militarysniperpinfall インタビュー

militarysniperpinfall インタビュー

militarysniperpinfall (読み方 : ミリタリースナイパーピンフォール)
メンバー(LtoR) /松村鐵太郎(Gt)  /今井貴宏(Dr) / 西谷直登(Vo) / 三希(Ba)
HP : https://www.militarysniperpinfall.com/
Twitter : https://twitter.com/msp042_hxc
Facebook : https://www.facebook.com/militarysniperpinfall/

立川南口発!今年10周年を迎えてなお精力的な活動を続けるハードコアバンド、militarysniperpinfall。そんな彼らが前作『suite』から実に6年ぶりとなる新作『tening』を8/1にリリースした。今作はGARLICBOYSのLARRY氏が主宰するPizza Of Death内レーベル「ROTTEN ORANGE」からリリースされる。「ROTTEN ORANGE」と言えば、ヌンチャクを始めとして、YELLOW MACHINEGUNなど、古くは「AIR JAM」にも出演していたような伝説的なハードコアバンドが所属したレーベルなのだ。そんな彼らの新作は前述したレジェンド達に遜色ない、彼らにしか作り得ないオリジナリティ溢れる傑作となっている。今回はVoであり、立川BABELにて「塾長」としても活躍している西谷直登さんに話を聞いた。

取材・文・編集 / 鹿野 貴大



まず始めに、先日7/8に立川BABELで自身初のワンマンライブを行なったと思うのですが、感触はどうでしたか?

 

 

直登:ワンマンをやるってことに関しては、実は面白さを見出してなかったんです。今まで考えたこともなかったし。やっぱり対バン形式のライブが好きだし、なんていうか……「おはようございます。」って入っていってハコに自分たちしかいないってのが想像できなくて。

 

当日のMCでも言われてましたね。

 

直登:そうそう、他のバンドがいて、バチコーン良いライブされて、やべえ俺らも気合い入った!みたいな、そういうのが好きだし。勝負してる訳じゃないけど、その日1日をみんなで作り上げてく感覚っていうのが好きだから、ワンマンはどうなんだろうなって思ってて……。だけど今年で結成から10年経って、この節目に何もやらないのはなあ……と思ってやりました。

 

-10年っていですよね……

 

直登:それこそ、BABELで時々やってる自主企画の「我思う故に我あり」をやるのも考えたんだけど、新しいアルバムも今年には出すために去年から動いてたし、色々考えた結果やったことないことに挑戦するのもいいんじゃないかと思ったんですよね。やるんだったらどうするかってなったときに1st Albumの「suite」の曲も最近は全然やってなかったから、ここらで完全再現でもやってみるかと決めました。

 

私も観に行ったんですが、本当に素晴らしいライブでした。

 

直登:ありがとうございます。僕らとしても面白かったですね。やる前は不安なこともあったんですけど、最近会うバンドにはワンマンいいぞって推したりしてます(笑)。

 

かなりお客さんも入ってましたよね。何人くらいいたんですか?

 

直登:175人ですかね。まあ、でも数字に関して言うと「suite」を持ってる人はドリンク代だけで入れる感じだったので、実質フリーライブみたいなもんだったんですよね。なんで数字としてはもう少しいきたかった。

 

とはいえ、あんなに立川BABELに人が入ってるのは久しぶりにました。凄いことだと思います。では次に直登さんの自己介とmilitarysniperpinfall成の経緯を教えて下さい。

 

