THOUSAND EYES インタビュー 

THOUSAND EYES (サウザンド・アイズ) 

メンバー(LtoR) : TORU(Gt) / FUMIYA(Dr) / DOUGEN (Vo) / KOUTA(Gt) / AKIRA(Ba) 

 HP : http://thousand-eyes.com/ 

Twitter : https://twitter.com/thousandeyeshm 

Facebook : https://www.facebook.com/ThousandEyesMetal/ 

再び若手・中堅バンドの活躍により、勢いを盛り返してきた日本のメタルシーン。その中でも、メロディック・デス・メタルバンドTHOUSAND EYESは自分の道を突き進み、唯一無二の存在として君臨している。  

2011年、当時LIGHTNINGのGtのKOUTA、そしてAFTERZEROのDOUGENの2人からTHOUSAND EYESは始まった。その後、メンバー変遷を経て、AKIRA(Ba / YOUTHQUAKE)、TORU(Gt / TEARS OF TRAGEDY)、FUMIYA(Dr / Unlucky Morpheus , Galneryus)が合流、一躍日本メタルシーンのエースプレイヤーが集結する事になった。過去、芸術品とでも言うべき2枚の傑作アルバム『BLOODY EMPIRE』、『ENDLESS NIGHTMARE』をリリースした彼ら。今年活動7年目を迎え、待望の新作『DAY OF SALVATION』を2月18日にリリースする運びとなった。 

今回TOPPA!!編集部は、3rdアルバム「DAY OF SALVATION」リリースにさきがけ、 改めて結成経緯やルーツなど、KOUTA(Gt)とDOUGEN(Vo)に対し、彼らの今昔を振り返るインタビューを実施した。 

取材・文 / 宮久保 仁貴  編集 / 松江 佑太郎   写真 / キセキ ミチコ(KISEKI inck) 


 

 -TOPPA!!初登場という事で、改めまして、THOUSAND EYES様の結成のきっかけと、そこから現在に至るまでの経緯を教えて下さい。 

 

KOUTA : 元々彼とは全然違うバンドでやってたんですけど、当時すごく仲が悪かったんです。 

 

-そうなんですか!意外です。 

 

KOUTA : DOUGENは見ての通り喧嘩っ早そうというか、渋谷でちょっと人とぶつかったぐらいですぐ喧嘩になって揉めちゃうような……。 

 

一同 : (笑) 

 

DOUGEN : 最近の話をしないで(笑)。 

 

KOUTA : ライヴハウスでちょっとぶつかったぐらいで、「なんだお前?」みたいな、そういう険悪な感じだったんです。 

ただ、前に僕が1枚だけアルバムを出したユニット(SUM RIZE)があって、それのライヴに出てもらったんですよね。その時に、打ち上げで意気投合しちゃって、「あれ?なんか、意外といいやつじゃん!」となりまして。ざっくり結成の経緯を言えば、そういうノリですね。 

 

DOUGEN : そうですね。お互いにライヴハウスシーンで前から活動していて、多少面識はあったんですけど、まあ当時は仲悪くて。KOUTAさんはモダンなことやってて、僕はオールドスクールなことやってて。それぐらい合わなくて仲悪かったんですけど、1回対バンさせてもらった時の打ち上げで意気投合しました。 

 そして、「メロデスプロジェクトをやりたい!」という話を彼にされ、僕に「Voをやってくれ!」と彼が言ったんです。最初はバンドでやるつもりは全くなかったんです。最初はデモを作って、CD-Rを100枚ぐらい刷って、知り合いとかに撒けばいいやみたいな、そういう軽いノリだったんですけど、なぜかいつのまにかこういう感じになっていたという……。きっかけはそんな感じです。 

 

KOUTA : CD作るからにはメンバー居ないとライヴも出来ないから、なんとなくメンバーを集めたり、出すからにはちゃんとレコード会社から出そうかという感じで、なんだかんだ気づいたらバンドになって、普通にアルバムをちゃんとSPRITUAL BEASTでリリースしていた、みたいなのがきっかけなんですよね。なんかふわふわっと……。 

 

DOUGEN : お互い、「最強のバンドを作る!」みたいなカッコいいバンドのエピソードみたいなのはないですね(笑)。 

 

