首振りDolls インタビュー

首振りDolls (読み方 : クビフリドールズ)
メンバー(LtoR) : John(Gt/Vo) / nao(Dr/Vo) / Johnny(Gt/Vo)

HP : https://kubihuri.com/
Twitter : https://twitter.com/kubihuridolls
Facebook : https://www.facebook.com/Kubihuridolls/

昭和歌謡・ガレージロック・パンク・ハードロック・ホラー要素等々……ここまで詰め込んで、独自の色を出しているバンドは首振りDolls以外にいないであろう。
2012年1月は北九州にて結成、活動当初より爆発的成長を続ける彼ら。そのルックスとサウンドは、過去ザ・ロッカーズやルースターズを中心とした「めんたいロック」の遺伝子を正統に引き継いでいる事間違いなしだ。

そんな彼らは2018年4月、KING RECORDSよりバンド初のメジャーデビューアルバム『真夜中の徘徊者〜ミッドナイトランブラー』をリリースした。今までの濃い彼らの色を残しつつ、ポジティヴに様々な挑戦が行われた本作。今回TOPPA!!編集部は、彼らに対し、改めて、グループの歴史や彼らの類いまれなる音楽性のルーツ、今後の豊富を聞くべく、メールインタビューを実施した。

文 / 首振りDolls 編集 / 宮久保 仁貴 写真 / chiyori


 

-TOPPA!!初登場ということで、バンド結成の経緯から現在に至るまでのご紹介をお願いします。

 

nao : はじめまして、首振りDollsのドラムボーカル、naoです。首振りDollsはギターのJohnny Diamondと、ベースのJohnのスリーピースバンドで御座います。私達はJohnnyの声かけで集まった三人で、最初はJohnnyがボーカルだったのですがいつの間にやら私が歌う割合が増えていきまして……ドラムボーカルとして定着した運びですね。これまではロックンロール、パンク、ハードコア、ヴィジュアル系、アイドルとジャンルを問わずいろんなイベントに出演して独自の路線を築いて参りました。

 

-首振りDollsは大カテゴリ的には激しめのロックバンドに該当すると思うのですが、本当に幅広いジャンルとの対バンが多いですよね!それでは、バンドとしての音楽的ルーツを教えてください。

 

nao:バンドとしてのルーツとなると……難しいのかもしれません。色んなバンドに憧れていろんなものがブレンドされて今の色かなと思うので。なんとなく言葉にするならMC5みたいな爆発力、山口百恵的な歌謡メロディ、KISSみたいなロックンロールショー感、どんなに爆音でやってもメタルにはならない尖ったハードロック感、かつガレージロックの様な感情ぶちまけ型のサウンド……ってところでしょうか!これだけ見ても、「それって音楽として成立するのか?」って感じですよね(笑)。ただ、それでも意外と成立しちゃってる不思議なバンド、それが首振りDollsだと思います。

 

確かに、今挙げて頂いたキーワードが不思議とどれも当てはまりますね!そんな皆様の音楽的ルーツを教えてください。

 

nao:私の音楽のはじまりは家にあったレコード漁りからで、最初にハマったのがTHE STALINでした。それからサンハウスやTHE BLUE HEARTSにハマり、その後はレコード屋さんやネットで年代問わず沢山音楽を探して聴いてました。ステージに立つ上で憧れが強いのは中村達也(ex.BLANKEY JET CITY)さんで、あんなドラムが叩きたいって思います。子供の頃からずっと変わらず私のロックスターです。

 

Johnny : 俺は家にあった親父のレコードに中学くらいから興味を持ち、そこから積極的に音楽を聴くようになりました。それから洋楽クラシックロックにどっぷりハマり、いろんなアメリカンロック、ブリティッシュロックを聴いてきました。それからブルースやハードロックにハマって行き、そして高校生でパンクに出会あってそこから人生が変わりました(笑)!それからTHE RAMONESのコピーバンドを始めてそこからバンド人生がスタートしました。なので音楽的ルーツはパンクロックだと思います。ステージで理想としてるのはKISSみたいなド派手なステージですけど。

 

