Sable Hills(セイブル・ヒルズ)
メンバー : (LtoR) Taiju(Sup.Dr) Takvmi(Sup.Gt) Takuya(Vo) Kodai(Ba) Rikuto(Gt)
Twitter : https://twitter.com/sablehills_
Facebook : https://www.facebook.com/sablehillsweb/
Instagram : https://www.instagram.com/sablehillsofficial/
Bandcamp : https://sablehills.bandcamp.com/
2015年、VoのTakuya、及び弟でGtのRikutoが日本のラウド・メタルコアシーンに新たな風を吹かすべく、度重なるプリプロダクション・メンバー選定の末、新バンド”Sable Hills”を結成、活動を開始した。
近年、abstractsとの共催ツアー” THE NEW REALITY TOUR “東京・大阪公演をソールドアウトさせ、来たる2017年10月には、Crystal Lake pre.True North Festivalに出演予定など、破竹の快進撃を続けるSable Hills。
そんな彼らに、TOPPA!!編集部は彼らの成り立ちやルーツについて、コアメンバーであるVo.Takuya、Gt.Rikuto、Ba.Kodaiにインタビューを試みた。
取材・文・編集 / 宮久保仁貴 写真 / Masaya Fukuda
-Sable Hills様結成の経緯、今までに至る経歴を教えて下さい。
Takuya : プロジェクト自体が始まったのは2014年末になります。前にやっていたバンドが解散後、弟のRikutoと新しくバンドを立ち上げようと考えていました。始動までの期間中、自分とRikutoと、そして今はabstractsで活動しているKaiの3人で曲のアレンジを行いつつ、それと同時に、複数の方とスタジオに入って、フィーリングの合う方を探しました。その結果、Kodaiが加入する事になりました。そして、2015年春には、曲・メンバーも出揃い、正式な活動を開始しました。
–最近ex.Dear EleganceのGt.Takvmi君やFalling AsleepのDr.Taiju君がライブサポートで参加されていますね。こちらの人選はどのように選ばれたのでしょうか?
Rikuto : 僕ら自身、カッコよくてクールなプレイヤーを探していました。その中で、元々彼らのプレイスキルの高さを知っていたので、こちらから声をかけました。
Takuya : あと、前任のKaiの推しもあったよね。
–今年はBLOODAXE FESTIVAL 2017に出演し、バンド史上最大規模のステージに立たれたかと思いますが、実際プレイしてみて感触は如何でしたか?
Kodai : 今まで感じた事のない空気感を感じましたね。
Takuya : ステージの広さに驚きましたね。
Rikuto : 今まで僕達がプレイした会場で、それまではTHE NEW REALITY TOURのファイナル公演でプレイした渋谷CYCLONEが、バンドとして経験した最大規模の会場でした。そんな中、BLOODAXE FESTIVAL 2017に出演して、ステージの大きさに驚きましたし、そんな大舞台においても自分たちの最大限のスキルを引き出せた事を誇りに思っています。あと、感動した事が一つあって、ステージのスクリーンに出演する毎に一つ一つバンドのロゴが切り替わって、勿論僕たちのロゴも大きく表示されました。今までこんな経験がなかったので、自分達もここまで来たか……!と感動しました。
Takuya : 確かにね。始動して2年で、ここまで来る事が出来たんだと実感しました。
-10月21日に出演予定のTRUE NORTH FESTIVALは更に大きな会場の新木場STUDIO COASTでの出演になりますが、こちらの意気込みなどありますか?
Takuya: 当日来てくれた人達に、”メタルコアとはなんぞや”という事を証明したいですね。それが一番です。
Rikuto : 本当に多くの人に見てもらえる事が嬉しいですし、今まで以上のライブを見せたいですね。BLOODAXE FESTIVAL 2017でバンド史上最大キャパでのライブを経験させて頂いたので、今回は更にパワーアップしたライブを見せられるかと思います。
Takuya : 自分たちがよくプレイしているライブハウスとは、また違った見せ方の必要があると思うので、より多くの人を沸かせるパフォーマンスをしたいですね。
-Sable Hillsのバンドとして、そしてメンバー個々人の音楽的ルーツを教えて下さい。
Rikuto : 楽曲に関して、僕が全部母体を作りまして、メンバーに聴かせて、アレンジを重ねる形を採っています。元々僕達自身はメタルコアを自称していますが、その中でもメタル・メロデス寄りのプリミティブなメタルコアをベースに、モダンさを取り入れたサウンドを模索しています。それこそバンドとして影響を受けているバンドは、大御所のAs I Lay DyingやUnearthなどです。
Takuya : 兄弟という事で話しやすいという事もあって、細かいニュアンス、それこそギターフレーズの刻み、ドラムのフィルの差し引きだとか、ほぼ毎週のようにアレンジのやりとりを行っています。LINEも電話でもそうですし、直接会って話したりもします。その上で、他のメンバーとスタジオで合わせて、更にプリプロを重ねているので、アレンジを行う回数は非常に多いです。
–今の時代、シーンにポストハードコア寄りのメタルコアが増えて来ましたが、その中でもSable Hillsは過去、そして最新のバンドのニュアンスも上手く取り入れつつ、曲が非常に作り込まれていて、新しく”メタルコア”というジャンルをブラッシュアップさせているように感じます。
一同 : ありがとうございます。
Takuya : 今ライブハウスに来ている若い子達は、そもそもメタルコアってどういう音楽なのか、例えばメロデスなどからのルーツがあって、という事を知らない子が多いと思います。逆に言えば今のシーンがすごく細分化していると思います。そういった子達は、PanteraやSlayerの名前は知っているんですが、話を聞いてみると実際どういう音楽か聴いた事がなかったりすることもありまして、それはすごく勿体無いと思います。数々の海外バンドもそうですし、国内だと僕達の先輩格であるCrystal LakeやCrossfaith、Coldrainなども過去のルーツをたどった上で作曲・プレイしているはずなので。そういった意味で、先人のルーツを継承したメタルコアバンドとして、”Sable Hillsの音楽を聴けば、これがメタルコアなんだ” とお客さんに是非体感してもらいたいです。僕らの音楽を聴いて、少しずつでもいいので、このシーンもといメタルのルーツを含めて好きになって欲しいですね。これがSable Hillsの目標です。
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