mildrage インタビュー

mildrage インタビュー

mildrage (読み方 : マイルドレイジ)
メンバー : (LtoR) Jun(Gt) MEG(Vo) Kengo(Dr) t.e.p.p.e.i(Vo) Kaz(Ba)
HP : http://mildrage.com/
Twitter : https://twitter.com/mildrage_010
Facebook : https://www.facebook.com/mildrage/

mildrageは2016年始動の神奈川県厚木市の男女ツインVoメタルコア/ポストハードコアバンド。

彼らが2016年12月にリリースした『Armeria』EPは、始動1年たらずして非常にハイクオリティな作品であり、YouTube上で公開したMV「Armeria」の視聴回数は2018年1月現在55万回を突破した。その勢いは今でも留まる事を知らない。

2017年にはCrystal Lake主催のコンテスト「THE ROAD TO TRUE NORTH」@aube shibuya公演に出演、TRIPLE VISION entertainment主宰のコンピレーションアルバム『Brat Pack 2017』に「Armeria」が収録されるなど、飛躍の年となった。

今回TOPPA!!編集部は、バンド結成の経緯や彼らの音楽的ルーツ、彼らが拠点としている厚木のラウドシーンの現状など、彼らの事からシーンの背景まで余す所なく聞いた。

取材・文・編集 / 宮久保 仁貴 写真 / Ayo Kajino


 

-mildrage様の結成の経緯、現在に到るまでの経歴を教えて下さい。

Kengo : MEG以外のこの4人でmildrageの前身バンドAbsolute Reviveとして活動していまして、2014年7月に初ライブを行ったんです。その後、諸々を経て2015年3月に活休、事実上解散状態だったんです。今思い返すと、バンド名が大変若気の至り臭がしますね……当時僕達も高校生だったので(笑)。ただ、「まだバンドやりたいね!今度は本気で!」という話は常日頃していたんです。

 

t.e.p.p.e.i : そこから、2016年3月にMEGが加入して、mildrageとしての活動が始まりました。MEGはmildrageに加入する前は、元々SiMのコピーバンドで活動していました。なんて名前だっけ?

 

MEG : そこに関しては触れない方向で……(笑)。

 

それでは、バンドとしての音楽的ルーツ、各メンバーの音楽ルーツを教えて下さい。

t.e.p.p.e.i : 元々前身バンド自体は日本発で海外で活動しているメタルコアやポストハードコアのコピーを行なっていたんです。それこそcoldrainやCrossfaithのコピーを行なっていまして。そこから、FOR TODAYなどの強めなメタルコアを経由し、『Armeria EP』を出す頃にはエモ寄りな音楽性をも取り入れました。近いバンドだと、横浜のFOADに影響を受けました。

 

Kengo : 個人的なルーツは、中学生の頃にJanne Da Arcにどハマりしたのがきっかけで音楽を聴くようになりました。それと同時期にヘヴィメタルなども聴いていましたが、今演奏しているようなメタルコア等の音楽に目覚めたのは、高校2年生の時にYouTubeで見つけたOf Mice & Men、While She Sleeps、Woe, Is Meがきっかけです。

同時期にTwitterで、軽い気持ちで「メタルコアバンドやりたいわ~!」と呟いたら、そこにJunも乗っかってきて、「じゃあやろうか!」という話になりました。いざ、「メンバーどうしようか?」となった時、Kazと僕が同じ高校で、Junとt.e.p.p.e.iが同じ高校だったので、誘ってみるとすんなり決まりました。

アーティストとして影響を受けたのは、身近な存在ですがARES INWORDSの加藤ルイ(Dr)君です。彼はtouch my secretでもドラムを叩いているんですが、厚木界隈のドラマーではピカイチの存在です。

 

Kaz : パフォーマンスで影響を受けたのは9mm Parabellum Bulletの中村和彦(Ba)さんですね!ある時テレビ番組のミュージックステーションを見ていた時に、ちょうど9mmも出演している回で、「こんなに激しいステージングなのに、ベースもめちゃくちゃ上手いじゃん!」と感銘を受けました。

音楽的ルーツとしては、元々J-ROCKを通ってきたんですが、こういったコア系の音楽を聴き始めるきっかけは、高校の時にFACTと出会ったことですね。「日本にこんなカッコいいバンドがいるんだ!」と感動しました。

ベースサウンドの面では、PERIPHERYのAdam “Nolly” GetgoodやBEARTOOTHのOshie Bicharのような、「ギンギラギン」なサウンドに影響を受けています!

