I Promised Once インタビュー

I Promised Once インタビュー

I Promised Once(読み方 : アイ・プロミスド・ワンス)
メンバー : Flo(Vo) / George(Vo) / Kunio(Gt) / Nils(Gt) / Joe(Ba)
HP : http://www.ipromisedonce.com/
Twitter : https://twitter.com/ipromisedonce
Facebook : https://www.facebook.com/promisedonce/

I Promised Onceは2014年9月始動の日独混合エレクトロxメタルコアバンド。エレクトロやメタルコアをベースにしつつも、ジャンルの壁に捉われないサウンド・ライブパフォーマンスで始動当初より話題を呼んでいる。

結成2年目にしてCOUNT DOWN JAPAN 15/16へ出演、2016年には単独ヨーロッパツアーを敢行。その後、LOUD PARK 16にも出演する等、華々しい経歴を持つ彼ら。今回、彼らはTragic Hero Records配下のNeedful Things Records / Go With Me Recordsと契約し、同レーベルより初のフルアルバム『Salvation』がリリースされた。

今回TOPPA!!編集部は彼らに対し、バンドの歴史や個々人の音楽的ルーツ、『Salvation』の聴きどころやバンドの近況、今後の目標等を聞くべく、メールインタビューを実施した。

文 / I Promised Once 編集 / 宮久保 仁貴


 

-TOPPA!!初登場という事で、バンドの歴史を教えて下さい。

 

自分達I Promised Onceは2014年に始動したドイツ人と日本人の混合エレクトロメタルコアバンドです。これまでの経歴として、結成2年目にしてCOUNT DOWN JAPAN 15/16へ出演し、2016年には単独ヨーロッパツアーを敢行しました。その後、LOUD PARK 16へ出演しました。これまでに3枚のミニアルバムをリリースしておりまして、この度Tragic Hero Records / Go With Me Recordsと契約し、初のフルアルバム『Salvation』をリリースする事になりました!

 

-バンド名「I Promised Once」とは、どういう意味を含んでいるのでしょうか?

 

「I Promised Once」というバンド名は、過去・現在・未来に渡る全行動の過程で作られていく、人としての生き方そのものをコンセプトにしています。
生きる過程で得られる悲しみや幸福が1人1人の人間というものを作り上げていく……誰しもが人生の修羅場や、究極の選択をくぐり抜けて今を生きています。特に苦しいときに心に刻んだ自分への約束や誓いというものは揺るぎない人生の核となっています。

勿論、バンド名の直訳の通り、「これからも最高のクオリティの曲を作り上げていくぞ!」という約束も込めています。

 

-バンドとしての音楽的ルーツを教えて下さい。

 

Joe:メンバー全員の好みや今までやってきた音楽的なジャンルがバラバラなので、バンドとしての音楽的ルーツが特に無いんです。強いて言うならば、このメンバーで音を出してみてカッコいいと思えたものが、音や歌詞にパワーを感じるメタルコアだった……といった感じです。実際に過去にリリースした3枚のミニアルバムも各作品ごとでアプローチの仕方も大きく変化しています。

 

-そんな皆様が個々に影響を受けてきた音楽を教えて下さい。

 

Flo : 音楽的ルーツとしては、KILL THE NOISE、SEVEN LIONS、ZEDD、SKRILLEXなどのEDMやLINKIN PARKなどのロックからの影響が強いですね。プレイヤーとして影響を受けたのは、ASKING ALEXANDRIA、KILLSWITCH ENGAGE、BRING ME THE HORIZONですね。

 

George : 自分のルーツ、そしてプレイヤーとしての影響を受けたアーティストは、今も昔もLarc-en-cielのhyde(Vo)です。

 

Kunio : NIRVANA、METALLICA、LINKIN PARK、THE BEATLES、BON JOVIなどの王道洋楽ロックから、日本はSIAM SHADE、B’z、X JAPANなどのハードロックに影響を受けています。プレイヤーとしても上記のバンドから影響を受けてますね。

 

Nils : 音楽的ルーツとしてはIN FLAMESやTHE BLACK DAHLIA MURDER、SLIPKNOT、HEAVEN SHALL BURN辺りの慟哭のメロディが入っているエクストリームなバンドかな、と思います。
プレイヤーとして影響受けたバンドは近年のバンドが多めでして、BRING ME THE HORIZONや2017年に来日したFIT FOR A KING、CHELSEA GRIN辺りですね。

 

Joe : 311やBOB MARLEY、KOTTONMOUTH KINGS、ILL NINOなどを聴いて育ちました。I Promised Onceを始めてからはFALLING IN REVERSE、I SEE STARS、ATTACK ATTACK!、ASKING ALEXANDRIAなどから影響受けてます。

 

-この度は海外はTragic Hero Records及びNeedful Things Records、
そして日本ではGO WITH ME RECORDSより1stフルアルバム『Salvation』リリースおめでとうございます!本作の聴きどころをメンバー視点で語って下さい。

 

 

George:本作は、今までの作品とは別のアプローチを取っており、“激しくて重たい曲を如何に聞きやすくするか”という事を意識しました。今までの作品以上に様々なスクリームを加えたり、本作から自分もクリーンボーカルも入れたり、ツインボーカルの幅を更に広げたと思います。「Homecoming」と「Fall of Adam 1863」など、ほぼクリーンボーカルのみの曲で、今までのIPOにない新たな一面を表現出来たと思います。一方で、LOUD PARK 16で体感した経験から「Chaos is a ladder」など非常にアグレッシブな曲も書けたり、バラエティー豊富な作品になったと感じています。ポップス好きからメタル好きまで幅広い層が聞ける作品に仕上げられたと感じています。

 