KOUTA : まあこの人は喧嘩っ早かったってことで。ワイルドエピソードですよ(笑)。 

 

DOUGEN : いやいや、それはいいじゃないですか(笑)。そんなこと言ったらあれですよ、KOUTAさんは昔、新宿ANTIKNOCKの階段とかで寝てたんですよ。ベロベロに酔っぱらって。 

 

KOUTA : それは別にカワイイエピソードじゃん(笑)。 

 

DOUGEN : いやワイルドじゃん(笑)。ズボン半分ぐらい脱いで、泥酔してて、あとギターをブン投げたりしてて。 

 

KOUTA : まあ、ライヴでギタークラッシュするのがカッコいいんじゃないかと勘違いをしていた時代ですね(笑)。 

 

DOUGEN : さっき言ったモダンとオールドスクールっていうのが、ライブハウスに例えると、新宿ANTIKNOCK側と吉祥寺CRESCENDO側ってことになるんですよ。ライヴハウスシーンでは。そんな感じだったんですよね。 

 

KOUTA : どっちかというと、俺の好みでは、わりとオールドスクールなものが好きなのよ。 

 

DOUGEN : つるんでる友達が本当に……。 

 

KOUTA : 友達ではない(笑)! 

 

DOUGEN : 当時の彼の対バンが、僕は好きじゃなかったんですよ。 ただ、やってる音楽的には僕の方がモダンなんですけど(笑)。 

 

-そこからメンバー5人として活動を始めることになったと思うのですが、他の3人のメンバー様の加入の経緯はどのようなものだったのでしょうか? 

 

KOUTA : TORU(Gt)ちゃんはもともと、10年前ぐらいからライヴハウスで何度か会ったりして、知り合いだったんです。 

 

DOUGEN : さっき言ってたプロジェクト(SUM RIZE)のサポートギターもTORUがやっているんですよ。 

 

KOUTA :ギタリストが誰かもう1人必要だなと思った時、彼が真っ先に思い浮かびましたね。僕もともと友達がいなくて、知り合いも本当に少ないんですよ(笑)。 

 

DOUGEN : またまた~(笑)。 

 

KOUTA : 真面目な話をすると、テクニック的にもそうだし、僕が日ごろ何を考えて生きているかも彼はよくわかってくれているというのもあって、彼に頼みました。 

そして、BaはSNSで募集をボソッとつぶやいたら、AKIRAさんが、「やってもいいよ。」と連絡をくれたんですよ。 

 

-それは意外ですね。 

 

DOUGEN : 当時AKIRAさんはバリバリYOUTHQUAKEでやってまして、僕たちの中では怖いイメージだったんです。KOUTAさんがそのあと、「ちゃんと腹きめて2人でサシ飲みしてお話してくるよ……今日が俺の命日だ!」とかって言って……。 

 

KOUTA :やっぱり加入してもらうからには、ちゃんと説明してお互い納得じゃないですけど、しっかり方向性とか理解してもらってから加入してもらうのが筋だなと思ったんです。つぶやきに反応してくれた時、すぐ連絡を取って会って下さいってお願いしたんです。今日俺死ぬんだろうな、と思いながら1人で行ったんですけど……。 

 

DOUGEN : ビール瓶で頭殴られて……。 

 

KOUTA : 殴られてない(笑)。そして、なんやかんやでAKIRAさんの加入が決まりました。 今のDrのFUMIYAは2013年のツアーの時に加入しました? 

 

DOUGEN : 仙台のライブですよね? 

 

KOUTA : そうそう。1stアルバム『BLOODY EMPIRE』の時のツアーで、オリジナルドラマーのスケジュールがバッティングしてしまったんです。また、当時彼自身も諸々の事情でバンド活動を辞めざるを得ない環境にあったんです。そこで、急遽サポートでFUMIYAに叩いてもらったんですけど、その時の打ち上げでAKIRAさんが、「YOU加入しちゃいなよ!」って言って。 

 

一同 : (笑)。 

 

KOUTA : その言葉で即加入が決まって、それと同時に乾杯しました。感動的なシーンでしたね。 そのときDOUGENはEND ALLのSATOTSU(Ba&Vo)に絡まれていて……(笑)。 

 

DOUGEN : ウザ絡みされてまして。 

 

KOUTA : 裸にされて乳首を……(笑)。 

 

DOUGEN : だから加入の瞬間に俺は立ち合ってないんですよ(笑)。 こんな感じですね。そこから今までは不変でやってます。 

 

-ありがとうございます。それでは次の質問事項に……。 

 

KOUTA : ところでDOUGEN太った? 