 

Jun : ギター始めたきっかけはシンガーソングライターのYUIが好きで、僕も弾き語りをやってみたいなと思い、始めました。そして一回挫折しました(笑)。

激しめの音楽を聴くようになったのは、高校2の時にYouTubeで見たcoldrainの「Six Feet Under」のPVがきっかけです。目が覚めたような感覚でした。

プレイヤーとして影響を受けているのはcoldrainの上手ギターのY.K.Cさんですね。

 

MEG : 中3の時に、L’Arc~en~Cielにハマって、高校に入った時に歌ってみたいなと思い、軽音楽部に入ったのが音楽を始めたきっかけです。いざ部活に入ってみると、「じゃあコピーする曲どうする?」という話になり、そこで他の子が選んだのがSiMでした。これが激しい音楽を聴くようになったきっかけですね。

プレイヤーとして影響を受けたのは、その時々聴いているアーティストが多いですね。でもメインで影響を受けたのはL’Arc~en~Cielのhyde(Vo)さん、SiMのMah(Vo)さんの2人です。

 

t.e.p.p.e.i : 僕もJunと似たようなきっかけになるんですが、元々音楽始めようと思ったきっかけが中学3のときにゆずに出会ったんです。当時は彼らみたいに弾き語りをしたいなと思い、ギターを始めました。そして、高校生に上がって部活に入った時に激しい音楽に出会いました。

実は、最初この手の音楽に対する印象が、「え?ホルモンでしょ!ヘドバンやっときゃ問題ないっしょ!」くらいの印象だったんです。でも、Junにcoldrainの「Six Feet Under」を教えてもらった事をきっかけに、SLIPKNOTなど、どんどん重めの音楽にのめり込んで行きました。

思い返せば、こうやってメンバーのルーツとか知る機会って中々無いので面白いですね(笑)。

 

-201612月に公開されたバンドの代表曲「Armeria」は、今やYouTube上での総視聴回数55万回(※20181月現在)を突破していますね。こちらを公開後、2017年は飛躍の年になったかと思いますが、同年バンドとして体験した一番大きな出来事を教えて下さい。

 

t.e.p.p.e.i : やっぱりCrystal Lake主催のTRUE NORTH festivalの予選出場ですね。「出るしかないっしょ!」と思って応募したら、いざ出場が決まって驚きました(笑)。Crystal Lakeに評価してもらえた事が嬉しかったですね。惜しくも敗退してしまいましたが、非常に良い経験をさせてもらいました。

 

kengo : あとTRIPLE VISION Entertainmentがリリースしている『BRAT PACK 2017』に参加出来た事ですね。元々リスナーとして聴いてきたコンピレーションだったので、感慨深かったです。

 

t.e.p.p.e.i : そこに関しては俺も本当にそう思うよ!

 

昨今のメタル・ラウドシーンで勢いのあるバンド、今後のシーンの流行について思う所を教えて下さい。

kengo : PRAISEは間違いないな、と思います。渋谷THE GAMEで開催された『NEXTAGE』のリリースツアーを観に行ったんですが、その時ライブで圧倒されました。

 

t.e.p.p.e.i : Oath of Allegianceや、以前TOPPA!!でインタビューされていたFALLING ASLEEPは間違いないなと思います。2017年若手の叙情・激情ハードコアでAzamiが一歩飛び抜けたと思うんですけど、彼らに続く勢いでFALLING ASLEEPは伸びていると思います。
(FALLING ASLEEP インタビュー | TOPPA!! URL : http://toppamedia.com/interview-fallingasleep/ )

あとは、Elicity(ex.Oblivion)の音楽性に関しては、是非チェックするべきだと思います!彼らは既存のラウドから一歩飛び抜けた面白い音楽性をやっていると思います。

 

Kaz : 個人的にはWHISPER OUT LOUDですね!皆ポストハードコアを演奏している中で、彼らの様に一歩頭抜けた音楽性のバンドって中々いないと思います。言い換えるなら、「海外直径サウンド」的な?