-本作は国外はTragic Hero Records配下のNeedful Things Records、そして国内からはGO WITH ME RECORDSからのリリースとなりますね。両レーベル共に名だたるレーベルですが、そんな各レーベルとの契約のきっかけを教えて頂ければ、と思います。

 

前作の『The Awakening』EPの時、Tragic Hero Recordsの担当者に自分達の事を知って頂いたんです。ちょうど新しい会社Needful Things Recordsを彼らが立ち上げたタイミングだったこともあり、自分達の楽曲「Succubus 」と「Break」を聴いて頂きました。

 

そんなこんなを経て、Tragic Hero Records配下のNeedful Things Recordsからワールドワイドのリリースの契約を頂きました。

日本に関しては、GO WITH ME RECORDSからのリリースとなりました。元々、レーベル担当者の安藤氏とは昔から仲良くさせて頂いており、「日本でのリリースをどうするか?」とバンド内で話し合った結果、彼にコンタクトを取りました。彼が自分達の事を以前から知っている事もありつつ、国内外問わず上質なアーティストをリリースしているGO WITH ME RECORDSからリリース出来た事はバンドとして非常に光栄です。

 

-そんな本作の制作時の裏話を教えて下さい。

 

Kunio:ギターの1つのリフに何パターンも作ったんです。制作期間中、何パターンも作り込んで、寝て、朝起きて良いと思ったものをメンバーに聴かせる工程が続いたので、1つの曲を作るのに何十曲も作ったような感覚がありましたね。

 

Nils:可能な限り、ドラムパートとギターリフの原型を制作し、足りない部分メンバーと話しながら作りました。今作のインスピレーションは、自分の想い、映画、TVドラマなどからよく出てきまして、頭の中のイメージ・雰囲気で曲を作ることが多かったです。

 

George:自分自身、今までの作品はデモ作成から歌詞作りまで全て家で行っていたんです。ただ、今作は手法を変え、作曲・デモはメンバーとも集まる事も多かったです。全ヴォーカルラインはスタジオに夜な夜な引きこもって作っていました。

歌詞・歌メロに関して言えば、Kunioと同じく、作って聞かせて作り直す作業を繰り返していたので、彼と同じく何十曲も作った感覚を覚えました。
歌詞に関しては、カフェに行ったり、海辺まで少し遠出したりして書いていました。同じ場所で作ると歌詞のニュアンスも似てくるので、ロケーションを変えて、心機一転して一曲ずつ作ることを心掛けていました。ただ、海辺での作詞はあまりおすすめしません。いつもノートに歌詞を書き込んでいるんですが、暴風でノートが海に飛んで行ったり苦い経験をしました。次作からは山など、ノートが水浸しにならないロケーションを選びます。

 

Joe:ずっとスタジオに篭って作っていると「これは本当にカッコいいのか?」という感覚になるので、今作は結構バンド仲間に聞いてもらったり、DJで少し流してみてお客さんの反応を見たりしました。

 

-それでは、本作のRECはどちらで、ミックス・マスタリング・アートワークデザインはどなたが担当されたのでしょうか?

 

レコーディングは日本で、すべて自主でやっています。時間をかけてでも、自分達の納得のいく物が録る事を重視しています。今までも、そしてこれからもこのスタイルは変わらないと思います。
ミックス・マスタリングはESKIMO CALLBOYなどを手掛けているドイツのPitchback StudiosのAljoscha Siegにお願いしました。

Pitchback Studios URL : https://www.pitchbackstudios.com/

 

そして、アートワークに関しては、TRAGIC HERO RECORDSのデザイナー、Shannonにお願いしました。

 

-話は変わりますが、近年皆さんが最近聴いた中で、感銘を受けたアーティストを教えて下さい。

 

George:過去聴いていた音楽を改めて聴き直しています。それこそ、30 SECONDS TO MARS、THE ACADEMY IS等ですね。

 

 

Flo : 昔からそうですが、最近のCrystal Lakeのライブパフォーマンス・作曲センスはずば抜けていると思います。彼らは国内外・シーン問わず精力的に活動しているので、自分達も彼らに続きたいです。

 

 

Kunio:近年、ONE OK ROCKやMAN WITH A MISSIONと共演したDON BROCOですね。海外で彼らの勢いは飛ぶ鳥を落とす勢いなので、毎回その動向をチェックしています。

 

 

Nils:REFLECTIONSを聴いています。昔から彼らの音楽性は一つ頭抜けてリードしていたと思います。

 

 

Joe:先日来日したALAZKAが群を抜いて素晴らしかったですね。ポストハードコアとか、そういったジャンルの括りも抜きにして、純粋な音楽として心に刺さりました。

 

 

-昨年の活動を振り返ると、バンドにとってどんな年でしたか?
そして今年の抱負を語って下さい。

 

昨年はライブ本数を限定し、制作にかけた1年でした。各自が納得できる作品を作り上げるのに費やした1年でしたね。そんな中で、ファッションブランドBuffalo Bobがスポンサーとして付いてもらえてバンドの見え方としても洗練されてきたと思うし、不思議なことに衣装が固まったことによりバンドのサウンドも確固たるものになったと思います。

今年は日本国内だけではなく、韓国公演や現地の夏フェスへの出演が決まっており、ヨーロッパ・アメリカツアーも視野に入れています。もっと世界へ出ていける一年にしたいです。

 

-それでは最後に、TOPPA!!読者へのメッセージをどうぞ。

時間を費やして全力で作り上げた『Salvation』を聴いてもらいたい想いも勿論あります。そして、I Promised Onceはライブバンドでもあると自負しているので、このインタビューを読んで、行けそうだと思ったらとにかくライヴに来てほしいと思います!会場で爆音鳴らしながら、皆でパーティーできたら最高です。

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