 

DOUGEN : 太ってないですよ。俺痩せたって言われましたよ、この間ライヴやった時。 

 

KOUTA : 顔がパンパンだから気持ち悪いんだよ。 

 

DOUGEN : あ、昨日酒飲んだからじゃないですか。むくんでるんですよ。 

 

KOUTA : 肝臓大丈夫? 

 

DOUGEN : 大丈夫! 

 

一同 : (笑)。 

  

-話を戻しまして、各メンバー様の音楽にふれたきっかけと、激しい音楽に目覚めるようになったきっかけの2つを教えて下さい。 

 

KOUTA : 僕自身は……ちょっと難しいな。幼少期の、幼稚園に行くか行かないかの時期に、幼児教育用の音楽曲集とかあるじゃないですか。エーデルワイスとかああいう綺麗なメロディの音楽をしきりに聞いてたんですよ。あとは小学校1年生の時にピアノをちょっと習ってたんですけど、そこでクラシック音楽に触れたりしたことで、まず音楽が好きになっていったんです。それと並行して、小学生時代は近藤真彦とか光GENJIとか、普通にテレビで流れてるようなものを好んで聴いてたんですよね。 

 

DOUGEN : 歳がばれますよ(笑)。 

 

KOUTA : なんや(笑)!それで、最終的にロック的なものに目覚めたのがX JAPANです。X JAPANになる前のX時代ですね。「Silent Jealousy」を友達の家で聞いた時に、壁のこっちからこっちまで吹っ飛んで、すごい衝撃を受けて。それがいつだったか定かじゃないけど、小6か中1かな?たぶん中学生ぐらいだったと思います。 

 

DOUGEN : 僕はたぶんちょっと遅くて、音楽に触れ合うきっかけは小学校の給食の校内放送とかでTRFとかを聴いていました。当時は小室ミュージック全盛期だったので、普通に、「ああなるほど、いいな。」って感じで、そういうJ-POPを中1ぐらいの時まで聴いてたんです。 

激しい音楽に目覚めるきっかけに触れると、当時globeの1stアルバム『globe』を買ったんですよ。それが僕が中1の頃で、400万枚売れたやつなんですけど。そして、当時の中学校のクラスの友達が、氷室京介のベスト『SINGLES』を買ってて、交換してくれないかって言われたんですよ。「ああいいよ。」って言って交換して、氷室京介を聴いたら、「なんだこれ!?」ってなって。ヒムロックはJ-POPというよりは、かなりロックじゃないですか。そのベスト盤の14曲目の「VIRGIN BEAT」にガッツリはまってしまって、男の色気に気づきました。そこから激しい音楽に傾倒、それこそX、BUCK-TICK、LUNA SEAというルートを通って、HELLOWEEN、METALLICAなどを地元のCDレンタルショップとで借りて育ちました。その店はメタル系CDが結構多かったので、そこでジャケットを見て漁ったりとかしました。当時は他にもMEGADETH、SLAYERが好きで、我ながら正しい感じのメタルヘッドの道筋を通ったと思います。 

 

KOUTA : 正しい正しくないかって……。 

 

DOUGEN : 正しくないですか?あ、でもSONATA ARCTICAとか北欧メタルは不思議と一切通らなかったです。 

 

KOUTA : SONATA ARCTICAを聴いてる人は正しくないみたいな言い方はよくないよ(笑)!

