そこに鳴る インタビュー 

そこに鳴る インタビュー 

そこに鳴る
メンバー(LtoR) : 藤原美咲(Ba/Vo) / 鈴木重厚(Gt/Vo)
HP : http://sokoninaru.com/
Twitter : https://twitter.com/sokoninaru_band
Facebook : https://www.facebook.com/sokoninarujp/

大阪発の超絶テクニカル・メタリック・ポップバンド、”そこに鳴る”。
2018年5月、前作から1年ぶりの新作『ゼロ』をKOGA RECORDSよりリリースする。本作の内容は、鈴木重厚 (Gt/Vo)と藤原美咲 (Ba/Vo)による個性的な和的歌唱、そして彼ら自身が今まで培ってたハーモニーや叙情性、そして超人的なテクニックが絡み合い、より初期衝動に忠実に、深化と進化を遂げたサウンドを聴く事が出来る。

今回TOPPA!!編集部は、彼らに対し、改めて彼らの得意稀な音楽へのルーツ、『ゼロ』リリースに関する逸話、近年の活動方針等、メールインタビューにて話を聞いた。

文 / そこに鳴る 編集 / 宮久保 仁貴


 

-TOPPA!!初登場という事で、改めて、お二人の自己紹介をお願いします。

 

鈴木:Gt/Voの鈴木です。2ndをリリースする直後にDrが失踪してしまってから2人で活動しています。塩が好きです。

 

藤原:Ba/Voの藤原です。ポムポムプリンが好きです。

 

 -バンド名の由来を教えて下さい。

 

鈴木 : 結成時、皆で携帯に好きな単語を打ち込んで、それを一斉に見せて組み合わせてこの名前になりました。危うく「アザヤカキヲク」というバンド名になりかけたことを覚えています。改めて、「そこに鳴る」でよかったです。

 

-「そこに鳴る」は活動当初より、圧倒的なテクニックと独特のポップさを融合した「メタリックポップワールド」な作風で数々のシーンにて話題を呼ばれているかと思います。お二人の音楽的ルーツを教えて下さい。

 

鈴木:バンドとしての大きなルーツは自他共に凛として時雨という認識で間違いないです。個人的にはちょっと切ない感じのJ-POPが好きで、中学生の頃はEvery Little Thingばかり聴いていました。Do As Infinity とかも。最近はさユりさんが好きです。

 

藤原:小学生の頃に井上陽水さんの音楽を聴いたことがきっかけで音楽に興味を持ちました。その後から色々な音楽を聴き漁るようになり、中高生の頃にBUMP OF CHICKEN、凛として時雨、9mm Parabellum Bullet、SLIPKNOT、THE FALL OF TROYといった私の音楽的価値観を形成するにあたって大きく関わるバンドたちと出会いました。その中でも、凛として時雨との出会いは私にとって人生最大の出会いですね。ベースを始めたきっかけも凛として時雨の345さんです。

 

-この度は新作ミニアルバム『ゼロ』リリースおめでとうございます!こちらの聴きどころをメンバー視点で教えて下さい。

 

 

鈴木:どの曲も色んな仕掛けが施してあります。イヤホンで聴いてみると、多分色んな発見があると思いますので楽しいかもしれません。ややこしい曲は構成覚えるくらい聴くと楽しいですよ。

 

藤原:かっこよくて、速くて、笑える6曲が集まったそこに鳴るらしさの詰まったアルバムになりました。二人の歌のハーモニーを楽しんでいただきたいです。

 

-本作の制作時の裏話等お聞きできればと思います。

 

鈴木:今回MV「掌で踊る」はKEYTALKのMVや、MY FIRST STORYの映画の監督をされている木村和亮さんにお願いしました。演奏シーンのみのソリッドな感じということでお願いしていて、実際思っていた通りかそれ以上の出来だったので、感謝感激霰でこざいます。

 

 

-本作のアートワークはどなたが担当されたのでしょうか?

