SECONDLOW インタビュー

SECONDLOW (セカンドロウ) 

メンバー : MC:RIK Gt:Y.S.K Gt:ORII Ba:ALTA Dr:OFFPACO  

Twitter : https://twitter.com/SECONDLOW_ 

 近年、盛り上がりを見せる日本のハードコアシーン。その中でも確実にその渦中、ど真ん中に存在しシーンを熱く滾らせるバンドがいる。 

東京、八王子を拠点に活動するSECONDLOWは正にそんな呼び方が似あうバンドである。 

そのサウンドはフロントマンのMC:RIKのラップをフィーチャーしつつも、通り一遍のハードコアサウンドだけでなく、ガレージパンク、メタルなど様々なジャンルからの影響を感じさせる。尚且つ「躍れる」要素が各フレーズに散りばめられた完璧にライブを意識したラップコアサウンドとなっており、毎回のフロアの熱量も尋常ではない。 

2017年には国内最大のハードコアの祭典「BLOODAXE FESTIVAL 2017」に出場を果たし、今後の活躍から目を離しては”いけない”バンドである。  

今回TOPPA!!編集部は、バンド結成の経緯や彼らの音楽的ルーツ、目下最新作である1st album「SUPER FUCKIN LUCKY」についても取材した、彼らの初インタビュー必見である。 

取材・文・編集 / 鹿野 貴大  写真 / 宮久保 仁貴 


 

先ず結成のいきさつ、現在に至るまでの経歴を教えて下さい。 

 ALTA:先ず、俺とOFFPACO(Dr)で「モテたい!」と思って、バンドを組んだのがきっかけですね。そのときにOFFPACOがGtのY.S.Kを、俺がRIKを誘って、今は脱退した前任Gtがもう一人の5人編成でした。その時の音楽性はメタルコアみたいな感じでしたね。名前も違う名前でやってて。 

 

最初はメタルコアだったんですね、そこからハードコアに寄せて行った感じですか? 

 ALTA:そうですね、具体的にきっかけになったのが、2014年の5月に来日したTHICK AS BLOOD(USA)のライブを見たときなんですけど。それを見たときに「ハードコアやばいな!」って思って、そこからハードコアにサウンドをシフトさせていった感じですね。今思うと、正直あまりメタルコアが型にはまってないメンバーも居たので… 

 

OFFPACO:お前を筆頭にな(笑)。2014年の4/26、新宿アンチノックで初ライブを行いました。今年でもう約4年目になります。 

 

なるほど、ORIIさんが加入したのはいつ頃からですか?  

ORII:2015年9月20日ANGAGEMENT企画@横浜CLUB LIZARDが自分が加入後のSECONDLOWの初ライブでした。ANGAGEMENTの主催の企画でしたね。 

 

ALTA:前のメンバーが抜けた後にTwitterで募集をかけて、一発目にスタジオに来たのがORIIさんでした。見たこと無いSUBURUBAN SCUMのTシャツ着て現れて(笑)。めちゃくちゃ気合い入ってるのが来たなと思って即加入でしたね。 


 

Tシャツのチョイスが渋いですね()。ありがとうございます。では次は音楽性の話に移りたいと思います。SECONDLOWRIKくんのラップを主軸にハードコアだけに限らず色々な音楽の要素を取り入れていると思うんですが一人ずつ一番好きなバンドと影響を受けているバンド、ミュージシャンを教えて下さい。  

RIK : バンドをやりたいなって思ったきっかけはONE OK ROCKとLINKIN PARKですね。
影響を受けたバンドの方なんですけど、実は当時SECONDLOWを始めたときはあまりハードコアを知らなくて、というか全然好きじゃなかったんですよね。全部同じに聞こえちゃう……というか。
そんな見方を変えてくれたのは大阪のTIGERと三重のFACECARZですね。もともとラップの要素を取り入れたラウドロックやメタルが好きだったので、この2バンドは凄く入りやすかったです。 

 

ALTA : 聞かなくても分かってるでしょう!!THEE MICHELLE GUN ELEPHANTですよ!!(大声) 

 

ORII:うるさいなお前は(笑)。 

 

ALTA : 今も昔も変わらず好きですね。あと声を大にして言いたいのはBLANKEY JET CITYですね。あえてハードコアで言うとするならば、TURNSTILEやFACECARZみたいに踊れるハードコアですね。そこにTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTなんかのガレージパンクの要素を詰め込んで曲を作ってますね。 

 

OFFPACO : XのBLUE BLOOD!!爆発寸前GIGを親に見せられてバンドをやろうと思いました。ハードコアで言えばGATES OF HOPELESSとNUMBにドラムでは影響を受けてます。 

 