 

DOUGEN : いや、そっちはそっちで大事ですよ(笑)。いろいろ別れるルートがあって、俺はスラッシャー側のルートに入っちゃったんです。 

  

-さて、次の質問なんですが、バンドとしての音楽的方向性やルーツを教えて下さい。 

 

KOUTA : まず作品としてしっかり作りこまれていて、且つ、ライヴでもちゃんと楽しめる。そういうアルバム作りを毎回目指しています。

 例えば、ただ激しいだけのバンドだったら、「ライヴでスゴイ盛り上がって汗かいて気持ちよかったぜ!」とか、それだけで終わっちゃうじゃないですか。THOUSAND EYESは、ライヴでも楽しめて、家で聴きこんでも楽しめる。その両方を取りたかったんですよ。

 僕は元々絶対メロデスじゃなきゃっていう感じではなかったんです。ただ、そういうライヴでの衝動性と音源での抒情性、深み、味わい、この2つを両方とっていけるようなスタイルっていうのを元々目指していたので、制作を進めていたら、結果として今の音楽スタイル・方向性になりました。 

 

DOUGEN : 一応僕たちはデス・メタルというジャンルの音楽をやっているんですけど、先ほど話したように、みんなルーツは意外とバリバリのデス・メタルだけじゃないんで、モッシュ・ピットやサークルのパートみたいなのは一切ないんですよ。例えば、IRON MAIDENの合唱パートでシンガロングして盛り上がってるイメージを1stから念頭に置いてましたっけ? 

 

KOUTA : IRON MAIDENが、というよりはJUDAS PRIESTみたいな感じかな。 

 

DOUGEN : ああ、JUDAS PRIESTみたいな、すいません。 

 

KOUTA : 今までもそうだし、今回リリースした「DAY OF SALVATION」はギターのメロディが歌えないようにわりと作ってあることも多いんですよ。どっちかというとヴォーカルラインを一緒に歌えるような作り方をしていますね。ボーカルはデス・ヴォイスなんですけど、不思議と歌心があるというか。これはDOUGENだからこそなし得る業なのかな、と毎回思います。 

 

-ありがとうございます。それでは、アーティストとして影響を受けた方はいらっしゃいますか? 

 

KOUTA : リフメイキングとかソングライティングっていう意味ではJUDAS PRIESTのGlenn Tipton、K.K.Downingとか、MEGADETHのDave Mustaine、BLACK SABBATHのTony Iommiからの影響はかなり強いですね。 

 リードギタリストでいうとMichael Schenker、Yngwie Malmsteen、Al Pitrelliかなと思います。他には、宮脇俊郎先生という、教則本など活躍されている方に弟子入りをしていたことがあったんです。まだまだ自分自身、勉強中ではあるんですけど、自分のプレイに、その方の影響が出ていたら嬉しいな、と日々思います。 

 

DOUGEN : 僕はあんまりヨーロッパの影響がなくて、ほぼほぼアメリカなんですよ。METALLICA、PANTERA、VISION OF DISORDER、MACHINE HEADとかですね。 

あとスウェディッシュ・デスのDISMEMBERとかは超影響受けてますね。ちょっとアンダーグラウンド趣味というか、よりエクストリームな方向がみんなよりちょっと僕の好きな度合いが高いと思います。 

 

-改めまして、自らのレーベル「BLOODY EMPIRE」立ち上げ、及び3rdアルバム『DAY OF SALVATION』リリースおめでとうございます!発売日が非常に待ち遠しいですが、今回収録されている楽曲の聴きどころをメンバー視点で教えて下さい。 

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KOUTA : まずは……DOUGENのヴォーカルですね。 

 

DOUGEN : (笑)。そんなことないじゃないですか。ギターのサウンドですよ。 

 

KOUTA : 非常に男らしい声、男っぽい声ですね。単なる、そこら辺の、クソみたいなヴォーカリストには出せないような……。 

 

DOUGEN : なんで俺が言ったみたいな感じにするんですか(笑)。 

 

KOUTA : 真面目に答えると、深みと表現力に富んだヴォーカルですね。 

 

DOUGEN : あと、ギターのサウンドにも今回は注目してほしいです。今回で3枚目のアルバムなんですけど、3rdを聴いてか1st、2ndを聴くと3rdのギターサウンドの圧倒的な完成度をわかってもらえると思います。僕ヴォーカルですけど今回のギターのサウンド超好きなんですよ。 

 

KOUTA : つまり1st、2ndのサウンドはゴミだと言いたいと……。 

 

DOUGEN : だから(笑)。1st、2ndもいいですけど、今回は特にギターのサウンドに注目して欲しいかなって感じです。 

 