 

鈴木:今回は小学校の時の先輩で、ずっと絵を描いてらっしゃる萬(よろず)さんにお願いしました。小学校の頃から漫画を描いてらっしゃる方で、その方の漫画をみんなでまわし読みする文化があったくらい昔から絵が上手かった方なんですが、何年か前に最近の絵を見て、そこから絵が刺さるイメージがずっと残っていて、今回その衝動的な感じが欲しいなと思っていたのでお願いするのことになりました。

萬(よろず) Twitter : https://twitter.com/yoroz_s

 

-話は脱線しまして、最近聴いた中でかっこいいと感じたアーティストを教えて下さい。

 

鈴木:その話をすると圧倒的にCö shu nieですね。何年も前に一度対バンしていて、去年の我々のリリースツアーの際にも出てもらったんですが、その辺りから仲良くさせてもらってて、実際関わると圧倒的な才を尚感じました。宇多田ヒカルや椎名林檎、凛として時雨に並ぶくらいの逸材だと思っています。

 

 

藤原: BiSです。去年に発表された「I can’t say NO!!!!!!!」という曲で初めてBiSの曲に出会って、そこから過去の曲も遡って聴きました。楽曲の良さはもちろん、歌声、コンセプト、全てが魅力的です。知れば知るほどときめきが止まらない、そんなアーティストです。

 

 

-近年はバンド活動と並行して、YouTube上にて「そこに鳴る軽音部」として、数多くの弾いてみた動画をアップロードされていますね。こちらを始められた経緯を教えて下さい。

 

 

藤原:「そこに鳴る」というバンドを少しでも多くの方に知ってもらうためにできることって何があるだろう?と、自分たちなりに何かできることはないかと考えたときに、コピバン動画を思いつきました。元々、メンバー皆、曲をコピーすることが好きだったので楽しみながらやっています。「そこに鳴る軽音部」きっかけで私たちのことを知ってくれた方が徐々に増えていて、中には私たちのCDを買ってくれた方もいて、とても嬉しいです。

 

-近年の関西の音楽シーンについて思う所を教えて下さい。

 

鈴木:我々がいるシーンもオルタナ寄りなところとラウド寄りなところをフラフラしていて、定まっていない感じがあるのでなんとも言えないんですが、自分がバンドを始めた頃よりも曲のクオリティが上がっていて、上手いバンドが増えたのかなと思います。それはYouTubeやサブスクリプションで当たり前のようにガンガン音楽を聴けるようになった影響なのかな、と思います。ただ、良くも悪くも初期衝動的なバンドが少なくなったというか綺麗にまとまったバンドが多くなっている印象です。

 

-バンドとしての今年の目標を教えて下さい。

 

鈴木:僕がやっている音楽は自分が高校生の頃に時雨や9mmが作っていたシーンの影響が色濃いと思うんですが、それから10年経って改めてそんなちょっとオルタナ寄りなシーンが覇権をとってくれたらと思っています。そんなシーンを今ハイブリッドにして改めて作っていく存在になりたいですね。今年というかこれからの目標みたいになってしまいましたけれども。

 

藤原:わたしも同じ意見です。今の音楽シーンをより面白くしたい。音楽の新しい時代を作っていきたいですね。

 

-今後の予定をお教え下さい。

 

藤原 : リリース前に、コンセプチュアルな自主企画ライブを二本開催します。東京編は先日終了しまして、残るは4/19(木)梅田Zeelaにて大阪編です。

 

 

 

このイベントのテーマも「ゼロ」と同じく「原点回帰」なのですが、私たちの活動初期からの楽曲が収録された1st E.P.「I’m NOT a pirolian」、2nd mini album「YAMINABE」を各会場にてそれぞれ全曲演奏するというイベントになっています。そして発売前の「ゼロ」より新曲も演奏します。

 

 

 

東京編では1st E.P.の曲を全曲演奏したのですが、ライブ終了後、物販スペースでお話ししたお客さんたちの目がキラキラしていて、楽しんでくれたんだろうなあというのが伝わってきて、とても嬉しかったです。「ゼロ」という作品をリリースする前に、みんなでアルバムの発売を待ちながらわくわくできるようなことができたらいいなと思ってこのイベントを企画しました。

リリース後は、6/11の福岡編を皮切りに全国8ヶ所のリリースツアーも予定しております。ツアーファイナルはそこに鳴るが初めて東京でライブをした会場である渋谷乙で、とあるバンドとツーマンライブを行います。各地素敵なゲストが出演してくれますので、少しでも興味があれば、ぜひ遊びに来てほしいです。

 

-それでは最後に、TOPPA!!読者へのメッセージをどうぞ。

 

鈴木:お初にお目にかかると思います。そこに鳴るです。今回のリリースを皮切りにシーンを作っていきたいと思っております。どうか目を離さぬようお願い申し上げます。

 

藤原:たくさんの人々に聴いてほしい作品ができました。まずはMVを観て、そしてもっと興味を持ってくれたら是非音源を手に取って、もっともっと好きになってくれたら嬉しいです。内容は間違いないので。よろしくお願い致します!

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