitter : https://twitter.com/BBTS_koushiki
Facebook : https://www.facebook.com/BrokenByTheScream.jp

Broken By The Screamは東京を中心に活動する4人組「メタル系スクリーミング・アイドル」。「カッコいい」と「かわいい」の最強を目指す彼女達、始動から1年経たずして、1stシングル『Broken By The Scream』、『SCREAMING RHAPSODY』を立て続けにリリース、2017年9月には初ワンマン「The First Scream」を成功に収め、2018年1月に公開されたMV「恋は乙女の泣きどころ」はYouTube上での再生回数10万回以上を突破。今最注目のラウドルである事は間違いない。

今回、TOPPA編集部は彼女達に対し、グループ結成の経緯、音楽的ルーツ、来たる5月5日clubasiaでのワンマン公演への抱負など、個性豊かな彼女達の「カッコよくて」「かわいい」魅力について余すところなく迫った。

取材・文 / 宮久保 仁貴   編集 /松江 佑太郎   写真 / Nica Azuma


 

-TOPPA!!初登場という事で、グループ結成の経緯、現在に到るまでの経歴を教えて下さい。

 

熊埜御堂ヤエ : 始まりはデビュー前のオーディションで、私とイオりんとアヤメに出会いました。
その後、デビューからすぐにもう1人いたメンバーが脱退して、カグラが参加しました。

 

雲林院カグラ : 4月だったよね?

 

熊埜御堂ヤエ : そうそう!2017年の4月の15日ね。もうそろそろ1年経つね!

 

-それでは、各メンバー様の音楽ルーツを教えて下さい。

 

流鏑馬アヤメ : 元々王道アイドルが好きで、ラウド系の音楽を何も知らずにBBTSに加入したんです。その後、メンバーに教えてもらって、ラウド系を聴く様になり、最近はa crowd of rebellionさんをよく聴いています。
アイドルだと、私立恵比寿中学さんは今も昔も大好きですね!

 

-ちなみにエビ中さんの中だと、どなたが推しメンですか?

 

流鏑馬アヤメ :星名美怜さんが好きです。もうずっと愛しています。

 

雲林院カグラ : 昔は邦楽とかボカロを中心に聴いていました。中学生の時に兄が聴いてたFear, and Loathing in Las Vegasさんを聴き、そこからa crowd of rebellionさんなど、ラウド系の音楽を聴くようになりました。
影響を受けた音楽という点では、勿論メタル系の音楽も前から聴いてたんですけど、最近は対バンするアイドルさんのパフォーマンスをよく見ていますね。音楽の幅が少し広がったと思います。

 

熊埜御堂ヤエ : 私はもともとバンドサウンドは全然聴かなくて、小学生の頃はアニソンとラップが好きだったんですよ。
中学の時に、HOME MADE 家族さんのファンで、SEAMOとか、SOUL’d OUTとか、m-floとか、その近辺のアーティストを聴いてたんですけど、高校に入ってニコニコ動画に出会って、ドハマりしたんです。そこからバンドを知って、ライヴに行く様になりまして。
その後、音楽好きな友達にオススメされるがままにgirugameshのライブを観に行ったら対バンにNOCTURNAL BLOODLUSTが出てて。そこで衝撃を受けて以来ノクブラずっと聴いてます(笑)。今はHONE YOUR SENSEもよく聴いていますね。

アイドルをやろうと思ったきっかけは、あゆみくりかまきさんの存在が大きいですね。元々私自身アイドルっていうことに抵抗があったんですよ、ただ、実際ライヴを観に行って、「こんなにもカッコイイんだ!」と感動しました・その結果私自身もアイドルになりました。

 

野月平イオ : 私は中学生ぐらいからラウド系の曲を聴き始めました。それまでは特にJ-POPを聴く訳でもなく、初めてハマった音楽ジャンルがラウド系でした。
初めはMARILYN MANSONなどのインダストリアルメタル系からハマり、その後だんだんラウド系の友達が出来てきて、そこから色んなメタルを教えてもらいましたね。まあBBTSで私が歌っているようなデスコアだったり、メロディック・スピードメタルだったり、まあ色々と聴いて。

最近はフォークメタルとかヴァイキングメタルの方に行っちゃって。クサイ系のやつに最近妙にハマってしまいました。今度来日するMYRATHは現在進行形でハマっています(笑)。

 

-お若いのにMYRATHは意外ですね!

