Drive Boy インタビュー

Drive Boy インタビュー

Drive Boy(読み方 : ドライブ・ボーイ)
メンバー(LtoR):Yoshihito Hiraoka(Gt) / Syunpei Ogawa(Ba) / Ryutaro Otake(Vo/Gt) / Kengo Onozaki(Syn/Cho) / Shun Mori(Dr)
HP : http://driveboy.jp/
Twitter : https://twitter.com/_driveboy
Facebook : https://www.facebook.com/driveboyjp/
Instagram : https://www.instagram.com/driveboy.japan/

Drive Boyは前身バンドの活動を経て、2017年6月東京で結成した5人組バンド。テクノやブルース、アンビエント、ロック等、様々なジャンルからの影響を匂わせた”チル”いシティポップサウンドを奏でている。

始動から一年経たずして、数々の成功を収めているDrive Boy。彼らは2017年7月15日に1stシングル『The Reboot』をリリースし、同作品のリリースパーティー@池袋MANHOLEを見事ソールドアウトさせた。この他、「JFL presents LIVE FOR THE NEXT supported by 日本セーフティ―」東京公演@ZEPP DiverCity Tokyoに出演し、MAN WITH A MISSION、BRADIOと共演した過去を持つ。

今回TOPPA!!編集部は、に対して、リーダーのRyutaro Otake(Gt/Vo)からバンドの歴史や彼らの音楽的ルーツ、近況や今後の目標を聞くべく、インタビューを実施した。

文 / Drive Boy 編集 / 宮久保 仁貴 写真 / Daisuke Atagi


 

-TOPPA!!初登場という事で、改めてバンドの歴史を教えて下さい。

 

Ryutaro : 元々は自分の高校や中学の同級生が集まって出来たバンドなんです。みんな東京にいて学校帰りとかいつも遊んでて、それの延長から始まって。そこに10代の頃に対バンして出会ってたDrのモリ君(Shun Mori)が加入して、ライブ活動をしていました。曲を作ってく過程で出したい音やマインドが変わったり、単純に手が足りなくなったりして、最初お客さんとしてライブを観に来てくれてたSynのケンちゃん(Kengo Onozaki)が加入しました。そのタイミングで、一から新たに活動していこうと昨年2017年6月にDrive Boyを結成しました。

 

-このバンド名の由来を教えて下さい。

 

Ryutaro : 由来はUNDERWORLDの「Born Slippy」からです。
数々のライブを観てきましたが個人的に今まで観た中で一番かっこいいライブをしたと思っているアーティストがSummer Sonic2016の時のUNDERWORLDなんです。それで彼らの中でも、一番かっこいいと思った曲の一番最初の歌詞からとりました。

 

 

-Drive Boyの楽曲はバンドのキャッチコピー「ノレて踊れる心地良い」を体現する様なチルいサウンドですね!このサウンドの音楽的ルーツを教えて下さい。

 

Ryutaro : 音楽に体を揺らす、心地良いと感じるっていう事は人間が遥か昔から体現してるもので、それが音楽の醍醐味の一つだと思っていて。バンド名の由来のUNDERWORLDはもちろん大好きだし、THE CHEMICAL BROTHERSやBASEMENT JAXXとかUKテクノは好きなんですが、このジャンルのこのアーティストがバンドのルーツです!って言い切れるのは実はあまり無いんです。テクノは踊れるし、ブルースでゆったりもいいし、アンビエントで脳が揺れてもいいし、ノリ方はそれぞれあって、それらの色んな音楽を聴いてインプットして、その都度あーでもないこーでもないって考えたり、感じながらアウトプットしているからかなと思います。

作詞作曲は自分が担当してるんですが、曲の色はそれぞれ違えど、根底部分に必然的に残ったものがそのチルさかな?って感じています。

 

-様々な音楽要素を含んでいらっしゃいますが、各メンバー様の音楽的ルーツを教えて下さい。

 

Ryutaro : 自分はVo/Gtの立場としてはJOHN MAYER、B.B.KING、JIMI HENDRIXをリスペクトしています。シュンペイ(Shunpei Ogawa)は馬場育三さん(Dragon Ash/Ba)、よっぴー(Yoshihito Hiraoka)はSynyster Gates(AVENGED SEVENFOLD/Gt)、ケンちゃんはAPHEX TWIN、モリ君(Shun Mori)はJeff Porcaro(TOTO/Dr)をリスペクトしてます。

 

-先日は「JFL presents LIVE FOR THE NEXT supported by 日本セーフティ―」東京公演@Zepp DiverCityに出演され、MAN WITH A MISSION、BRADIOと共演されましたね。こちらの手応えは如何でしたか?