直登:改めまして、militarysniperpinfallでVoをやっています、西谷直登です。普段は立川BABELでブッキングマネージャーとして働いています。

バンドの結成の経緯としては、オリジナルメンバーは俺と三希(Ba)しか残ってなくて知ってる人もいると思うけれど、俺と三希は結婚してます。結成する前はお互いに自分のバンドで活動してたんだけど、せっかくバンドマン同士で付き合ってるんだから一緒に何かバンドがやれたらいいねって話をしてました。その時僕はギターを弾いてたんですけど、軽い気持ちでやってみるか、みたいな感じでVoとDrを探してたんです。そしたら、同じくらいの時期にお互いのバンドがポシャっちゃって。どうしよっかってなったときに、このバンドせっかくだからやってみようってなって、その時が俺らは23くらいの時。その時はシーンがミクスチャー全盛の時代でLIMP BIZKITとか山嵐とかそう言う音楽がめちゃめちゃ流行ってました。俺らもその時は若かったから、そう言うシーンでバンドやってみたいって感じで自ら狙ってミクスチャーに入っていったんですよね。SMORGASとか山嵐のライブにもしょっちゅう行ってたし。それで、まだ立川BABELも無くて、ペンタなどのスタジオにメンバー募集の張り紙をしてましたね。それでDrとVoはすぐ決まってスタジオに入ってやってたんだけど、その時は俺もミクスチャーに対して頑固でガチガチにラップできる奴が良いと思ってて、シャウトとかメロディとかいらない!みたいな(笑)。なかなかそう言う感じのやつに出会えなくてそのボーカルもウマが合わなくて辞めちゃって、そこからまたメンバー探して曲作りしてみたいな期間がめちゃ長かった。

 

どれくらいその期間は続いたんですか?

 

直登:4年とか……。

 

-4年!?

 

直登:だから俺らがちゃんとバンドを始めるのはすごく後のことなんですよね。

 

が狂いそうじゃなかったですか?

 

直登:気が狂いそうでしたよ。なんだかんだDrもその後変わって、一人見つかって入って……そいつも今のDrじゃないんだけど(笑)。当時、昼間に働いてた職場にHIPHOPやってて、バンドに興味があるって奴がいて、スタジオに誘ってラップさせて……悪くないんだけどコイツを一人でフロントマンとして立たせるのは心許ないなと思って、2MCスタイルにしようと思って、またもう一人ラッパーを探そうとする思ったんだけど、またなかなか人がいなくて…んで、結局俺がVoやるわってことにしたんですよね。

 

やっと、ここで直登さんがVoになるんですね。

 

直登:すげえ考え甘かったんですよね(笑)。前のバンドでGtとVoやってたし、韻が踏めればいいんでしょ?みたいな。それで代わりにGtのサポートを見つけてきて、それでやっとライブができる!ってとこまで来た。それでちょっとずつライブができるようになっていって、音源も早めに録ったりして、しばらくそれで活動してたら、Drが辞めることになって……それで俺の職場の先輩からの紹介で今のDrの今井が入ったんです。

 

おお、今のメンバが出て来ましたね!

 

直登:それで、また活動してったんだけど、今度はサポートのGtの人がニュアンスが違うってなって……それでまたちゃんとしたメンバーを探そうとなりました。当時はmixiっていうSNSが流行ってたからそこでメンバー募集をかけたら、来たのが今のGtの鐡太郎でした。

 

ここで在のメンバったと……

 

直登:それでまた5人でやってたんだけど、もう一人のVoの方が30歳になって、バンドが良い位置にいなかったら、足を洗うって言っていて、そいつは抜けていっちゃったんですよね。それで残った4人で活動していこうってなった時が今と同じ形かな。それが大体2008年くらい。

 

ここからmilitarysniperpinfallとしての10年が始まるんですね……

 

直登:元々5人でやってる最後のあたりから自分がミクスチャーをやってることに対して疑問を感じるようになっていて。本当にやりたかったのこれだったのかな……?みたいな。昔からパンクやハードコアが好きだったから、そういう風な音楽をやっていきたいなと思うようになってきてたから、そいつの脱退は寂しかったけど音楽性を変える良い機会だと思って再出発した感じでしたね。今の四人になってからはモダンなサウンドで、DEFTONESとかみたいなヘビーなポストロックみたいな感じもありました。がっつり今のスタンスになったのは「鉛の鉄線」って曲があるんだけど、自分たちのスタイルを自覚し始めたのはそこらへんからですね。やりたかったことに近い感じというか。

 

まだそんなにテクニカルではなかったんですか?