 

野月平イオ : そうなんですよ〜!逆にそこまで聴く友達はいないので、ちょっと寂しくもあります(笑)。
BBTSでは私がグロウル担当なんですけど、目指してるゾーンとしては、WHITECHAPELのPhil Bozeman(Vo)の声がめちゃくちゃ好きですね!あと女性でいうとJINJER(UKR)のTatiana Shmailyuk(Vo)みたく、LOWの効いたイカついデスボイスを出せたらなと、日々努力しています!

 

-皆さん多種多様なバックボーンをお持ちですね!それでは、Broken By The Screamを一言で表すと、どんなアイドルだと思いますか?

 

野月平イオ : この前そういう話になった時は「トルネード」だったよね?

 

熊埜御堂ヤエ : えー、一言(笑)?なんだろうね……。目指してるのはカッコいいとカワイイと最強だけどね。

 

野月平イオ : あ、一言ってそういう事?

 

熊埜御堂ヤエ : そういうことじゃない?別に文字じゃなくていいんじゃない、「イナズマ!」みたいな(笑)。まあ目指してるのはカッコいいとカワイイと最強なんですけど、まだ成れてない気がするから。

でもBBTSってかわいい甘さもカッコいい辛さも入ってたりするから、食べ物とか……。私、今頭の中完全にマックグリドルで……甘いパンに肉が挟まってる……。BBTSを食べ物で例えたらマックグリドルです(笑)!

 

一同 : (大爆笑)。

 

-マックグリドル……言い得て妙ですね(笑)!
それでは、ファンの名称を教えて下さい。

 

熊埜御堂ヤエ : 色々悩んでたんですけど……私たちのコンセプトが「叫んで壊す」みたいな感じなので。私たち含めて、ファンも含めて、一人一人がスクリーマーですね!

 

野月平イオ : ウチらが決められなくてもファンが決めてくれました(笑)。自然と定着したよね?

 

熊埜御堂ヤエ : そうそう!一人一人がスクリーマーで、皆で叫んで一つの音楽、BBTSの音楽を叫べればな、と思っています。

 

-昨年1st mini album『SCREAMING RHAPSODY』をリリースされましたね。
メンバー視点での聴きどころを教えて下さい。

 

流鏑馬アヤメ : 曲はすごくカッコいいんですけど、歌詞が可愛いんです!恋する女の子の気持ち系の歌詞がすごく多くて……そのギャップを是非聴いて欲しいですね。

 

雲林院カグラ : BBTSは「結構激しいアイドルなんだな……!」とイメージされる方が多いんですけど、このアルバムにはバラード曲のTrack.5「ヒカリ」があったり、逆にアップテンポな激しい曲もあったりして幅が広いので、色々な方に聴いて欲しいです。

 

熊埜御堂ヤエ : 激しいんですけど、BBTSの曲は結構キャッチーなんです。YouTubeに動画も上がっているんですけど、一緒に歌えたり、振り付けをしたりする曲が多くて。CDだけでも全体像を想像して楽しめるんですけど、まずは動画を観て、ライヴ行ったこと無い人も、こういう風にやったら楽しいのかなと想像して聴いてくれると嬉しいですね。

 

 

野月平イオ : カグラの言う通り、1曲1曲ずつも違う表情を持っている所ですね!更に言えば、曲の中で、メタルといっても、Djent感があったり、メロディック・デスメタルっぽいところがあったり、デスコアっぽいところがあったり、色々な要素があって展開が面白いな、と思います!

 

-それでは、本作のレコーディング時の裏話等お聞きできれば、と思います。

 

熊埜御堂ヤエ :Track.5「ヒカリ」がめっちゃ難しかったですね。
しっかり聴かせる感じの曲、かつ今までに無いテイストだったからクリーンが目立っている曲なんですよ。どういう風に感情を乗せて歌おうかとか考えるのが難しかったです。

 

野月平イオ : デスボイスで歌詞を発音するのがむちゃくちゃ難しかったです。リスナーさんもはっきりは聴こえないと思うんですよ(笑)。発声に関しては、もっと滑舌をこうしてとか。形が決めるのに苦労しましたね。

 

雲林院カグラ : Track.5「ヒカリ」には一瞬デスヴォイスが入るんですよ。その部分は個人的に凄く好きですし、かつ目立つので、そこにレコーディングでは注力しましたね。ライブでも是非聴いて欲しいです。

 

流鏑馬アヤメ : Track.3の「走れ!なでしこ!」って曲ですね!結構他の曲はリズムが変わったりする所もあるんですけど、「なでしこ」はみんなと一緒に楽しめる箇所があって、それでさらに私達もお客さんも可愛くなる所があるんですよ!そこに力を入れましたね!

