HOTOKE インタビュー

HOTOKE インタビュー

HOTOKE (ホトケ)
メンバー : REIGA(Vo) SHOHEI(Gt) KEISUKE(Gt) ICHIRO(Ba) KIICHI-LOW(Dr)

Twitter : https://twitter.com/HOTOKEOFFICIAL

Facebook : https://www.facebook.com/hotoke.095/

HOTOKEは2008年結成の長崎のエクストリームデスコアバンド。

過去、DESPISED ICON(CA)やXIBALBA(USA)などの海外の強豪アクトとも共演し、2016年にリリースした『SPIRITUAL COLLAPSE』は彼らのブルータルさを極限に高めた音源で、各方面で高評価の嵐が吹き荒れた。音源もさることながら、ハードコア由来のライブのアグレッシブさで、観る者の心を鷲掴みにしてきたツワモノだ。

今回TOPPA!!編集部は、今年10周年を迎える彼らに対し、改めて結成の経緯や彼らの音楽的ルーツ、彼らが主催の「MONO TONE FESTIVAL」「九州重音楽祭」などについて、メールインタビューを介して熱く語ってもらった。

文章 / HOTOKE   編集 / 宮久保 仁貴   写真 / かわどう(河童)

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HOTOKE様の結成の経緯、現在に到るまでの経歴を教えて下さい。

REIGA: HOTOKEは2008年末に長崎で結成しました。初期からいたのがギターの前任GtのSHOとドラムのKIICHI-LOWですね。サウンドの変化に伴い、「ギターをもう一人加えよう。」という話になり、当時まだ不良だったSHOHEIを更生させ、強引にギターに加えました。

ベースの入れ替わりが結構あったんですけど、2011年にICHIROがベースに加入しほぼ今の形となりました。元々活動フィールドが九州メインだったんですが、同年に本州の方にも呼ばれる回数が増えてきました。その後、長崎の先輩がやっているD’ANNA RECORDSというレーベルからお話を頂き、2013年に1stミニアルバム『PROVINCIAL SOLIDARITY』を全国発売させて頂きました。

全国ツアーを回りながら、その合間合間に沢山の外タレの来日サポートやサーキットイベント等にも出演させて頂きました。終わりを決めてなかったせいで、気付けばツアーファイナルが2年後でした(苦笑)。

2016年に前任GtのSHOが仕事と育児に専念する為に脱退し、その後、昔からの後輩だったKEISUKEが加入してくれました。KEISUKEが入った新体制のHOTOKEで、直ぐにニューシングル『SPIRITUAL COLLAPSE』を発売し全国を回らせて頂きました。今年は九州重音祭と結成10周年に向けて動いております!!

 

バンドとしての音楽的ルーツ、各メンバーの音楽ルーツを教えて下さい。

REIGA : 僕は母親の影響で幼少時はずっとX JAPANやhideを聴いて育ちましたね。
中学に入って青春パンクやメロコアが好きになり、友達と青春パンクのバンドを組んだのがバンドの始まりでした。
その後、地元のライブハウスでZANZIBALやCYANIDE CHRISTやEVIL HYPEといった地元のメタル系のバンドが出ているライブを前任GtのSHOと観に行ったんですが、衝撃が走りましたね。それからはドップリとヘヴィミュージックに浸かっていきました。ただ、細かなジャンルを知らなかったので、とりあえずヘヴィ系と属される国内外のアーティストを沢山聴きました。ジャケ買いがメインでしたので、失敗も多かったのも覚えております……(笑)。

バンドのルーツとしては、もう残念ながら解散してしまいましたが、国内デスコアシーンのパイオニア的存在のDEHORN先輩ですね。同じ九州ともあって、あのバンドがいなかったらメンバー全員デスコアのライブのカッコ良さを知らずに音楽をやっているところでした。だからバンドとしてはDEHORNかなって。

 

SHOHEI : HOTOKEに入るまで全然メタルやハードコアとかは聞いたことなかったですね!もともとHOTOKEも当初はデスコアではなく、ただただ激しいバンドがしたい!みたいな感じで活動を始めました。それから何年かして、DrのKIICHI-LOWと前任GtのSHOがデスコアにハマり、今の形の基になりました。