Y.S.K : バンドを好きになったきっかけはELLEGARDENで、そっからSLIPKNOT聞いて人生狂っちまった感じっすね。「なんだここは?地獄か?」みたいな。
ハードコアで言えばFIGHT IT OUTとか、熱く来るものがあって早いバンドが良いですね。 

 

ORII:ARCH ENEMYとCOCK ROACHが一番好きですね。プレイ的にはSECONDLOWの中で「どれだけメタルを出せるか」という点を大事にしています。 

 

COCK ROACHは最高ですねありがとうございます。2017年はかなりのライブ数をこなしたと思うんですが今までやった中で一番印象深いライブはなんですか。 

 ALTA : 僕はCrystal LakeのTRUE NORTH festivalの予選のライブが一番でかいですね。優勝できなかったというのも含めてかなり意味のあるライブになったと思います。 

 

Y.S.K : 僕はBLOODAXE FESTIVAL 2017ですね。一緒にスケボーしてるツレが最前来てガン泣きしてて、かなりグッと来ましたね……! 

 

RIK:2015年に来日したARKANGELのライブの時ですね。その時ちょうど自分からラップコアにアプローチしていこうと思ってライブに臨んだんです。そこで自分の納得できるステージングというかアティテュードみたいなものを、その時に対バンしたGATES OF HOPELESSのライブを見て気付かされました。そこが自分の中での大きなターニングポイントになりました。 

 

OFFPACO : 僕は2016年8月14日のPaleduskとVictim of Deceptionの共同企画@clubasiaの時ですね。その時が、自分達の中の大きいステージに立った一発目のライブで、かなり盛り上がったので自分の中で何か掴んだなって思えたライブでした。 

 

ORII:加入して2回目のライブが、BLOODAXE FESTIVAL 2015のAFTER SHOW@新宿Antiknockだったんです。そこで個人的に元々沢山聴いていたFIRST BLOODと共演できた事が大きかったですね。 

 

では次の質問なんですが2016年の12月に1stアルバム「SUPER FUCKIN LUCKY」をリリースされましたね。気に入ってる曲の話などお聞きしたいと思います。 

 ALTA : あの中で一番気に入ってる曲は……一位タイで2曲あるんですけど「NO MERCY」と「FIGHT」の2曲ですね。 

「NO MERCY」は初めて「サビ」感を取り入れたんですよね、明確なやつを。ラップでいう「フック」ですよね。それと合わせて印象的なシンガロングパートを入れられたんで思い入れが強いです。 

アルバムの制作的な話をすると、実はその年の夏ごろに6曲録ってミニアルバムで出すつもりだったんですけど、色々ごたついて間に合わなくって。それでどうせならあと3曲足してアルバムとして出せればなという感じでフルアルバムにしました。 

 

リリースして1年以上が経ちますが、今年は新しい音源リリースしますか? 

 ALTA:出しますね、出します、出します!とりあえず、春ごろに何かしら出すと思います。そっから先も色々と考えてますね。 

 

OFFPACO : 実はもう録り終えてる曲もあって、後は諸々の細かい調整が終われば……! 

 

ALTA : 僕らのことを昔から知ってくれたりしている人には面白い内容になるかもしんないですね。まあ、ダサイものは作らないんで楽しみにしておいてください。 

 

分かりました。質問変わって同世代でヤバイなと思うバンドとかいたら教えて下さい。 

 Y.S.K : And Protectorがやばいですね。See You Smileは皆言ってるんで言いたくないですね(笑)。でも本当に良いバンドっす。 

 

ALTA : See You Smileは間違いなく意識してますね。皆バンド始める前から友達ってのもありますし。あとはMiles Awayは今後意識せざるをえないバンドになってくると思います。マジで曲がイケてる。あとは行橋のUNIVERSE LAST A WARDなんかもかっこいいと思いますね。 

 

RIK : AzamiとPRAISE、ハードコアだと福島のH8CALLがヤバいですね。 

 

ORII : 同郷のC-GATEですね。 

 

O:あとすいません、これだけは言わせてもらいたいんですけどC-GATEのHiroki(Dr)ってのがいるんですけど、俺より年下でドラム上手くて塩顔のイケメンで……(以下略)。そんなあいつが俺たちのライブが終わると、いつも「いや~OFFPACOさんやっぱ上手いですね!」って言ってくるんですよね……。いや、もうマジで絶対Hirokiにだけは負けない!これ書いといてください! 

 

半ば一方的な私怨が入りましたが()最後の質問です!ライブに来てくれてるキッズやこれからを担うバンドマンに対してメッセージをお願いします。 

 Y.S.K : 適当に行きましょう。 

 

ALTA : 俺ら以外見てなくて大丈夫です、俺らが一番かっこいいので。