 

直登:そうですね、楽曲の感じは鐡太郎のテクニックの上達につれて、あんな感じに。昔はあんなギター弾けなかった。

 

太郎さんのギタやばいですよね……狂ってます

 

直登:未だに意味わからないと思ってますね……(笑)。彼はめちゃくちゃいろんな音楽を聴く人間なので。まあ俺はそんなに掘る人間ではなくて、好きなものはすごく固定して好き、みたいな。あまりフォロワーみたいなバンドが好きじゃなくて。例えばenvyみたいなバンドがいたら、もうenvyがいるから必要ないじゃん!と思ってしまうというか。だからKamomekamomeの出現は当時衝撃的でしたね。なんだこのハードコアは!?みたい感じ。

 

どのアルバムがお好きですか?

 

直登:やっぱり2ndアルバムの『ルガーシーガル』ですかね、1stは当時かっこいいと思ったんだけど理解が追いつかなくて。もちろんヌンチャクも好きでしたから。そこからやっぱりプログレッシブハードコアみたいなバンドの影響はデカイですね。実際、1st出した時はKamomekamomeみたいってめちゃくちゃ言われましたね、実際好きだったから本当のことだけど。

 

なるほど、直登さんはどうやって音を始めたんですか?

 

直登:俺は音楽を始めるのが遅くて、兄貴が2人いるんだけど爆風スランプとかTMネットワークとか聴いてて、俺もそういうので育ってたんですよ。全然洋楽とか知らなくて。でも友達に60〜70年代の洋楽が好きな奴がいて、THE BEATLESを聴かせてくれたんです。そこから、高校一年生のときにバンドやりてえなと思って電気屋に行ったら、15000円くらいの教則本とギターのセットがあって。それを買って、独学で練習してたんだけど、楽器の知識なんてなにもないし、本当に無知だったから、ギターの弦が切れちゃったんだけど……「あ、ギター壊れた」みたいに思って(笑)。

 

え!?

 

直登:もうそれで弾けないと思って、タンスに入れてずっとほったらかしにしてた(笑)。それでそのあと高校生になって、学園祭でバンドやらない?みたいな話になった時に、そうだ!俺バンドがやりたかったんだ!って思い出して、声かけてくれたのが軽音部の友達で。「ギター持ってんだけど壊れちゃって……。」みたいな話をして、「どこが壊れてるの?」「いや、弦が切れちゃっててさ。」「張り替えればいいじゃん?」「え?」みたいな(笑)。そんなヤバいやり取りをしましたね。それでそいつの家に行って弦張り替えてTHE BEATLESを練習して、グダグタながらも本番やりきったんですよね。

んでその誘ってくれたやつがやってるバンドがGtがもう1人ほしいって言って誘ってくれて。それで入ったんだけど、スタジオとか行っても俺はバンドの知識とかが1つもなかったから、周りの話について行けなくて……そっから音楽雑誌とかを買い漁りましたね。CDもいっぱい買って、ライナーノーツとかも全部読んで、めちゃくちゃDigって。それで周りのやつはGUNS N’ ROSESとかLED ZEPPELINとかのハードロックをやってたんだけど、高校の卒業と同時にそのバンドは自然消滅しちゃって……ただ、俺はもうその時まさに音楽が楽しくて仕方なくて、大学は入る気なかったから、楽器のプレイヤーの専門学校に通おうとしたんですよね。それを親に言ったら、お前馬鹿かと言われまして(笑)。そんなものに金なんか出せるか、みたいな感じで、どうしようかと考えた末に音響とか裏方の専門学校ならいいだろ、って事でそれで渋々OKしてもらって、そこに通ってましたね。その頃はもう完全なメタラーになってて、Zakk Wyldeのギターに魅了されてたんですよね。そん時はロン毛でベルボトムのジーンズ履いて……。

 

そんな感じだったんですね(笑)。

 