 

-今年の1月にMV「恋は乙女の泣きどころ」を公開されましたね。このMVを撮られた時の裏話をお聴かせ下さい。

 

 

熊埜御堂ヤエ : 今までにないぐらい踊ったよね。振りを入れたのが撮影日までギリギリの日程だったんですよ。もうね……動きに慣れてない、体が。バキバキしたよね(笑)。

 

野月平イオ :撮影日は凍えながらやってました。

 

熊埜御堂ヤエ : 暖房が無くてね……。

 

野月平イオ : 無くて(笑)。

 

熊埜御堂ヤエ : もう足ガクガクして、イオりんとか歯ガチガチしながら……(笑)。

 

-MVを撮られたのはいつぐらいでしょうか?

 

流鏑馬アヤメ : 1月入ってすぐ、お正月明け……だったよね?

 

野月平イオ : 4日か5日ぐらいだったかな?めちゃくちゃ寒かったです(笑)。

 

-かなり急ピッチで公開された本MVですが、公開から2ヶ月経たずしてYouTubeの再生回数が10万回以上を突破されましたね!今後の活動が期待されるかと思います。ところで話は変わりまして、最近聴いた中でカッコいいと感じたアーティストを教えて下さい。

 

熊埜御堂ヤエ : Inception Of GenocideさんとHOTOKEさんには衝撃を受けましたね。
Inception Of Genocide さんはPVを見た時から「めっちゃカッコいい!」と思ってたんですけど、ライヴも間違いなくカッコよかったですね!HOTOKEさんは、ライブが始まった途端、場の雰囲気がピリッと変わったんですよ。メンバーさんがお辞儀して入ってきて、それがすごくカッコよくて……あの瞬間は忘れられないですね。

 

 

野月平イオ : 最近聴いた音楽だと、さっき言ったMYRATH、そしてEQUILIBRIUM、ALESTORMですね!なんか……船を漕ぎたいなって感じで(笑)。最近の私はそんな感じですね。

 

 

熊埜御堂ヤエ : ヴァイキングメタル好きなアイドルってイオりんだけだよね(笑)。

 

野月平イオ : そうかな……(笑)?うーん……なかなか確かに……。

 

流鏑馬アヤメ : 去年ライヴを見に行ったBLUE ENCOUNTさんですね!それまではエモい系は得意じゃなかったんですけど、今ではBLUE ENCOUNTさんの曲を聴けば元気になります。そしてa crowd of rebellionさんですね!今年3月8日の木曜日に、Zepp DiverCityでの彼らの10周年記念ライブを観に行ったんですけど、それがドストライクでした!

 

 

雲林院カグラ : バンドさんじゃないんですけど、最近聴いた中だと、「弾いてみた」系出身のピアニストのまらしぃさんですね。

 

 

ジャンルこそ違いますが、まらしぃ鍵盤の指の動きを見ていて、私自身もパフォーマンスの時、指の動きとかすごく意識しています。あとは、曲のアレンジや想像力がすごくて、憧れますね。

 

-それでは、今後のアイドルシーンについて思う所を教えて下さい。

 

流鏑馬アヤメ : ラウドルさんが増えそうな気はしますね。
今も多いなって思いますけど、逆に王道アイドルからラウドルにハマるようになるような気がします。そういったバランスをとったアイドルさんって増えそうだなって思います。

 

熊埜御堂ヤエ :「アイドルって聴きやすい」からなのか、見てくれるお客さん側の音楽の趣味の幅が広がってくれたなって思っています。一般の全然ラウド音楽に興味がなかった人とかも聴きやすいし、受け入れやすいのかなと。

 

野月平イオ : うーん、アイドル……なんか、そんな気がしますねえ(笑)。

 

一同 : (笑)。

 

熊埜御堂ヤエ : そう思うとBABYMETALがいなかったらって考えた時に、メタルって普通の人の耳に入りづらかったと思うな〜。
例えば、BABYMETALのバックの音楽だけ急に流れたらビックリするじゃん、普通の人は。だからやっぱり受け入れやすくしてくれたなと。

 

野月平イオ : 確かにね。そう考えるとBABYMETALの存在は偉大だよね。

 

-Broken By The Scream様のライブにおいて、お客さんはどのようなノリが多いですか?

