MAMY インタビュー

MAMY インタビュー

MAMY(メイミー)

メンバー : (L to R :加藤航平(Ba)  森山寛(Gt)  大内翔太(Dr)  安島龍人(Gt)  Naö(Vo) )

HP : https://mamyjpn.wixsite.com/mamy-jpn

Twitter : https://twitter.com/mamy_jpn

Instagram : https://www.instagram.com/mamy_jpn/

 

MAMYはVo.Naöを中心に地元仙台で結成された女性Voロックバンド。

2016年10月に活動開始を発表、同時に楽曲「ヒジュラ」をYouTube上で公開した。J-ROCK・エモ・ポップ・ロック・アニソンなどの影響を感じさせつつ、そこにNaöのパワフルでスキルフルなボーカルが乗っかり、たった一曲、「ヒジュラ」をもって、期待のニューカマーへと変貌を遂げた。

今回TOPPA!!編集部は、2017年10月に1stシングル『空色センセーション』をリリースした彼らに対し、結成の経緯やニューシングルの聴きどころについて、メールインタビューを通して初の単独インタビューを敢行した。

文章 / MAMY   編集 / 宮久保 仁貴   写真 / MASAYA FUKUDA

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各メンバー様の自己紹介、そしてMAMY結成の経緯を教えて下さい。

Naö : ボーカルのNaöです!”なおまる”とも呼ばれてます!初めてのインタビューでとてもわくわくです!!!楽しいことが好きです!!!チョコレートとサメも好きです!!ずっと自分好みのサメグッズが欲しいな〜と思っていたのですが、その流れで現在MAMYではグッズのデザインを担当することが多くなりました!

 

安島 龍人 : ギターの安島龍人、ニックネームは”りゅーと”です。ギターの安島龍人です。以前は「Story of Hope」というバンドでギターを弾いていました。僕の人生の誇りです。

結成的なところに触れますと、MAMYの男メンバーとはそれぞれがやってたバンドで対バンもしてましたし、特別仲の良い友達としての付き合いも長いです。でもゆっくんはそうでもないです(笑)。ボーカルのNaöとは大学で知り合い、周囲とは違うオーラ的なものを放っていたので、話してみたところバンドをやりたそうだったので一緒にやらせてもらえることになりました。光栄です。

 

森山 寛 : 森山寛です、ギターと書記を担当してます。あとメンバー内で1番ナメられてます(笑)。MAMYに加わる経緯は、龍人の前バンドを観に行った日の夜に、彼から電話がきて、「ゆるーくバンドやってみない?」と誘ってもらったのがキッカケです。Naö以外のメンバーは、元々バンド友達だったり元メンバーだったりしたので、始める時からすごく楽しみでした。結果として今すごく楽しく活動出来ています。

 

加藤 航平 : ベースの加藤航平です!MAMYに入ったきっかけは、ギターの龍人と、「遊びでVocaloidで曲作ったりしよう!」って話をしていて、その延長でMAMYで一緒に音楽を作って遊ぶ事になり、今に至ります。MAMY以前に、現在も活動中のArtfilm という別のバンドでベースを弾いていまして、MAMYメンバーは2012年くらいによく対バンしてました!森山はArtfilmの元メンバーで、昔僕と同居してました(笑)!

 

大内 翔太 : ドラムの大内翔太です。ジャンルで言うと、元々はメタルコアやハードコアをやっていました。竿隊の3人とは当時やっていたバンドで何度も対バンしていました。ギターのりゅーとに「MAMY一緒にやらないか?」と誘われて現在に至ります。

 

各人の音楽的ルーツを教えて頂けますでしょうか?

Naö : 元々バンドや音楽が好きだったというよりは、小さい頃からテレビで流れている曲を「自分で歌うこと」が音楽を聴く一番の目的でしたね。特定のアーティストにハマるわけではなく、「あ!この曲!好き!」と曲単位で好きになることが多かったです。中高生のときに曲の振り幅がすごいアニソンだったり、無数の種類のVOCALOIDに辿り着いて、今でもずっと好きなものたちになっています。

 

安島 龍人 : 世界一好きなのはsupercellの「Today Is A Beautiful Day」です!音楽的ルーツは両親の影響で70s〜現代のHR/HMです。一番好きなハードロックバンドはKISSで、Led ZeppelinやOzzy Osbourneも大好きです。まあ上げていくとキリないですよね(笑)。

あと小学校〜中学校くらいに兄二人の影響で、J-POP、ヘヴィロック、ミクスチャー、ポストハードコアなどが好きになりました。他にもRPGや映画のBGM、音ゲーのpop’n musicやギタドラ、アニソンなどにハマり、それらの音楽が今の僕に繋がりましたね。