直登:ただのヤバいやつでしたね(笑)。専門で出会った友達がメタルもいいけど、こういうのもいいぞっつって、RED HOT CHILI PEPPERSとかオルタナティヴロックとかを教えてくれたんですよね。初めはガチガチのメタラーだったから理解できなかったけど。そのあとCOCOBATとかを聞いて日本のバンドも聴くようになっていきましたね。専門学校時代に音楽の知識は培われましたね。

 

分かりました、では本であるニュアルバムのことについて、おきしたいと思います!「tening」というあまりきなれない言ですが、これはどういう意味なんでしょうか。


【リリース情報】

【タイトル名】
『tening』

【発売日】
発売中
購入 : http://amzn.asia/8KsYLak

【価格】
2,500円(※税抜)

【収録曲】
1.イントロダクション
2.ハイドアンドシーク
3.プライドアンドグローリー
4.身から出た錆
5.イリーガルギミック
6.拘束された自由
7.眠れぬ夜の数え唄
8.繰り返す失脚と脱却
9.続・芥子の花咲く頃あの丘で
10.誰が為に鐘は鳴る
11.アノテコノテ
12.残された夢の残骸
13.還るべき場所
14.夢のある話


 

直登:これはもう完全に造語で、僕らは結成10周年で「ten」そして現在進行形で歩み続けてる僕らを収録してるんで〜ingを付けて「tening」ですね。

 

かに1stを踏しつつも、新しい面をくことが出来ると思います。人的な感想ですがアレンジがやかになりましたね?

 

直登:そうですね、「suite」を作ったときに周りから所謂「叙情派ニュースクール」として見られることが多かったんだけど、別にそれがやりたくてアルバムを作ったわけじゃなかったんですよね。勿論そういうサウンドも好きなんですけど、俺らはモッシュパートもないし、どういう見られ方をするかは分かんなかったけど。そういうシーンに入っていって、Within the last wish(活動休止中)に出会ったりしたのも自分たち的には凄く良いターニングポイントだったりもしましたけど、あまり自分たちで叙情派ニュースクールってカテゴライズがしっくり来なくて。だから、ひたすらにやりたいことをやろうぜってなって作り始めたアルバムなんですよね。今回はコンセプト的なものというよりは、自分たちのやりたいことに向き合った結果できた色んなスタイルの曲たちが入ってる感じですね。

 

なるほど、今回「プライドアンドグロ」をPVばれてますが何か理由はありますか?

 

 

直登:もともと凄く前からあった曲なんですけど、形がかなり違っていて、尺ももうちょっと長かったんですよね。そのときは、鐵太郎があまり納得いってなくてボツにしてたんだけど、素材は良いから作り直そうって話になって、あの形になりました。それでアルバムのリードトラックを選ぶときに、メンバーの中では「プライドアンドグローリー」を選ぶって案はなかった。でもレーベルの社長であるLARRYさんがこの曲を推してくれたんです。それで、じゃあそうします……とはならずに何故だろうと考えて見たんです。たぶん俺たちのことを知っている人たちは「夢のある話」とかをPVにしそうだなとか思うと思うんですけど。今回のアルバムは、今までのmilitarysniperpinfallを知ってる人たちに向けてのアルバムではなくて、俺たちを知らない人にも届けたいアルバムなんです。それを考えれば尺の問題やリフやフレーズのキャッチーさや、メロディもあってまとまりも良いし…なども考えてみて「プライドアンドグローリー」が適役かなという結論に達しました。

 

かにこの曲はイントロも耳を引きますし、アルバムの中でも程よくコンパクトで聴きやすい面もありますね。

 

直登:ウチの曲は複雑になりやすいですからね。『suite』の中だと「暴かれたフルハウス」って曲があるんですけど、それに少し雰囲気似てますね、そっちはもっとダークですけど。

 

なるほど、直登さんの中でアルバムの中からいて一曲げるとするならどの曲でしょう。

 

直登:そうですねえ…「イリーガルギミック」ですかね。

 

先にかせていただきましたが、「イリガルギミック」ヤバいですよね!私も今作の中で一番好きです。曲の中の一に「死神がお前の首を狙ってる」っていう烈なフレズが印象的だと思います。どういう持ちでこの曲を作ったんですか?

