虎の子ラミー インタビュー

虎の子ラミー(読み方 : とらのこらみー)
メンバー(LtoR) : Risako(Ba/Cho) / マザー・ヤナギ(Vo/Key) / TKみほか(Dr/Cho) / ミズキ(Gt/Cho)
HP : http://toranoko-rammy.com/
Twitter : https://twitter.com/rammy_official
Facebook : https://www.facebook.com/rammytoranoko/

虎の子ラミーは2013年にミズキ(Gt/Cho)とマザー・ヤナギ(Vo/Key)を中心に結成された4人組のガールズバンド。活動当初より、ステージ・フロアを渾然とさせる奇想天外でパワフルなライブ運びとサウンドを放ち、「立体型サファリロックバンド」として、唯一無二の存在感を放っている。近年は2017年6月に新体制での活動をスタートさせ、同年7月にはJAPAN EXPO出演、そして今年2018年8月29日には代々木野外音楽堂にて、ワンマン公演「お前も虎になれ!〜4匹の虎が野外に放たれる時、真夏のスペシャル感謝祭〜」の開催を予定しており、破竹の快進撃を続けている。

今回TOPPA!!編集部は、彼女達に対し、改めて彼女達のグループの歴史、唯一無二の彼女たちの音楽的ルーツ、そして新作ミニアルバム『予期せぬ事態と必然の園』の聴きどころ等を聞くべく、メールインタビューを行った。

文 / 虎の子ラミー 編集 / 宮久保 仁貴 写真 / 齋藤タカヒロ


 

-TOPPA!!初登場という事で、まずはバンド結成の経緯を教えて頂けますか?

 

ミズキ : 私が以前所属していたバンドを解散する事が決まってから、ガールズバンドをやろうと思ったんです。そこから、知り合いに紹介してもらい、マザー(Vo)と当時のBaのちひろ、Drのなつほの4人でこのバンドを結成しました。

 

マザー : ただ、最初私はVoじゃなくてKeyで入っていたんですよね。

 

ミズキ:そうなんです。Voを探していたのですが、中々見つからなくて。前任Drがある時、「マザーカラオケ上手いしボーカルやってみたら?」という所から、マザーはVoになったんです(笑)。

 

マザー : 実はそうなのですよ(笑)。TK(Dr)は前任Drが脱退する前に、昔1度彼女が当時所属していたNyammyzと対バンした事があったんです。いざ虎の子ラミーからDrが抜けるとなった際、彼女に加入を打診した所快諾してくれました。Risakoは前任Baが脱退し、新たなメンバーを探していた時にTwitterで色んなバンドの「弾いてみた」動画を上げていたんです。それが回り回って、私のタイムライン上に出てきまして、実際それを見て「この子良いな……!」と思って誘いました!

 

-非常にユニークなグループ名ですよね。バンド名の由来を教えて下さい。

 

マザー : よく聞かれるのですが、ちょっとそれには深い理由がありまして……。
これだけは絶対答えられないんです……みなさんのご想像にお任せします(笑)。

 

-なるほど……承知しました!(笑)。
それでは、バンドとしての音楽的ルーツを教えて下さい。

 

ミズキ : 自分達は皆それぞれルーツが違うので、バンドとしては特にこれといってはないですね……ただ、それぞれ違ったルーツを持つからこそ、他とは違った音楽性を表現出来ているかと思います!これらのルーツを経由して、曲を作っていくうちに自然と今のスタイルになりました。自分たちのやりたい事を表現しようと日々努力しています!

 

-それでは、個性あるバンドの音楽性を更に掘り下げるべく、皆さん個人の音楽的ルーツを教えて下さい。

 

マザー : 昔からずっとテレビっ子だったので、日本の音楽J-POPを中心に聴いていました。宇多田ヒカルやYUKI、大塚愛やMr.Childrenなどが大好きで、昭和歌謡などもルーツになっていると思います。高校生に上がって軽音楽部に入ってからは体現的に音楽に触れるようになり、ミドリや毛皮のマリーズなどの感情的かつパンキッシュなバンドが好きになりました。これは今のライブパフォーマンスにかなり影響していると思います。

 

ミズキ : 私も昔はマザーと同じく、MステやHEY×3、うたばんなど歌番組をよく見ていたので音楽は色々聞いていました。ただ、ギターをちゃんとやろうと思ったきっかけとなったバンドは、D’ERLANGERですね。
人生で初めて見たライブがD’ERLANGERの日本武道館公演でして、それまでバンドにそこまで興味がなかったのですが、ライブを見たときの衝撃と感動は今でも鮮明に覚えています。