あとは、前バンド活動中に各地で出会い、共に一シーンを作った仲間の音楽や心意気が、自分の財産になっています。

 

森山 寛 : 2000年初期のエモ、ポストハードコアが僕のルーツです。17歳の時に入っていたバンドのメンバーが皆歳上だったんですけど、それまでラウドミュージックとか海外アーティストの知識が全く無かった自分に、エモ、ポストハードコアにミクスチャーとか色々教えてくれたメンバーがいまして。その影響で、ParamoreやArmor for Sleep、Funeral For A Friend、Alexisonfireをよく聴いていました。

あと小学4年生~高校生までダンススクールに通っていたので、ダンスミュージックも少し影響受けているかもしれません。今思い返すと、小学生の時に、Justin TimberlakeやUsher、BLACK EYED PEASを聴いていたのが、尖りまくっていて面白過ぎます。(笑)

 

加藤 航平 : 僕のルーツは、切ない事と綺麗な景色って感じです。それを音楽で、どう表現していくか、というのが自分のテーマです。好き過ぎるアーティストは久石譲です。バンド系はIn FlamesとかSoilworkとかのメロデス系が好きです。メタラーですね!

 

大内 翔太 : 15歳の時に、初めて組んだバンドのメンバーから多大な影響を受けました。その人たちから教わったことは今も自分の基盤になっています。その人はエモの化身みたいな人で、90’sエモやポストロックのこと、その人たちの精神性みたいなものを叩き込まれた気がします。当時組んでいたバンドでライブする時に、一緒にやる対バン相手からも非常に影響を受けました。その中でもroomっていう、元々仙台で活動していて、もう解散してしまったバンドがあるんですけど、その音源は未だに聞いていますし、ライブも鮮明に覚えています。強烈な体験でした。

個人的に世界で最も好きなバンドがtoeなんですが、この世に存在する彼らのライブ映像全てを見ていると思います。そのくらい好きです。

 

先日発売された1st Single『空色センセーション』の聴きどころ・こだわった箇所を教えて下さい。

Naö : MAMYの裏テーマ?でもある、謎スタイリッシュな歌詞に注目してほしいです!「センセーション」「リフレクション」といった横文字と、「ひぃふぅみぃ」「吉日」など日本独特の単語がミスマッチかと思いきやなぜかクセになるはずです!塩キャラメルのような!!!!クワトロフォルマッジにメープルシロップのような!!!おいしい!!!

 

安島 龍人 : 「空色センセーション」はこうへいくんとNaöが作った曲なんですが、明るさや、ほんの少しの切なさなど、MAMYの良いところが沢山詰まっていると思います。

特にMVなんかは、「ヒジュラ」や「tears」の時とはまた違う、一番素に近い状態で撮影されているんじゃないかと感じます。スタジオリハやライブなど、MAMYとして動いている時以外も僕らは一緒に遊びに行ったり家に集まったりするんですけど、どちらかというとそのモードでいる僕らを映していると思うんです。

だから、お客さんや僕たちを応援してくれる人が「あれ!?これ、俺/私もこの輪に入れるんじゃね!?!!?」とつい思っちゃうみたいな、そんな気軽さを感じてもらえてたら嬉しいなって思います!

 

森山 寛 : MVはとにかく観てほしいです。僕らって、バンド以外の時間にふらっと集まって、飯食いに行ったり、買い物行ったり、家でゲームして遊んだりするんですけど、そういう普段のMAMYらしさが、今回は特に濃く出ている気がします。最初に出したMVからお世話になってる撮影チームの方々と、ロケーションを提供頂いた施設の皆さんのお陰で終始楽しく撮影できました。あと、序盤に僕が後方でズブ濡れになっているシーンが一瞬ありますが、アレはアドリブで龍人が僕をプールへ蹴り飛ばした後の画ですね。全然怒ってはいませんが許してはいないです(笑)。

 

大内 翔太 : ドラムの構成は、大まかに龍人が作って細かいところを僕が修正していきました。勢いのある曲なので、突っ込んで叩いてます。聞きどころ、そしてこだわった点は他メンバーが言った通りです。自分はいつも愚直に、そしてストレートに叩いています。

 

昨今のバンドシーンで勢いのあるバンド、今後のシーンの流行について思う所を教えて下さい。

Naö : 自分も試行錯誤の繰り返しでまだまだ分からないことのほうが多いのですが、誰でもバンドを始められる世の中になったので、個性やバンド色の強さでの戦いが必要になってきているのかなと感じますね。個性戦争になって本当にやりたいことや本当の自分を見失わないよう大切にできたらなぁ、と思っています。