 

直登:あれは……上っ面だけで生きてたらお前ヤラれるよ?って思いながら書きましたね。すごくコンパクトに言うとそう言う意味合い…楽曲的には中盤から振り切った展開にもなるし、今の俺たちのやりたいことを詰め込んだ感じですね……。「死神」ってフレーズも俺らの曲の中では珍しく同じフレーズを何度も使うんですよね。しかもすごく頭の中に残るワードっていうか……。他の曲も好きですが、お気に入りですね。

 

なるほど、私は終盤の「るべき所」も好きですね。サビが印象的です。

 

直登:あの曲も好きですね。ライブでしょっちゅうやってます。

 

ですよね。全通してカオティックなフレズで形成されつつも耳に残るであったり、印象的であったりするフレズが散りばめられてますよね。

 

直登:そうですね、俺たちの曲は展開が複雑だったり、ギターのリフ感がかなり細かい曲も多いから、曲によっては俺がどれだけポップに仕上げられるか、というか最後にどれだけ聴きやすくできるか、みたいなところが俺の仕事だと思ってますね。キャッチーなメロディだったり、サビだったりを盛り込むというか。

 

重要なことですよね。エクストリムな音であってもキャッチに仕上げることはできることですから。

 

直登:どれだけ自分たちの世界観を保ちながら楽曲をキャッチーにポップにできるかってのが俺の中でのmilitarysniperpinfallに対する楽しみ方というか目標みたいなところですね。エグい感じに振り切ることもできるけど…それは別に他にもいるしな……みたいな。

 

なるほど、あとはこのアルバムの中で避けては通れないラスト「のある」です。この曲は立川BABEL料配布されていましたね。この曲についてエピソドなどはありますか。

 

直登:特定の人ってのはいなくて、今までバンド活動をやっていて色々なことがあったんですよね。近づいてく人もいれば、離れてく人もいる。一緒にバカやってたやつもいるし、辞めてったやつもいるし、しぶとく生き残ってる人もいれば、売れちゃってる人もいると思う。今までの集大成的な曲はどこかで書いときたいなってのは前からあって、立川ってワードも歌詞の中に出てくるんですけど。書き残しておきたいなと思っていて、この曲のオケが上がってきたときに、これだなとこれで書こうと思ったんですよね。

 

料配布のCDいたときに思ったんですが、解を恐れずに言うとするなら中後期のenvyのサウンドスケプですよね。

 

直登:そうですね、まさしくそうです。このアルバムの曲の中で俺が一番具体例を用いて鐵太郎に作ってくれと言った曲ですね。イントロはenvy、イントロから抜けたところはeastern youthとFC FiVEを足して2で割った感じ、そして明るく仕上げるといったイメージで作りました。

 

最高ですね。これも人的な意ですが、そういう曲ってもが真似していいわけではないと思います。すごく重みのあることといいますか……

 

直登:そうですね、他のところでも喋ったんですけどハードコアってルーツミュージックじゃないですか。ルーツを辿ってやるのもかっこいいんですよ。先駆者が辿った道をガチガチに継承してやっていく、それも素晴らしいことなんだけど、俺らはそれだけで行くともうやっちゃってる人がいるし、俺らがやらなくてもいいんじゃない?ってなっちゃうんですよね。その方向性で突き詰めてガチッとやってるバンドはものすごくかっこいいですけど中途半端なバンドの方が多いので、「あ〜こういうのが好きなんだな」って思うだけで響いてこない。すごいなとは思うけどヤバいなとは思わない。そういうバンドが多いですね。

 

今回のアルバムはGARLICBOYSLARRYさんが主催するレベルである「ROTTEN ORANGE」からのリリスですね。去にはヌンチャク、YELLOW MACHINEGUN、地獄車など、日本の々たるハドコアバンドの作品がリリスされています。単純にそこからのリリスってすごいことですよね。

 