 

Risako : 小学生のときに兄が音楽プレイヤーをくれたんです。そこに入っていたのは、小学生には刺激が強すぎるマキシマムザホルモンが入っていました(笑)!ただ、一聴してどハマりしてしまいましたね!ホルモンもそうですし、私個人が影響受けたアーティストは、ホルモンが影響したバンド達ですね!どんどん掘り下げていくにつれ、RAGE AGAINST THE MACHINEに出会って衝撃を受けました。本当に痺れましたね。

 

TK : 初めてCDを買ったのも、初めてコピーしたのもロードオブメジャーです!ずっと聴いていました。プレイヤーとして影響を受けたのはtricotです。考え尽くされた楽曲とドラムに衝撃を受けて、tricotの元Drのkomakiさんに習いに行くほどでした。

 

-諸々ありがとうございます!皆さんのプレイスタイルに重なる要素をルーツから感じました。
それでは、この度は約3年ぶりの新作、2ndミニアルバム『予期せぬ事態と必然の園』リリースおめでとうございます!本作の聴きどころをメンバー視点でお聴かせください。

 

全員 : ありがとうございます!

 

マザー : 虎の子ラミーらしさは残しつつ新しい虎の子ラミーの形を音で表した自信作です。
個人的な所ですが、今回Track.5「1110」で初めて英詞の歌詞を一部歌っています。かなりレコーディングでも苦戦した部分なので、そこは是非聴いて欲しい部分です!

 

ミズキ : 虎の子ラミーの新たな1面を感じれる1枚になったかなと。
みんなそれぞれフレーズや歌詞にこだわりを持って作ったので、沢山、そして細かいところまで聴いて欲しいなと思います。

 

Risako : 個人で言うと、「ベースらしいベース」を弾きましたし、自分の個性も出たかなと。この作品にはメンバーの新しい技がいっぱい出てきて、個人的にも聴いてて楽しいです。全体で音楽聴くのも良いですが、それぞれどんなことやってるのかも聴いてみてください。

 

TK : 感情豊かで聴き応えのあるアルバムだと思います。曲の世界観に合わせて「自分にしか叩けないドラム」を盛り込みました!

 

-全体的に新しい挑戦が見られた本作かと思いますが、制作時における裏話をお聞きできれば、と思います。

 

ミズキ : 作曲はほとんど私がしていて、後はマザーが作っていたり、マザーと共作のものもあります。
アルバムのアートワークは、いつもお世話になっているカメラマンでもあり、虎の子ラミーのグッズやフライヤーのデザインもして頂いている齋藤タカヒロさんが担当してくださいました。5人目の虎の子ラミーといっても過言ではない程お世話になっている人です。いつも感謝してます!

齋藤タカヒロ Twitter : https://twitter.com/kiiroiro_22

 

マザー : Track.2「ゲゲゲのパクチー」は、スタジオ内で作曲をしている時に面白い歌詞を付けたいと思ってふざけて出たキーワードが『パクチー』だったんです。案外ハマったので採用になりました。虎の子ラミーの曲は結構こういう事があるので面白いです(笑)。歌詞を見ながら曲を聴けるのもCDを買う醍醐味だと思うので、是非歌詞にも注目して聴いて欲しいです!

 

 

Risako:今回のレコーディングエンジニアさんは私が虎の子ラミーに入る前からお世話になっているBAZOOKA STUDIOの大島さんにお願いしました。何でも言える仲でもあり、個人的にRECはしやすかったし、安心して録れましたね。

BAZOOKA STUDIO HP : https://bazookastudio.com/

 

-2018年4月21日を皮切りに、「全国グッドハプニングツアー!〜きっとどこかで繋がっていたんだ〜」がスタートしましたね。全国各所へのツアーとなりますが、こちらへの意気込みを教えてください。

マザー : この4人でのグルーヴをさらに高めるのと同時に、虎の子ラミーを好きな人が各地でもっともっと増えると良いなー!

 

ミズキ : たくさんの新たな出会いがあったら良いなと思ってます。そして、この4人で初めてツアーに行くので、お互いに高め合って、バンド全体で成長出来るように気合い入れてライブをやっていきます!