 

Ryutaro : まず反響が凄かったですね。色んな人から連絡が来たり、YouTubeの再生回数も伸びたり、俺らのことを知ってもらえる人が増えたのはすごく嬉しかったです。自分達自身、今まで500人規模以上のキャパシティの会場でのライブもやったことなくて、正直、漠然としていました。でもライブが始まってからは「俺らこんなかっこいいことやってます。」っていう普段のスタンスでライブできて、フロアを見渡してみるとお客さんがみんな良い表情してて温かい拍手もくれて、ノッてる人もいて、最高に気持ち良かったです。

それと、やっぱMAN WITH A MISSION、BRADIOという日本の音楽シーンを牽引してる大先輩方は凄いなって感じました。その日ソールドアウトだったんですけど、みんなこの二バンド観に来てる訳で、当たり前だけどすごい人気だ!って(笑)。この日は本当にバンドは夢があるなって思いました。打ち上げでも二バンド共にとても気さくで優しく接して頂きました。とても良い刺激を受けたので、またいつかあそこに戻って来てライブをしたいです。

 

-昨年はバンド始動の年でしたが、振り返ると、どんな年でしたか?
そして今年の抱負を語って下さい。

 

Ryutaro : 去年はDrive Boyが始動した年であり、結成前の準備としてメンバーで家を借りて一緒に住み、春に音源作って、MV撮って、ツアーに行く準備を自分達でしていました。夏には池袋MANHOLEで開催した1stシングル『The Reboot』レコ発をソールドアウトして、ツアー周って各地の人たちに会って、ツアーファイナルで締めるという様に、バンドで考えてた計画通りには進みました。各地でのライブで良い反響もあったり、その反面悔しい思いも沢山したけど、2017年11月19日高田馬場CLUB PHASEで行ったツアーファイナルでは、一つの集大成をたくさんの人に観てもらえたのも良かったです。

 

 

そのおかげで、ちらほらライブにも誘われるようになったり、始動から一年以内でZeppに大先輩方と出演出来たのは大きな成果だと思ってます。今年の抱負としては、自分達はまだCDは一枚しか作っていないので、新譜を出して、ツアーに出て、フェスとかも出れるよう考えていきたいです。

それと、このバンドが結成した当初から海外での活動も視野に入れているので、それがどこまで形に出来るかっていうのも大事なところですね。

 

-話は脱線しまして、最近聴いた中でかっこいいと感じたアーティストを教えて下さい。

 

Ryutaro : 最近のではないのですが、これは凄いなってメンバー一同でなったのがTHE CHEMICAL BROTHERSの「Wide Open ft. Beck」ですね。

 

 

もう当たり前なんですけどセンスに溢れ過ぎてるなって。音選びも凄い繊細で良いし、Beckの歌も引き立ってて、MVの作品としてもすごい強烈だし、全部が相待って非の打ち所がないと思い紹介させて頂きました。

 

-近年の音楽シーンについて思う所を語って下さい。

 

Ryutaro : 音楽は時代によって価値もメッセージもBPMも全てが変わりゆくもので、流行り廃りがあるものだけど、楽しさ、心地良さや人を動かすエネルギーとかポジティブな部分は普遍的なものであると思っています。

 

近年は何時でも何処でも好きな曲や情報が手に入るし、発信者も受信者も多種多様な見解が受け入れられやすい状態にあることは良いことだと思ってます。それこそ俺らは英語で歌っている訳で。便利が故の問題は多々あるけど、例えば、初めて好きなバンドのギターリフをコピーした時みたいな感動やライブを観て全身の毛穴が開いた様な感覚を大切にしていれば音楽シーンがどうあろうとあまり拘り過ぎないでいいと思ってます。壮大なこと言ってしまいましたが(笑)。

 

-今後の予定をお教え下さい。

 

Ryutaro : 5月27日(日) 渋谷clubasiaにてThrowback Pieces crew主催の「OBSCURE」に出演します。どちらのライブも間違いないバンドが揃っているし、その中で自分達も気持ちの良い素敵な夜を届けていくので是非足を運んでみてください。

 

 

-それでは最後に、TOPPA!!読者へのメッセージをどうぞ。

 

Ryutaro : はじめまして。Drive Boyです。YouTubeやiTunes 、Apple Musicなどで自分達の曲が聴けます。それが気に入ったら、ライブにしかないものがあるので、その空気感にしか届かないものもあるので、ぜひライブハウスでお待ちしています。

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