 

安島 龍人 : 何の分野においても”リバイバル”というものが存在しますが、世の中便利になってきてその速度が急激に上がったと感じます。ジャンルのクロスオーバーや展開の多い曲など、やれることが増えてきて多くなってきているじゃないですか。そこであえてシンプルなものが流行ったりするんでしょうね。シンプルなのにあえて、というところが日本的だし面白いとも思います。

 

森山 寛 : 個人的には長野発のFalling Asleepが推しです。初めて彼らに出会ったのは北海道なんですけど、エナジー溢れるライブで久しぶりに漢泣きしました。長野ってほんとに良いバンドが多くて、kOTOnohaも大好きです。TOPPA!!さんのインタビューも読みました(笑)。

(kOTOnoha インタビュー URL : http://toppamedia.com/kotonoha-interview/ )

シーンを語る程、僕はどこにも精通してないのですが、バンドミーツアイドルみたいなイベントも多々目に入るようになってきたので、各ジャンルの良いエッセンスをクロスオーバーしていけたら楽しいんじゃないかなと思います。カルチャーでなかなかそういう所を越えていくのが難しい所を、あえてヒョイっと…みたいな(笑)。

好きなもの以外にもちょっとだけ寛容になることで、今好きなものがもっと好きになったり、新しく興味が湧く機会が自然と訪れるようになると思うので。

 

加藤 航平 : 今のバンドシーンで最強だと思うのはSurvive Said The Prophetです!発表があるたび、わくわくしますね!ただのファンです!個人的には、仙台のシーンでずーっと仲良くやってきたバンドで、DEAL OF CLOWNとStormymondayに注目してもらいたいなーって思います!あと、Artfilmもね!

 

大内翔太 : シーンのこととか地元バンドのこととか、ぶっちゃけて言うとあまり分からないです。ただ一つ、昔から仙台のバンドは最前線で活動してなくとも最高にイケてるバンドが多いです。だからこそ、仙台でしか見れないようなバンドが多いので、仙台に遊びに来てください(笑)。

 

-MAMYの今後の予定を教えて下さい。

安島 龍人 : 僕が痩せていきます。

 

Naö : (笑)

ライブは、12月に大阪は心斎橋VARONでPANIC in the BOXさんのツアーファイナルお大阪編、1月に東京は下北沢CLUB 251でex.Annyの宮脇早紀さんのレコ発ライブに参加します!

楽曲はたくさん作っていますが、どんな楽しい形で発表するかを常に考えてます!

あとはワールドワイドな活動を目指していきたいです。

 

加藤 航平 & 森山 寛 : 幕張メッセかさいたまスーパーアリーナでライブしよう!

 

これからバンドを組もうと考えているキッズへのメッセージをどうぞ。

Naö : 何かを始めることほど怖いことはないけれど、今ある環境、今感じているものどれも一瞬で消えてしまいます。後悔しないよう生きるのではなく後悔しても構わない選択をしてほしいです。今を生きてください。

 

安島 龍人 : どのくらいの姿勢でバンドに臨むかにもよると思うんですが、リスナーと作り手の決定的な違いは、「自分のやりたい/聴きたい以外の音楽に興味を持って吸収しなきゃいけない」ということだと思います。個性やアイデンティティは、色んなものを見て色んなことを経験して、自分は一体何者なのかという疑問にぶち当たってこそ生まれるものです。

“誰かに憧れている人”に人は憧れません。僕たちも道半ばなので、肝に命じて進んでいきます!ありがとうございました。

 

森山 寛 : 上手に弾けるようになったり、ライブでブチ上がったり仲間ができたり良い事たくさんありますが、何よりもバンドを組む事でとても大切なものを手に入れられます。それは大人になってからもずっとかけがえのないものです。絶対バンドやりましょう。

 

加藤 航平 : 辛いことから目を背けないこと!自分のやりたい事以外のこともちゃんとすることが大事だと思います!学校や仕事、バイトとかの環境から学べる事やセンスは沢山あると感じます!意味の無い事なんて無いと思うので、いかに自分で意味を見つけられるかだと思います!

 

大内 翔太 : お金かかるし、時間使うし、遠征のときの運転は眠いし、バンドをやるのは結構大変です。ただ、そんなこと全部吹っ飛ぶくらいライブは最高です!!バンドをやっていない人生はきっとクソだったと思います。あと、バンドをやるにあたって、音楽性云々あると思うんですけど、何だかんだ結局メンバーと仲良いことが一番大切です。気の合う人となら音楽性云々超えていけます。まず、人を見てバンドしてみると良いと思います。

 

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