Johnny:僕は高校を卒業して19歳からベースを始めたんですけど、それまで音楽を聴くことが全然ありませんでした。ベースを始めるにあたって初心者用の教則本を買ったのですが、その教則本に「オススメアルバム」みたいなコーナーが載ってまして、そこに載っていたMR.BIGの『Lean into it』を聴いたらハマりました。Billy Sheehan(MR.BIG / Ba)の派手なベースプレイがすごくかっこよくて……!MR.BIGにハマった影響でテクニカルなハードロックやメタルが好きになりましたし、自分のベースプレイも歪んだ音や派手なベースラインを好むようになりました。

 

-皆さん素敵な音楽経歴をお持ちなんですね……ありがとうございます!そして、この度は『真夜中の徘徊者~ミッドナイトランブラー』リリースおめでとうございます!KING RECORDSからのリリースで、バンドにとってメジャー1stアルバムとなりますが、本作の聴きどころをメンバー視点で語って下さい。

 

 

nao:本作はメジャーでのリリース一作目なんですが、単純に首振りDollsとしていろんな事やってみたい時期だったので、今までに無い首振りDollsの色もたくさん盛り込みました。作曲の段階ではバンドに合わないかなと思った曲も首振りDollsで演奏すれば違和感なく首振りDollsの色になるということに気付けたのは大きな収穫でした。「切花」なんかは今までの首振りDollsらしい曲ですが、「夜の衝動」では新しい一面を見せることが出来るかなと思ってます。そして、プロデューサーに戸城憲夫(ZIGGY/THE SLUT BANKS Ba)さんがついてくれた事が大きかったですね。過去発表した「イージーライダー」も楽曲としてグッと魅力が増したと思うし、サポートキーボーディストとしてDIE(ex.hide with Spread Beaver / Key)さんが参加してくれた事で、楽曲の幅が広がってバンドとしての可能性を自分自身すごく感じる作品になりました。

 

-確かに本作は今までの「首振りDolls」色を出しつつ、新たな挑戦が見られた作品かと感じました。そんな本作制作時の様子は如何でしたか?

 

nao : とにかくお酒を飲みすぎながら作ったってところかな(笑)?飲みすぎて怒られたりしましたから……(汗)。

 

John : 僕はレコーディング中に勤めていたバイト先が潰れてしまったことですね……(汗)。朝にバイト先の社長から急に電話がかかってきて取ってみたら「最後、何もしてあげられなくてごめんね……。」って言われて(笑)。何のことだろうと思いながらも社長には直接聞きづらくて、社員さんに電話で聞いてみたら「会社を畳むらしいですよ……!」と言われました。まさかレコーディング中に無職になるとは思いませんでした(笑)。

 

-ここだけ切り取ってみると色んな意味でロックですね(笑)!

 

nao:あれは驚きましたわ……(笑)。さてさて、リリースのきっかけは戸城さんと食事をしていた時の冗談みたいな話が本当になった感じですね(笑)。戸城さんの「メジャーデビューしちゃえばいいじゃん!」って言葉がきっかけで、色んな方が動いてくれまして……今本当に夢の中にいるみたいな気分です!

 

-そんな本作のリリースをサポートされた方々の事について教えて頂けますか?

 

nao:まず、レコーディングは東京のStudio ARIENAで行いました。アットホームですごくやりやすかったです!ミックス・マスタリングに関しては上田健一郎さんです。かなり腕利きのエンジニアさんでとても頼りになりました。

Studio ARIENA : http://www.alienrecords.net/studio/

 

そして、アルバムアートワークはTRASH ART WORKSのSatoshi Fukudaさんにお願いしました。首振りDollsのMVからグッズまで全部Satoshiさんなんです。間違いないセンスの持ち主でかなり信頼してます。監督って呼んでいつも一緒にいます。(笑)

TRASH ART WORKS : http://trash-aw.com/

 

-万全の体制で制作された本作、これからの反響が楽しみですね!話は変わりまして、最近聴いた中でカッコいいと感じたアーティストを教えて下さい。

 

nao:最近、またザ・ピーナッツを聴いてて、やっぱかっこいいなーって思います。ずっと前の音楽なんですけど色褪せないし、きっと日本人のDNAに気持ちいいメロディとして記憶されてるんじゃないかって思います。また、松田聖子さんの曲の絶対的ポップス感も大人になって聴くと凄みがあります。今までハードコアとかパンクを聴いてきたから逆に新鮮ですね。最近の音楽でいうとシンガーソングライターの小林太郎さんかな、声が良いですよね。いつか会えるなら一緒に歌ってみたいです。