KOUTA : あとリフの質感とかね。今までの作品はリフの感じが8分で刻む曲が多かったんですけど、今回はスラッシュメタル的な16分で刻むザクザク系のリフの曲は増えましたね。他に聴きどころとしては、今回はアコースティックギターをバッキングで薄く混ぜ込んだりしていています。何回も聴くことで新しい発見が出てくるような作品だと思うので、是非今までの作品も聴きつつ、今作をリピートして聴いてもらいたいですね。 

 

 -本作のRECはどちらで、そしてミックス・マスタリングはどなたが担当されているのでしょうか。 

 

KOUTA : レコーディング、ミックス・マスタリング関連は今までのアルバムと同じく、STUDIO PRISONERのHiroさんに担当してもらっています。 

STUDIO PRISONER URLhttp://www.studioprisoner.jp/

アートワークに関しては、今までと同じく漫画家兼Imperial Circus Dead Decadenceなどでも活動しているリブユウキ君に担当してもらいました。この2人にはいつもお世話になっています。 

リブユウキ Twitter : https://twitter.com/yuhkiicdd

 

-昨今は結成5周年記念のライヴであったりと、初の学園祭出演(法政YADORANG presents Burning Down Helios)など、バンドとして節目の出来事を迎えたり、新しい試みを行われたかと思います。 実際ライヴをしてみての感触はいかがでしたか。 

 

DOUGEN : 5周年記念ライブは単純に嬉しかったですね。5年やってきて、楽しみにしてくれたお客さんがあれだけ集まってくれたっていうのが非常に嬉しいです。あと個人的なことなんですけど、僕その前に入院してまして、復帰後のステージだったので、ちょっと感慨深いものがありました。 

 

KOUTA : あとは昔からの旧知の仲でもあるHONE YOUR SENSEがゲストとして出演してくれ、非常に感慨深かったです。 

 

DOUGEN : 法政の学園祭に関しては、僕たちの音楽性ってどちらかといえば共演者に比べてオールドスクールな感じじゃないですか。それが大学生という、モダンの極みなオーディエンスの前でプレイするという(笑)。でも、そういう人たちが暖かく迎え入れてくれたのは、ちょっとびっくりもしましたし、自信にもなりましたね。ちゃんと自分たちが信じていることをやって、いい楽曲、いい演奏、いい音、この3つさえやっておけば、時代の流行り廃りじゃなくてちゃんと響く人には響くんだな、というのが身をもってわかったし、本当に意義があると感じました。あと単純に、普通のライヴのお客さんとは学園祭はまたちょっと違うじゃないですか。新鮮なオーディエンスの反応からモチベーションも上がったし、楽しかったなってしみじみ思いましたね。 

 

-昨今のメタルやラウドシーンなどで、洋楽と邦楽共に、勢いあるなと思うバンド、それと今後のシーンでどういう音楽が流行りそうかなどを教えて下さい。 

 

KOUTA : 純粋に去年出たアルバムでFIREWIND結構良かったなとか、そういうのはあるんですけど、シーンに関して僕が発言するのは難しいところですね。

基本的に、他の人たちの活動に影響されるというよりは、自分は己が道を行くスタンスで活動しているんです。 

 

DOUGEN : 俺もどちらかというと若干こっち(KOUTA)側ですね。 各々のバンドで、シーンというか独立独歩でみんな活動してしかるべきだとは思うんですよ。 

意図的にシーンを作ることがいいのかどうかも正直分からないところがありますし。やっぱりお客さん的にも、好きなバンドを長い時間見たいって言うのが普通の自然な欲求だと思います。 

 

KOUTA : ただ、純粋にファン目線でいうと、例えばVeiled in Scarletのどんな新作出るのかな、とかそういうのはありますね。 

 

DOUGEN : その点だと、僕はビッグネームだと人間椅子とSONS OF TEXASですね!  あとは、法政の学園祭で共演したSable Hillsにはメタルを感じて「ウォーッ!」となりましたね。 

 

KOUTA : あとBLACK SWEETとか良かったてDOUGEN言ってたよね?