個人的には、最初にバンドというものに興味を持ったのはDragon Ashですね。中学生の頃友達とみんなでどハマりしてから、今でもよく聴いています。格好まで似せたり(笑)。それと同時にZeebraとか般若とかジャパニーズヒップホップもよく聴いてました。それから、HOTOKEになんでか入ることになり、だんだん洋楽にも手を出し始め、EMINEM、LINKIN PARK、LIMP BIZKIT、Kornなどのラップ、ミクスチャーラウド系からPANTERA、LAMB OF GOD、SLAYERと、どんどんうるさく激しいのを好むようになりました(勿論いい意味で(笑))。

デスコア系でいくとDESPISED ICONが好きですね!(聴き始めた当初、彼らはまだデスコアとは言われてませんでしたが。)メタル、ハードコア以外にもドゥーム、ストーナー系やオルタティヴ系もけっこう好きで聞きますね。BLACK SABBATH、EYEHATEGOD、SLEEPとかRADIOHEAD、MINERALとか(笑)。

その中で、最も影響受けたと言われれば、王道ですけどPANTERAですね。彼らのライブDVDを見ていて感じた事は、一言でいうと自由で。生き方というかパンクさというか、自分達が好きなように酒飲んで物壊したり、いろいろするんですけど、そのハチャメチャなんやけど飾らない格好良さみたいな所にかなり興奮しました!お客さんをステージにあげてオッパイ出させるのとか、客席にビールを投げ込むとか今では絶対無理です(笑)。

 

KIICHI-LOW : 自分はメタルやハードロック全般は元々中学の頃から好きで、特にプログレッシブメタルやフュージョンにはハマりましたね。バンドで言うとQUEENSRHYCHEやDREAM THEATERなどですね。中学の頃なので周りに聴く人もいなくて、自分も流行ってる音楽を全く聴いてなかったので、もしかしたらそのせいで友達減ってたかもしれませんね(笑)。

高校に入って2年生まではバンドする気配もなかったんですが、ある時音楽室にあったドラムを勝手に叩いて遊んでたのがメチャメチャ楽しくて、今思えばそれがバンド始めるきっかけなのかなと思います。それまでは只々部活少年でしたね(笑)。それからは、とりあえずバンドを組んでみたんですが、初心者がいきなりテクニカルなメタルをできるわけもなく、メロコアのバンドやっていました。

20歳の時に、当時別のバンドで活動していたREIGAから「メタルやろうぜ!」とテンプレのような言葉で誘われ、HOTOKE結成に至ります(笑)。結成当初は今のメンバーとは全く違い、今となってはオリジナルメンバーは自分とREIGAだけですね。

 

ICHIRO : 小学校の頃に初めて買ったCDはだんご三兄弟です。中学の頃、なぜか周りでXやDREAM THEATERが流行っていた影響でメタルが好きになりました。お昼の放送でEMPERORを流す奴なんかもいました。高校でベースを始めたんですが、メタルは速くて難しかったのでRED HOT CHILI PEPPERSやHi-Standardとかをコピーしてました。

そして、大学の時に活動していたバンドの対バンでHOTOKEと出逢いました。その時REIGAが「かかってこいっ!昭和!!!!」と謎のMCをしていましたが(笑)、まさか昭和生まれの僕がHOTOKEでベースを弾くことになるとは夢にも思いませんでした。好きなバンドは、HELLOWEENとNOFXとNO USE FOR A NAMEです。

 

KEISUKE : 自分がバンドやる1番最初のきっかけはXのHIDEさんへの憧れからです。中学の頃からXに一人でハマってて、特に初期の『BLUE BLOOD』『Jealousy』辺りのアルバムに没頭していました。ホント狂ってるくらいのリピート回数で(笑)。

高校に入ってからは、ギターを持つようになり、同級生に誘われてPRANKというバンドに加入しました。そのメンバーが前任GtのSHOさんの弟だったんですよ。初めて見に行ったイベントでHOTOKEやCYANIDE CHRISTのライブで感化されてからDEATH、THE FACELESS、 THE BLACK DAHLIA MURDER、NECROPHAGIST、SOREPTION、DECAPITATEDと、攻撃的でグルーヴィーなテクニカルデスを聴きあさりました。PRANKもラウドシーンについてく!!って感じで19歳くらいまで活動していました。

そして、数年経ってSHOさんの脱退から自分がHOTOKEに加入するとは夢にも思っていませんでした!


今年5月に地元長崎で、九州のバンド、そして、東京・大阪のバンドを招聘したMONO TONE FESTIVALを開催されましたが、こちらの手応えは如何でしたか?