 

Risako : 虎の子ラミーに入ってツアーに行くのが初めてなのですが、楽しみでしかないですね。どんなハプニングがあるのか、これまで以上に1本1本のライブを本気でやります。

 

TK : 行ったことのない土地、ライブハウスに行くのが楽しみです!前回訪れたライブハウスも、現メンバーでツアーとして行くのは初めてなので、今の虎の子ラミーをぶちかましたいと思います!!!

 

-気合満点ですね……ありがとうございます!
少し話は変わりまして、最近聴いた中で皆さんが良いと思ったアーティストを教えて下さい。

 

マザー:竹原ピストルさんです!歌っている動画を見た時に思わず泣いてしまいました。何が悲しいとか楽しいとか以前に感情を揺さぶるギターと歌で、ただただかっこいいです!

 

 

ミズキ:ギタリストのDuranさんです。
前にDuranさんがやっていたMade in Asiaを見てからずっと憧れているのですが、ソロになってから出されたMVを見てとても痺れました!本当にかっこいいです!

 

 

Risako:邦楽だと「オメでたい頭でなにより」です。
個人的には、以前より赤飯さんとmaoさんの「歌ってみた」動画や「弾いてみた」動画をめちゃくちゃ見ていました。そのお2人がバンドを始めたと聞き、実際聴いたらものすごくカッコよかったので、今でもめっちゃ聴いてます。

 

 

TK : 『THE GREATEST SHOWMAN』のサウンドトラックはめちゃめちゃ良かったです。良すぎて映画館に2回観に行きました。バンドではSUPER BEAVERにどハマりしてます。

 

 

-本質的にエモさを持った音楽を皆さん聴かれているんですね!
去年を振り返るとどんな年でしたか?そして、今年の抱負を教えて下さい。

 

マザー : 去年の初めはまだメンバーが1人居ない状況でスタートして、自分達でもこれからバンドがどうなって行くのか分からなかったです。でも、がむしゃらに頑張ったJAPAN EXPO、沢山の人の応援で掴みとれた優勝、そして代々木公園野外音楽堂での無料ワンマンの決定……これから進んで行く道しるべとなる一年だったなと思います。私達がライブ前に必ず言う合言葉、「みんなで虎の子ラミー!」。この言葉のように、今年はもっともっと虎の子ラミーというチームを各地で大きくして行きたいです。

 

 

Risako : 去年はもう凄かったですね(笑)。正式加入して1発目のライブがフランスで行われたJAPAN EXPOでしたからね。でもとてもいい経験でした。言葉は通じないかもしれないけど、音楽でいくらでも繋がれるんだなぁ、と。

次に虎の子ラミーでの大きいステージだと、8/29の代々木公園ワンマンですね。野外で大きいステージなのでどんなことしようかと虎の子ラミーで企んでます。楽しみにしていて下さい!

 

TK : 2017年1発目のライブでマザーの肋にヒビが入る事故があり、波乱の幕開けでした(笑)。Risakoがサポートしだすまでの3ヶ月間、たくさんの方々に支えてもらった事もあり、周りの暖かさを再確認出来た年でした。支えてくれた方々への感謝祭ということで、8月に代々木野外音楽堂でワンマンライブをやります。感謝祭だけでなく、売れることが恩返しだと思ってるので、高みを目指すことが今年の目標です。

 

ミズキ:みんなが言ってくれていますが、去年は本当に色々な事があった1年だったな、と思います。辛い事苦しい事もありましたが、それと同時に沢山の方に応援してもらい支えてもらっているなと改めて感じる事が出来ました。今年は去年よりも大きくなって、応援してくださってる方々に恩返しをしていきたいです!

 

-皆さんの決意が伝わって来ました!それでは最後に、TOPPA!!読者へのメッセージをどうぞ。

 

TK : 最後まで読んで頂きありがとうございます!虎の子ラミーが気になった方はライブハウスでお会いしましょう!

 

Risako : 初めましての方は初めまして!初めてではない方は……おはようございます!読んでくれてありがとうございます。少しでも興味がありましたら曲を聴いてみて下さい。よかったなと思ったらライブ来てみて下さい。ただそれだけです。よろしくお願いします。

 

ミズキ : 日頃の鬱憤を虎の子ラミーのライブで一緒に吹っ飛ばしましょう!
ライブハウスで待ってます!

 

マザー : 虎の子ラミーはライブを観て頂いてなんぼのバンドです!一緒にライブハウスで遊びましょう!