 

野月平イオ : それぞれ、みんな好きにやっています(笑)。

 

熊埜御堂ヤエ : 真ん中で、わーってモッシュをしている人もいますけど、じっくり音楽を聴いてる人もいるし。それぞれの楽しみ方をしてくれてる気がします。

 

野月平イオ : 今ノリが出来て行ってる段階なのかな?

 

熊埜御堂ヤエ : そうだよね、みんなで一緒に学びあってるみたいな……。アイドルノリもあるし、じっくり聴いてたりもするし、ハードコア側から来た人はウィンドミルとかしてたりするんですよ。BBTSの現場で、全部のノリが出来るようになってくれれば幸いなのかなって思います(笑)。

 

-色んなお客さんに支えられていて、とても微笑ましですね!
それでは、BBTSさんは昨年2017年から本格的に活動をスタートされましたが、去年を振り返ると、どんな年でしたか?

 

流鏑馬アヤメ : 去年は9月にファーストワンマンを渋谷DESEOでやらせて頂いて、それですぐにミニアルバム『SCREAMING RHAPSODY』を発売して、リリースイベントもガンガンやって、主催イベント「FEST OF EXTREME 2017」もあって……。1年間の間でこれだけの出来事があって、濃い経験をさせて頂きました。

 

 

野月平イオ : そうだよね、色々挑戦の年だったかなと。

 

熊埜御堂ヤエ : 私は、準備運動の年でした。
でも準備運動といっても、ただ首を回す準備運動から、100kmぐらいのマラソンを走った準備運動までって感じ(笑)。準備運動をたくさんやってきたかもしれないんですけど、それは、これからスタートするために、スタートダッシュを思いっきり決めるための準備運動。万全になるための時間だったなって思います。

 

-それでは、今年5/5(土)に渋谷clubasiaで行われるワンマンライブ「MORBID OF IDOL DEATH PUNCH」への意気込みを教えて下さい。

 

 

熊埜御堂ヤエ : 初のバンドセットという事で、バンドセットでライヴやると本当に全然違うんですよ。音の圧とかも全然違うし。毎回初めての挑戦なんですけど、今回は特にすごく大きな挑戦なので……。カッコいいバンドさんに演奏して頂くので、それをも超えて、BBTSが1番カッコよく在りたいと思います(笑)!

 

カッコいいとカッコイイがぶつかって超カッコいいになる、そういうことで(笑)!

 

-それでは最後にTOPPA!!読者へのメッセージをどうぞ。

 

雲林院カグラ : BBTSは曲だけじゃなくて、メンバーも個性豊かです!

 

熊埜御堂ヤエ : 曲と同じぐらい、メンバーの個性に見所があります(笑)。

 

野月平イオ : みんな違いすぎるみたいな(笑)。

 

熊埜御堂ヤエ : 血液型もみんなバラバラなので(笑)。面白いぐらいにかぶってないです!

 

野月平イオ : そんな個性がぶつかり合ったBBTSが最強です……!ちょっと待ってください……これは後で叩かれるな(笑)。

 

一同 : (笑)。

 

熊埜御堂ヤエ : アイドル枠ですけど、アイドルですけど……。

 

野月平イオ : メタル魂は誰にも負けません、最強です(笑)!

 

熊埜御堂ヤエ : 最強です。これから注目して間違いはないです!

 

野月平イオ : はい、間違いないです。ぶっちぎりで最強のメタルアイドルを……。

 

熊埜御堂ヤエ : ぶっちぎりでエクストリームな、カッコいい曲をお届けしちゃうので、ぜひCD買ってください(笑)。

 

流鏑馬アヤメ : 是非、ライヴにも来て欲しいですね!

 

熊埜御堂ヤエ : このインタビューを読んだ皆さんは是非CD買って、ライヴに来てください!