 

DOUGEN : あ、BLACK SWEET好きですね、大好きです。あの香ばしさというか……。 

  

-彼らは80年代あたりの匂いを今に持ってきてますよね。 

 

DOUGEN : すごいですよ。なんかほんとに、あいつらの音楽や文化的影響は80年代でスパッと止まっているというか(笑)。アイドルの話で浅香唯とかいきなり言われても分かんないですからね。Daichi(Dr)が浅香唯とか好きらしいっすよ。 

 

KOUTA : あ、そうなんだ。 

 

DOUGEN : 他にも荻野目洋子とかもすげぇ好きらしいっすよ。 

 

KOUTA : それはなんかまたあれだよね、大分拗らせてるよね(笑)。 

 

DOUGEN : 大分いってますね、奴は(笑)。荻野目洋子とか言われても、わかんねえから(笑)っていう。この他にもAlphoenixやMergingMoonあたりもファン目線で好きですね。 

 

KOUTA : OVERKILLの去年のアルバムも良かったですね。あとはMichael Schenkerのライヴが神でした。 

あと、これは余談になるんですけど、僕はASIAが大が700個ぐらいつくほど大ファンなんですが、元ASIAのJohn Payne(Vo)がアルバムを出すという話を聞いて、今1番注目しています。確か数年前にASIA Featuring John PaynePayneという名義でアルバムを出すということで、1曲YouTubeに上がったんですよ。「Seasons Will Change」という超名曲だったんですが、海外の配信限定で国内ルートでは音源を入手できず、アルバムも結局出なくてずっと悲しみに暮れてたんです。ところが今度のJohn Payneのアルバムにはその曲も収録されるらしいので注目しています。

 

 

  

-それでは、今後のTHOUSAND EYES様の予定を教えて下さい。 

 

KOUTA : 2月18日(日)に、新宿のディスクユニオンで一日店長をやります。 

 

DOUGEN : 俺もでしたっけ? 

 

KOUTA : そうだよ! あとは、発売日2月21日(水)に、タワーレコード新宿店でキャプテン和田さんを迎えてトークイベントを行います。こちらはタワーレコードの特定店舗での購入者特典のイベントです。

リリースツアーに関して言えば、3月31日(土)に大阪は西心斎橋Bigtwin Diner SHOVELでワンマン、4月1日(日)に名古屋は今池GROWでワンマン、4月6日(金)に東京のShibuya CYCLONEでワンマンを行います!4月6日はオープニングアクトがつくかもしれません。 

その後7月8日(日)に宮城のHooK SENDAIでもライヴイベントに出演し、そして、8月16日(木)にはShibuya TSUTAYA O-WESTでワンマンを行います!THOUSAND EYES史上最大の挑戦となるので、是非この日は観に来て欲しいですね! これらの諸々の詳細はHPにアップされていますので、チェックしてもらえると嬉しいです。

THOUSAND EYES HP : http://thousand-eyes.com/ 

 あ、あとDOUGENの重大なイベントあるでしょ。はいどうぞ! 

 

DOUGEN : あれは別にいいですよ(笑)! 

 

KOUTA : はいどうぞ! 

 

DOUGEN : じゃあ一応言いますよ(笑)。それで一生いじられる気がするんですけど(笑)。 僕3月10日(土)に、dues 新宿でヴォーカル講座、セミナーというのを軽い感じ、ゆるーい感じでやらせていただこうかなと。 

まあ本当よろしければ、気軽に来ていただければいいと思います。  

ディスクユニオン・ミュージックカレッジ:窪田道元 presents エクストリーム・メタル・ヴォーカル講座  URL : http://diskunion.net/metal/ct/news/article/4/71652 

 

-それでは最後に、バンド活動を始めるキッズへのメッセージをいただければと思います。 

 

KOUTA : んーと、友達と遊んでる暇があったら、自分の音楽を追及するといいんじゃないかな、と思います。

 

DOUGEN : じゃあちょっと、コントラスト的なことを逆に言っちゃっていいですかね?バンドはその反面、人と人との繋がりも重要なのでせっかくだから楽しんでやってほしいなと。ライヴハウスとかにちょこちょこ行ってるうちに、知り合いが出来て、その人たちの影響で新しい音楽も知るだろうし、自ら楽しんでやってもらえれば、自ずとこう、道が見えてくるというか。自分に一番適した活動方法がわかると思うので。 

 

KOUTA : そうですね。当然、僕自身も人と人の繋がりの中でTHOUSAND EYESが結成できています。それにはまず実力をつけることだと思います。実力も無いのに人脈ばかり追求するんじゃなくて、自分の音楽に集中して、自分を高めていくことで、自ずと人との繋がりもできてくると思います。