直登:すごいことです。正直今も理解が追いついてない(笑)。出すに至った経緯としては、LARRYさんとの出会いが圧倒的に大きいんですね。BABELにGARLIC BOYSが来たときに対バンさせてもらって、その時は全然深い関係にもならなかったんですけど。その後に仙台でまたGARLICBOYSと対バンする機会があったときにLARRYさんが見てくれて、Twitterに「militarysniperpinfallやばい!」みたいなことを書き込んでくれて、俺らの世代からしたらGARLIC BOYSなんてスーパーヒーローな訳で、そのGARLIC BOYSのメンバーに褒めてもらえてめちゃくちゃ嬉しかった。やってて良かったなと思ったんですよね。それでライブが終わったあとに話をさせてもらって、LARRYさんから「もし良ければ一緒にものづくりしない?」って言われて、え?それってどういうことですか?って聞いたらPizza Of Death内のレーベルでROTTEN ORANGEが復活するからそこからリリースしないか?って誘われて……もうね、最初は本当に「どういうこと?」って感じだった(笑)。「ROTTEN ORANGE? ROTTEN ORANGE?ってあのROTTEN ORANGEだよな?」ってなって。それがきっかけですね。

 

へぇ、すごいですね!次の質問ですが直登さんはa.k.aとして立川BABELで活されていますが今までで印象的だったライブと、立川BABEL頑張っていて推したいと思っているバンドを教えてください。

 

直登:印象的だったライブは…やっぱりマキシマムザホルモンが来た時ですかね……。すごかった。あとはライブで印象的だったのはGOOD4NOTHINGのライブですね……それもホルモンとの対バンで来てて、立川BABELにキャパオーバーの430人入りました(笑)。あと個人的に推したいバンドは、ハードコアではRiTTLEBOYですかね……あいつらがこれからどうなってくのかがすごく楽しみ。最近は勢いも出てきたし。

 

 

あと歌モノで言えば茨城のバンドなんですけどobiってバンド。obiは茨城から毎月立川BABELに来てくれるんですけど無茶苦茶気合入ってるし、良いライブもするし、人的にも良い奴らだから応援したいですね。まあ、ライブハウスで働いてる以上どのバンドも応援したいんですけどね(笑)。固有名詞を出すとなるとそこらへんになるかと。

 

 

直登さんは日々、立川BABELのライブをてると思うんですが、こういうバンドがいたら面白いのになというバンドはいますか?

 

直登:そうですね…強いて言うならメロディックハードコアバンドが出てきてほしいですね。いわゆる「メロコア」とは違う感じでもっとハードコアが強いと言うか、waterweedとかCleaveみたいなバンドですかね。立川だとDEADLEAFってバンドが頑張ってるけど、全然他にいないんですよね。それこそメロディックハードコアってすごく万能なジャンルでニュースクールの中に混じっても全然戦っていけるしもっと増えてほしいですね。あとは同じくくりにして良いかわからないですけど、FC FiVEみたいなハードコアバンドが出てきても良いのになとは思ってます。そう言う感じだとWEATHEREDってバンドも荒削りですけど好きですね。

 

分かりました、「tening」をリリスして、ツアを回ると思うんですが何本くらい回りますか?

 

直登:発表されてるのは30本くらいですかね、でも来年の5月くらいまでゆっくり回ります。前のアルバム出して以来なんで公式のツアーとしては6年ぶりとかですね…俺たちのことを全く知らない人たちもいれば、待ってくれてる人もいるだろうし、新しい出会いや再会がとても楽しみです!

 

 

ありがとうございます、では最後にこれをんでいる方にメッセジをおいします!

 

直登:えー、前作から6年ぶり。勝手に6年経ってたってだけなんですけど、自分たちがやりたいことを妥協せずにやってこれて形になったアルバムなので、タイトルと同じく現在進行形のmilitarysniperpinfallが詰め込まれた14曲になってると思います!あとは前作『suite』から繋がってる物語もあるので持ってる人は改めて聞いてリンクさせて聞いてみるのも面白いと思います。みんなからの感想待ってます!そして、アルバム聞いて是非ライブに遊び来て欲しいです!よろしくお願いします!!

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