 

t.e.p.p.e.i : Kazの話に続くと、2017年はヒップホップとの融合が流行っていましたけど、2018年はR&B要素が入ったバンドが流行るのかもしれませんね。

 

Jun : 僕はFALLING ASLEEPが好きですね。

 

MEG : 同じく厚木の盟友のARES INWORDSが好きですね!

 

近年、厚木のラウドシーンは非常に活発な印象が見受けられるかと思います。それこそDOLLS REALIZEが居て、mildrage様やARES INWORDS、夕闇に誘いし漆黒の天使達などが盛り上げているかと思いますが、実際こちらに関しては如何でしょうか。

Kaz : 実は僕達より上の世代の厚木のバンドは居なくなって来ているんですよ。その反面、僕達より下の世代のバンドがどんどん増えてきていますね。

 

t.e.p.p.e.i : まだシーンに名前が挙がって居ないバンドも沢山いるんですが、ここ最近、そういった若手バンドがどんどん厚木のシーンに生まれてきているんですよ。それこそ昔だと、ARES INWORDS、夕闇に誘いし漆黒の天使達、そして僕達くらいしか若手のラウド系バンドがいなくて。出演する機会が無くて、歌物と一緒のブッキングライブに出ることもありましたね。

でも、今やラウドバンドだけでイベントが組めるのはありがたいことです。地方に行った時に、「厚木って最近盛り上がってますよね!」と言われると、凄く鼻が高いです!

 

Kaz : 俺たちが活動し始めた頃は、「厚木ってどこ?」くらいの印象だったもんね。

 

t.e.p.p.e.i : 最初の頃は本当にそうだったね。でも、どんどんこの3バンドで活動を続けていくにつれて、厚木としてのバイブスが出来て、知名度も上がってきたんだと実感しています。

 

Kaz : この3バンドで厚木THUNDER SNAKEで3マンやった時は一番感動したよ。

 

t.e.p.p.e.i: そうそう!オープン前からTHUNDER SNAKE前に長蛇の行列が出来ていて、「ラウドイベントなのにこんなに人が来るの?!しかも厚木でだよ?!」と衝撃を受けました(笑)!それこそ演者全員が外に出てきて「行列!!」といった感じで自撮りするレベルで嬉しかったですね。

 

今後のmildrage様の予定を教えて下さい。

kengo : 現在レコーディング中です!楽しみに待っていて下さい!

 

t.e.p.p.e.i : 思えば、僕達が『Armeria EP』をリリースしたのって、もう2016年になるんですね。2016年からまる1年空いて、音源を待っている人も多いと思うので、楽しみにして頂けたらと思います!

 

-TOPPA!!読者へのメッセージをどうぞ。

t.e.p.p.e.i : 実はmildrage一同WEB媒体を見るのがめちゃくちゃ好きでして、TOPPA!!の様に、ラウドの本質をちゃんと捉えた媒体は、バンドマン目線としても、キッズ目線として本当面白いと思います!

 

Kaz : そういう媒体じゃないと、中々情報得られないよね。

 

t.e.p.p.e.i: 普段ラウド系バンドの人ってイカつい人が多いじゃないですか?でも、こういったインタビューを見ることで、そういった人達の可愛い一面やルーツを知る事が出来るのは本当に有難いです。

 

kengo : これをきっかけに、僕達の事を知って、どんどん話しかけてもらえると嬉しいですね。

 

t.e.p.p.e.i: 是非TOPPA!!読者は僕達の記事もそうですし、引き続きTOPPA!!の記事をチェックしましょう!

 

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