Dan Mumford インタビュー

Dan Mumford インタビュー

Dan Mumford
HP : https://www.dan-mumford.com/
Twitter : https://twitter.com/Danmumforddraws
Facebook : https://www.facebook.com/danmumforddraws
Instagram : http://instagram.com/danmumforddraws

 

Dan Mumfordはイギリス在住のイラストレーター。活動当初より、メタルバンドのデザイン・アートワークを数々手がけてきたDan氏だが、その活動は非常に多岐に渡る。バンド名を挙げると、A DAY TO REMEMBER、BRING ME THE HORIZON、THE BLACK DAHLIA MURDER、THE DEVIL WEARS PRADA、IRON MAIDEN、MISS MAY I、MEANING(日本)、SUICIDE SILENCE等々……数えると本当にキリが無い。彼の独自の色彩感・タッチに見覚えがある読者も多いのでは無いだろうか。また、近年彼はポップカルチャー、それこそ映画のポスターも手がけるなど、エッジの立った独自の作風をジャンル問わずに世界に広げている。

今回、イギリス在住のDan氏に対し、彼の生い立ちから彼の絵・音楽的ルーツ、アート制作の手法等について紐解くべく、メールインタビューにて話を伺った。

 

文 / Dan Mumford   翻訳・編集 / 宮久保 仁貴


 

まずは、Danさんの自己紹介をお願い出来ますか?

 

Dan : はじめまして、Dan Mumfordです。自分はロンドンを拠点に活動しているイラストレーターで、もう10年近くフリーランスとして活動しています。いつも自分が興味を持っているのは音楽やポップカルチャーシーンです!それこそ、初期の作品の殆どは音楽アーティストのアルバムジャケットだったりしましたからね!

 

ありがとうございます。メタルコアやポストハードコアシーンにおいて、Danさんの作品を目にした事が無いリスナーはいないのでは無いでしょうか?さて、そんなDanさんの絵のルーツを教えてもらえますか?

 

Dan : それはもう小さい頃から絵を描き始めたんですけど、本当に描く事が楽しかったので、学生の時は殆ど絵を描いて過ごしていました!そこから、大学に進学し、更に絵を学びましたね。そこでは、様々なやり方があり……それこそ絵画は勿論、アニメーション、人体模写、映画製作などなど!そこで、私は沢山の価値観を得ましたね。

 

幼少期からの楽しみを天職に出来るのは素晴らしい事だと思います!それでは、Danさんの事を語る上で重要な、音楽のルーツを教えて頂けますでしょうか?

 

Dan : 若い頃、自分は色んなバンドでベースを弾いていたんですよ。15〜22歳の頃はイギリスを行ったり来たりしていましたね!音楽で商業的な成功を得る事は出来なかったんですが、そこで、数々のバンド達のアルバムリリースに立ち会ったんですよ。今から考えると、それらは小さな仕事ではありましたが、本当に面白かったです!そこから自分は更にアートの世界に足を踏み込みました。それはつまり、「音楽アルバムのアートワークやそれに付随する作品を描いて、生きて行こう!」という事です。そこから、沢山のバンド友達が自分に依頼してくれて、それは段々大きな成功に繋がりました。自分の当時の出来事が、大きな音楽シーンの一部として寄与出来た事を誇りに思っています。そして、自分の作品から沢山の素晴らしいアーティストが生まれた事も、本当に誇らしいですね!

 

ちなみに、先ほども仰られましたが、Danさんは数多くのメタルミュージックの作品を手がけられていますよね。直近のお仕事について教えて頂けますでしょうか?

 

Dan : もちろん!今まで手がけてきたメタルミュージックの作品は、自分が音楽シーンの一員である事を意識させてくれるし、若い頃から今まで変わりは無いですね!最近だと、メタルもやるし、ポップカルチャーのシーン、それこそ映画のポスターなんかも手がけていますね!若い頃から比べると、自分の手がけるジャンルは少しずつ広がりつつあるけど、絵のルーツは見てもらったらわかる様に、やはりメタルなどの音楽からなんですよ。

 

 

ありがとうございます。Danさんの活動は長年に渡りますが、今まで活動されてきた中で印象深かった出来事はありますか?

 

Dan : 去年Gallery1988の為に描いた「Chroma」ですね!あれは、一つの作品の中で最も手が込んだ作品になったのかなと思います。大変ではありましたが、素晴らしい作品になったと自負しています!

 

 

凄く幻想的な作品ですね……!本当に素晴らしいです!それでは、次の質問事項に移りまして、普段Danさんはどの様に作品を描かれているのでしょうか?

 

Dan : 自分は完全にデジタル上で作成していますね。液晶ペンタブのCintiq 22HDとPhotoshop、この2つから自分の作品が生まれるんですよ。あと、旅行中だと、時々iPad ProとAdobe Drawを使って描いていたりもしますね!

 

この色彩とタッチは、他の人が同じツールを使っても、模写が難しいでしょうね……!ちなみに、Danさんが画家として働く上で、良かった点と苦労した点を教えて頂けますでしょうか?

 

Dan : 自由な職業ですよ、何せ意見を挟むボスはいない訳ですから!ただ、これは時々悪い事でもあると思うんですよ。どういう事かと言うと、自分自身の事を常々一生懸命に考えなければならないですし、そういった事を半ば強制的にしていかなければいけないですから!

 

それはそれで大変そうですね……(汗)。話は変わりますが、最近Danさんが触れた中で感銘を受けたアーティストを教えて下さい。

 

Dan : 素晴らしいアーティストが多すぎて、逆に名前を挙げるのが難しいですよ(笑)!ただ、自分と近しいジャンルでお気に入りの方をあげるなら、Drew Millward、Richey Beckett、Liane Plant、Mr Gauky、Daggers for Teeth、Tom J Newell、Luke Preece、Tom Hovey、Tracie Ching……本当いっぱいいるので、嬉しい事に数えきれないですね(笑)!

 

いずれも著名な皆様ですね!ありがとうございます。それでは、Danさん自身は、これからのイラストレーターシーンはどの様になるとお考えですか?

 

Dan : 未来は明るいと思いますよ!色んな人々が新たに素晴らしい芸術を生み出しているし、デジタル技術も年々進歩している訳で。これから更に自分達の能力を押し上げてくれると思いますよ!

 

これからの世界が楽しみですね!ちなみに、Danさん自身の将来の目標を教えて頂けますか?

 

Dan : 引き続き、アートワークを生み出して、自分自身のアートワークの守備範囲を広げて行きたいですね!

 

更にジャンルを広げられる事、期待しています!この度はご回答頂きましてありがとうございました!それでは、最後にこれから優れた画家を目指す方々に対して、メッセージをどうぞ。

 

Dan : 一生懸命鍛錬して、継続しましょう。自分のやり方を確立して鍛えて、別のアーティストの模倣にならない様にしましょう。そして、貴方自身のやり方で、優れたアーティストになれる様に頑張りましょう!

 

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