REIGA:この「MONO TONE」というタイトルのイベントは、僕がこのバンドを組む前から開催していたイベントで、不定期で開催しているのもあって、もう10年以上前から開催しているイベントです。

「カッコイイモノはカッコイイし、ダサいモノはダサい。有名、無名問わず周りに流されずアナタの目で白黒ハッキリ付けてください。」というコンセプトのもと、毎回県外から僕達がカッコイイと思ったゲストさんを招き、地元の仲間の皆と力を合わせて開催させて頂いております。会場の外で屋台も出店したりしているので、全力で遊べるイベントとなっています。

長崎は本当に田舎町で若者の遊び場所が少なかったりもしますが、イベントに関しては毎回凄く盛り上がってるなと思います。こんな長崎の田舎町でも来場数は一定数ありますし最近は県外からも沢山のお客さんがこのイベントに遊びに来てくださって本当に嬉しい限りです。

SHOHEI : 絶対に他県の人も直ぐに地元のように楽しんで頂けることを心がけています。ザ・お祭り大好きHOTOKEが主催するイベントです(笑)!

 

REIGA : 今後は、もっと九州と本州のヘビーシーンの架け橋となるように、地に根をはったイベント運営を地元の皆と一緒に頑張っていきたいです。

昨今のロック・ラウドシーンで勢いのあるバンド、今後のシーンの流行について思う所を教えて下さい。

REIGA : 今の国内の流行りは分かりませんが、ジャンル違いも含めて勢いがある若手バンドは全国各地で沢山出会いました。あくまで個人的な意見としてですが、若手バンドで言えば九州ならダントツでPaleduskとuniverse last a wordのこの若手2バンドですね!

 

SHOHEI : たしかに。ジャンルはそれぞれ違いますが、この九州の若手2バンドには本当に期待しています!!

 

REIGA: あとDEVIL’S INLAYやBetrayer Death Penaltyといった関西の若手バンドもカッコ良かったですし、関東のMirrorsやSECONDLOWなんかカッコイイなって思いましたね。ヴィジュアルシーンでもDeviloofやDIMLIMなどヤバい若手デスコア系のバンドにも出会うことが出来ました。あと僕はまだライブ観たことがありませんが、GIVEN BY THE FLAMESだったりNigellaだったり、SUGGESTIONSなんかも勢いがあるんじゃないんでしょうか?

 

ICHIRO : 明らかに感じることとしては、数年前の本州と九州の距離感より格段にお互いの距離感は縮まっていっていると思います。こんな時代だからこそ今後は九州に沢山のアーティストを呼んで拡散し、僕達も発信し続け、もっともっと九州と本州の距離を縮めていく架け橋となるような動きをしていければと思っています。九州から変えたいんです。


今後のHOTOKE様の予定を教えて下さい。

REIGA : 今年はHOTOKEを結成し、ちょうど10年を迎える年で色々な節目の年でもあります。色々と考えている事はありますが、今お伝えできる1番最初のビックイベントが九州重音祭です!

このイベントはMHz FEST主催で僕達の同志のマリナから、THY ART IS MURDER / FIT FOR AN AUTOPSYのジャパンツアーの話の電話があった際に開催を決めました。九州の仲間のPaleduskとPOST HUMANITY、そして僕達を含め3バンドが主催として開催するイベントです。

【主催者メッセージ】

【九州重音楽祭Web Site】
jyuonsai.wixsite.com/jyuonsai

この日、ぜひ沢山の方に九州を堪能して頂ければと思っております。

 

ICHIRO : 九州重音楽祭は勿論、2/4開催のMHz FESTも凄く楽しみにしています。THY ART IS MURDERやFIT FOR AN AUTOPSYとの共演は勿論、初の吉祥寺の会場も楽しみですし。早く関東の皆さんにも会いたいですね。

REIGA : こんな機会をくれたマリナには本当に感謝しています。あとは僕達がしっかりステージでお返しするしかないと考えています。皆さま、ぜひ九州重音祭へ。ぜひMHz FESTへ。お待ちしております!!

 

TOPPA!!読者へのメッセージをどうぞ。

全員 : 今回は僕達をインタビューしてくださり本当にありがとうございました。 HOTOKE、結成10周年となる今年も九州から全国。そして世界へと活動していきますので、皆さま今後とも応援宜しくお願いします!!!
これからもTOPPA!!を。日本のデスコアシーンを。そしてHOTOKEを。
皆さま何卒よろしくお願いします。 最後まで読んでくださりありがとうございましたー!!!

 

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