NEMESAN(ねめさん / SALTY DOG Dr)
Twitter : https://twitter.com/NxExMxExSxAxN
Band HP : http://saltydog-japan.com/
Band Twitter : https://twitter.com/saltydog_band
Band : Facebook : https://www.facebook.com/saltydoghorror/
2014年2月、SALTY DOG加入後、そのスキルの高さと華やかなパフォーマンスから、各所で話題を呼んでいるドラマー、NEMESAN(ねめさん)。
個人としては過去KNOTFEST JAPAN 2016、OZZFEST JAPAN 2015、SUMMER SONIC 2015-2016、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017出演。近年は岡崎体育のサポート業_等でも知られ、現在名実ともにUNDER25世代のドラマーの中でもトップクラスの実力を誇る事間違い無し!
SALTY DOG加入から約3年が経った今、Dr.NEMESAN(ねめさん)初のパーソナルインタビュー敢行!
取材・文 / 宮久保 仁貴 編集 / yuma 写真 / ヤマダマサヒロ
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–音楽的な経歴を教えてください。
NEMESAN :中学の入学式に、吹奏楽部でドラムを叩いている人を見て、興味を持って吹奏楽部に入りました。ただ、下級生だったので好きなパートが選べず、ドラムではなく、別の打楽器を担当していました。2年くらい部活を続けた後、 中学3年生の時に電子ドラムを親に買ってもらい、そこから本格的にドラマーとしてのキャリアがスタートしました。
そこから高校に入り、文化祭をきっかけにバンドを組もうと思い、
高校2年生の頃にインターネットでメン募サイトを見つけました。
そこで、「学校の外でもバンドできるんだ。」と思って、そこから様々な人たちと会い、
何バンドか組みました。その中の一つのバンドで、オムニバス形式の企画盤に参加、それが全国流通でCDが発売されました。そのバンドでは、大学生の頃にもう一枚自主でCDをリリースしました。
その後、そのバンドを僕が脱退し、サポートなどでちょいちょいドラムをプレイしていだんですが、大学1年生の終盤にSALTY DOGに誘われて加入しました。
-SALTY DOGのメンバーとの出会いの経緯を教えて下さい。
NEMESAN : GtのKENTとは、高校時代に違うバンドをやっていた時に出会いました。また、KENTの大学の先輩がBaのTOMOYAでした。彼らと出会った頃、SALTY DOGのドラムはサポートで、何回かドラムとして誘われていたんですが、他のバンドの事もあり、ずっと断っていました。
そこから1年半〜2年後に、SALTY DOGのCDが全国流通する事になったんですが、その時に前任のドラムが抜けてしまいました。当時、僕自身もフリーの状態であり、再度誘ってもらって二つ返事でOKしました。
–最近の個人としての活動について教えてください。
NEMESAN : そうですね、最近ですと岡崎体育の「感情のピクセル」PV撮影やRock In Japanでのライブでの「感情のピクセル」演奏に参加しました。
この話を振られたきっかけが、SALTY DOGで対バンしたバンドのマネージャーの方から人づてで紹介してもらった形になります。
「コンペの形にはなると思うけれど、通ると思うから」と言われて。 そこから運良く通って。
選考の際、担当の方から、こういうドラマーがいい!という事で、たまたまパッと思いついたのが僕だと言ってもらえました。そこは自信につながっています。
あとはSALTY DOGで一緒に対バンでやっていたバンドからも誘われてサポートでちょいちょい叩いています。それこそ、ヴィジュアル系からラウド界隈まで手広くやっています。
–音楽的ルーツを教えてください。
NEMESAN : 僕は小学生の頃からJPOPをよく聴いていまして、当時の僕の世代で言ったUverworldとかいきものがかりとかをよく聴いていました。
中学生の頃に東京事変にはまって、ドラム始めてからは東京事変のコピーをよくやっていてました。その頃は変な話、メタルとかラウドとか耳に抵抗がありました。ただ、高校2~3年の頃ARCH ENEMYのライブ映像を見て すごい感動というか、「あ!こういうのやってみたいな!」って思い、そこからツインペダルと か使い始めて、いつのまにかラウド系バンドのドラマーになっていました笑。
–個人的なヒーロー、リスペクトしている人はいらっしゃいますか?
NEMESAN : CROSSFAITHのDr.Tatsuさんが一番で、バリバリ影響受けてますね。 高校2年の時、タツさんのドラム 映像がTwitterでバズっていて、 映像とかを追いかけていましたね。
その後、ちょうど高校3年の頃に”MONOLITH”のPVが出て、完全に彼のドラミングにハマりました。
–昨今のラウドシーンで、このバンドがこれから来る!などあれば、教えてください。
NEMESAN :Survive Said The Prophetとa crowd of rebellion、そしてヒステリックパニックだと思います。 2年〜3前にSALTY DOGと同じ界隈にいたバンドで、本当に彼らの勢いが止まらないなって思っています。
いわゆる玄人向きって言われていたSurvive Said The Prophetの様な本格派バンドが、最近世に出てきた感じはあります。
ラウドシーンに限って言えば、昔ほどシーンは盛り上がっていないのかもしれないですけど、 バンド単体で見たら良いバンドはいっぱいいるし、先ほど挙げた3バンドのように、良いバンドは良いバンドとして売れるんだな、と思います。
–最近の活動の指標、目標、予定を教えてください。
NEMESAN : SALTY DOGとしてデビューした頃は、如何にSALTY DOGのDrとして、華やかなドラミングをして、お客さんを沸かせるか、という事に注力していました。ただ、最近はサポート業での活動が多い為、華やかなドラミングもそうですが、より内面やスキルを磨いていければと考えています。
具体的に言えば、ドラマーとして必要とされる自分はどんな者なのか、どういう方向性で練習していいか、を良く考えています。昔に比べてドラムに真摯に向き合う時間が増えました。
結局、何事もそうだと思いますが、頑張るベクトルがしっかり見えないと、未来に繋がらないと思うんです。例えば、僕自身が焦点を絞らず漠然と頑張っていては、僕のドラムに何かを感じてくれて発展させていった僕の下の世代にはいつの日か負けてしまうと思うんです。そういう意味で、外面も勿論、内面的な面も常々見つめ直して日々練習を重ねています。
–最後に若いキッズやバンドマンへのメッセージをお願いします。
NEMESAN : 僕も歳が上の方ではないので偉そうなことは言えないんですが (笑)。 ただ、個人的に言えるのは、SALTY DOGとしてここ3~4年入って色々やってきた中で思ったのは、いかに自分の感覚を研ぎ澄まして物事を判断したりとか、行動したりすることが大事なのかを感じました。
いわゆる流行り物を取り入れて、これは流行る!とか目先のことって誰でも出来ると思うんですよね。ただ、自分の持ってる経験とか努力の仕方って個々それぞれやっぱり違うじゃないですか、それこそ生きてきた過程とかでそれぞれ異なるというか。そういう諸々の生き様を引っくるめた上で、自分色で物事を判断、発言したり、どういうプレイをしたいのかを感覚でキチンと判断できる人間がのし上がっていくと思います。
そして、そういった尖った表現が世の中に新しいものだ、と認められて評価されていくと思います。
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