 

 

John:僕は最近はBABYMETALばかり聴いてます。最初はバックバンドの方が好きなミュージシャンばかりで興味を持ったんですけど、今はメンバーの3人の女の子に夢中です(笑)。最初はアイドルってことであまり期待してなかったんですけど、YouTubeでMVを観たらめちゃめちゃかっこよくて一気にハマりました。ライブはカッコイイとカワイイが同時に押し寄せてきて、さらにステージセットや照明などの演出もすごくこだわっているので本当に楽しいですし。さすが世界規模で売れているだけあって、エンターテイメント性がすごく高いと思います。

 

 

-それでは、近年の音楽シーンについて思う所を教えて下さい。

 

nao:私たちがいるライブハウスのシーンが盛り上がってきてるように感じていまして、嵐の前みたいな可能性を秘めてると思います。九州からも同世代から年齢的には少し下の世代も全国区になってきて、油断してたら置いていかれそうなくらい勢いがあるし、これは第二次めんたいロックブームがそろそろ来るのではと期待するのと同時に、私達がやるんだっていう強い意志を持ってます!めんたいロックっていうのはジャンルではなくて、九州のシーンの事だと思ってるので、ジャンル問わずバンドが全国で暴れまわって、地元に注目が集まれば少しくらい地元に恩返し出来るのかなとも思います。

 

-近年九州発のバンド達がジャンル問わず音楽シーンを騒がせていますよね!ザ・ロッカーズやルースターズの様に、首振りDollsがブレイクする日も近いのかもしれませんね!そんな中、去年を自身の活動を振り返ると、どんな年でしたか?また、今年の抱負を教えて下さい。

 

nao:激動の始まりです……メジャーデビューが決まった年ですから!自分たちのレーベルからアルバムを出そうとしていたところ、今となってはこんなに沢山の人に支えられてますからね。自分たちの想像以上に仲間が増えたし、仲間がいたって事に気付かされた年でした。今年はデビューの年ですから、今まで以上にロックンロールに夢をみています。この夢をファンのみんなとも共有して、首振りDollsだけじゃなくて、応援してくれてる皆と、その夢を掴みたいですね。

 

-それでは、今後の予定を教えて下さい。

 

nao:リリースから慌ただしくプロモーション活動もありますが、なによりワンマンツアーが目玉です!「MIDNIGHT COLORS~真夜中の極彩夢~」と題したこのツアーでは首振りDollsの可能性をファンと共有して、共に夢をみれるような、そんなツアーにしたいと思ってます。VJなどの演出を駆使してド派手に、「このライブを将来武道館でみたい!」って誰もが思うようなロックンロールショーを用意してますので、楽しみに待っていて下さい!

 

 

-今回はお忙しい中、ご回答頂きましてありがとうございました!それでは最後にTOPPA!!読者へのメッセージをどうぞ。

 

John:首振りDollsはライブバンドだと思っているので、もしアルバムを聴いて「良いな!」って感じた方はライブに足を運んでほしいです!

 

nao:首振りDollsの事を知ってる人も、これから知る人も、みんなまとめて連れてくからわたしと一緒に夢をみよう。ロックスターが誕生する瞬間を見てみたいと思わない?興味がある貴方は是非、ライブで感じてみてね!

 


【リリース情報】

【タイトル名】
『真夜中の徘徊者〜ミッドナイトランブラー』
【発売日】
発売中
【価格】
2,315円(※税抜)
【収録曲】
1.イージーライダー
2.境界線
3.wanted baby
4.切花
5.浮氣夜
6.夜の衝動
7.煙突の街
8.月明かりの街の中で
9.悪魔と踊れ
10.サンドノイズ
11.ロックンロール
12.月のおまじない


■公演タイトル
「首振りDollsワンマンツアー MIDNIGHT COLORS~真夜中の極彩夢~」

■出演:
首振りDolls
※ワンマンライブとなります。
■日時場所
【5/26(土)福岡/Keith Flack】
OPEN 18:00 / START 19:00
【5/27(日)福岡/小倉LIVE SPOT WOW!】
OPEN 18:00 / START 19:00
■チケット情報
一般発売中 / 詳細 : https://kubihuri.com/midnight-rambler.html